木村 三郎/著 -- 中央公論美術出版 -- 2018.1 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /723.3/6181/2018 7110230912 配架図 Digital BookShelf
2018/04/21 可能 利用可   0

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ISBN 4-8055-0850-3
ISBN13桁 978-4-8055-0850-3
タイトル フランス近代の図像学
タイトルカナ フランス キンダイ ノ ズゾウガク
著者名 木村 三郎 /著
著者名典拠番号

110002122310000

出版地 東京
出版者 中央公論美術出版
出版者カナ チュウオウ コウロン ビジュツ シュッパン
出版年 2018.1
ページ数 430p 図版12p
大きさ 26cm
価格 ¥25000
内容紹介 フランス近代において常に美術史の中心にあった画家ニコラ・プッサン。彼を軸に、神話図像、宗教図像、歴史図像といった視点から、フランス17世紀の絵画における図像表現のありかたと、18世紀におけるその受容を論じる。
書誌・年譜・年表 文献:p389~416
一般件名 美術-フランス-歴史-近代-ndlsh-01118480,図像学-00574967-ndlsh
一般件名カナ ビジュツ-フランス-レキシ-キンダイ-01118480,ズゾウガク-00574967
一般件名 絵画-フランス , 図像学
一般件名カナ カイガ-フランス,ズゾウガク
一般件名典拠番号

510572220300000 , 511021900000000

分類:都立NDC10版 723.35
資料情報1 『フランス近代の図像学』 木村 三郎/著  中央公論美術出版 2018.1(所蔵館:中央  請求記号:/723.3/6181/2018  資料コード:7110230912)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153145715

目次 閉じる

序章
  一 目的
  二 方法
第Ⅰ部 本書の方法
第1章 パノフスキー著「ニコラ・プッサン作《アルカディア》論」における類型分析
  一 先行研究と問題の所在
  二 論文の誕生まで
  三 先行研究の理解と咀嚼
  四 パノフスキーの研究の新知見は何か
  五 一九三六年版と一九五五年版の違い:パノフスキーが改訂した根拠は何か-草稿としての一九三六年版
  六 結論
第2章 フランスの新世代の研究者たち
  一 カタログ美術史-美術館収蔵絵画・素描・版画作品目録
  二 批評史
  三 図像学
  四 コレクター(美術保護)史
  五 王立絵画彫刻アカデミー史
第Ⅱ部 神話図像
第3章 ルネサンスからバロックにかけて描かれた《アポロとダフネ》の図像展開
  一 文学上の典拠
  二 先行研究と問題の所在
  三 表現上の五つの類型
  四 結論
第4章 版画家ブリオ
  一 はじめに
  二 版画家イザーク・ブリオについて
  三 イザーク・ブリオの主要な版画作品
  四 結論
第5章 プッサン作《アポロとダフネ》(ミュンヘン、アルテ・ピナコテーク蔵)
  一 作品の基礎情報
  二 アンドレーゼンからパノフスキーへ-ドイツと英米においてなされた、プッサン作《アポロとダフネ》を巡る神話画研究
  三 作品記述と問題の所在
  四 図像展開-二つの類型
  五 プッサンの絵画における、ねじれた人体から側面の人体への変容
  六 結論
第6章 コンティ著『神話の手引き』
  一 コンティの生涯
  二 コンティの著作
  三 コンティ著『神話の手引き』がフランスへもたらした影響
  四 ナターレ・コンティに関する文献
第Ⅲ部 歴史図像
第7章 ラ・ヴリリエール邸ギャラリーとローマ古代史を描く歴史画
  一 ラ・ヴリリエール邸-先行研究と問題の所在
  二 コレクションの形成
  三 ラ・ヴリリエール邸ギャラリーとイタリア趣味
  四 コレクションのその後
  五 ラ・ヴリリエール邸関係文献
  六 資料
第8章 プッサン作《カミルスとファレリイの教師》(ルーヴル美術館蔵)
  一 先行研究と問題の所在
  二 文学上の典拠
  三 《カミルスとファレリイの教師》を主題とした作例の図像展開
  四 結論
第Ⅳ部 宗教図像
第9章 プッサンとヴィーリクス
  一 はじめに
  二 プッサン作《シモンの家での食事》
  三 古代ローマを手本にした時代考証の趣味-素描との比較から
  四 十六世紀イエズス会系版画が示す、閉鎖空間を描く美意識-ヴィーリクスからプッサンへ
  五 結論
第10章 フェリビアン著「シャンパーニュ伝」
  一 先行研究と問題の所在
  二 アンドレ・フェリビアン著「フィリップ・ド・シャンパーニュ伝」の邦訳
第11章 シャンパーニュ作《煉獄の魂を救い出す勝利するキリスト(通称・煉獄の魂)》
  一 作品の基礎情報
  二 作品記述
  三 E・マールとB・ドリヴァルによる先行研究
  四 十六世紀末~十七世紀前半における「煉獄」の表現-アントワープからパリへ
  五 フィリップ・ド・シャンパーニュとグエルチーノの《煉獄の魂》
  六 「勝利するキリスト」図像の展開
  七 傲然たるキリストとは何か
  八 結論
第Ⅴ部 受容史
第12章 プッサンを見るディドロ
  一 先行研究と問題の所在
  二 ディドロが見ることができたと考えることができる、プッサンの作品
  三 プッサン作《アハシュエロス王の前のエステル》を見るディドロ
  四 プッサン作《アルカディアの羊飼いたち》を見るディドロ
  五 結論-ディドロのフランス十七世紀絵画批評史についての教養
第13章 ダヴィッド作《テニス・コートの誓い》とプッサン
  一 ダヴィッド作《テニス・コートの誓い》について
  二 プッサン作《マナの収集》と群像構成理論
  三 ダヴィッドと群像構成理論
  四 結論-前景二分法の試みとゆきづまり
第Ⅵ部 寓意図像
第14章 フランス近代における《慈愛の寓意》と炎の図像
  一 リーパ、並びにボードワン作《慈愛の寓意》-十七世紀
  二 グラヴロ作《慈愛の寓意》-十八~十九世紀前半
  三 結論
第15章 版画家ドゥビュクール
  一 先行研究と問題の所在
  二 ドゥビュクールとその青春時代-絵画制作から版画制作へ
  三 ドゥビュクールが制作した版画の主要作品
  四 結論
第16章 フランス革命期における「友愛」の図像
  一 先行研究と問題の所在
  二 《友愛の図像》とは何か
  三 結論
結論