水野 忠尚/著 -- 早稲田大学出版部 -- 2018.3 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /331.2/5172/2018 7110231339 配架図 Digital BookShelf
2018/04/13 可能 利用可   1
Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-657-18801-4
ISBN13桁 978-4-657-18801-4
タイトル プレデール立地論と地政学
タイトルカナ プレデール リッチロン ト チセイガク
タイトル関連情報 経済のグローバル化と国家の限界
タイトル関連情報読み ケイザイ ノ グローバルカ ト コッカ ノ ゲンカイ
著者名 水野 忠尚 /著
著者名典拠番号

110007323570000

出版地 東京
出版者 早稲田大学出版部
出版者カナ ワセダ ダイガク シュッパンブ
出版年 2018.3
ページ数 7, 252p
大きさ 22cm
シリーズ名 早稲田大学エウプラクシス叢書
シリーズ名のルビ等 ワセダ ダイガク エウプラクシス ソウショ
シリーズ番号 011
シリーズ番号読み 11
出版等に関する注記 アンドレアス・プレデールの肖像あり
価格 ¥3500
内容紹介 戦前そしてナチス時代から戦後の欧州統合論に至るまで、政治と経済の関係を論じ続けたプレデール。ドイツを代表する経済学者の理論を分析し、混迷する現代に秩序をもたらす手がかりを見出す。
書誌・年譜・年表 文献:p225~235
個人件名 Predöhl, Andreas,(1893-1974)(001286525)(ndlsh)
個人件名カナ プレデール アンドレアス
個人件名原綴 Predöhl,Andreas
個人件名典拠番号 120002940700000
一般件名 経済地理-00565463-ndlsh,地政学-00573080-ndlsh
一般件名カナ ケイザイチリ-00565463,チセイガク-00573080
分類:都立NDC10版 331.234
資料情報1 『プレデール立地論と地政学 経済のグローバル化と国家の限界』(早稲田大学エウプラクシス叢書 011) 水野 忠尚/著  早稲田大学出版部 2018.3(所蔵館:中央  請求記号:/331.2/5172/2018  資料コード:7110231339)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153145896

目次 閉じる

序章▷プレデールとは何者か
  第1節 本書の目的
  第2節 プレデールの略歴とキール世界経済研究所
  第3節 プレデールの統合思想の背景
  第4節 プレデール理論の概要
  第5節 本書の構成
第1章▷テューネン孤立国の社会モデル
  第1節 孤立国の概要
  第2節 交通の役割と孤立国の拡張
  第3節 工業生産に対する課税効果
  第4節 孤立国の社会における分配の問題
  第5節 テューネンの理想社会と現実への処方箋
  第6節 合理性に基づいた社会
  付録 自然賃金の農場モデル
第2章▷リストの立地空間と世界連邦
  第1節 領邦国家から国民国家,そして世界連邦へ
  第2節 普遍的な経済合理性と歴史から生まれる国民経済学
  第3節 経済発展段階論と重商主義批判
  第4節 政策と政治空間
  第5節 リストにとっての経済空間
  第6節 交通の発達と貿易
  第7節 リストの最終目標
第3章▷ヴェーバーの経済地理学批判と現実的理論
  第1節 『工業立地論』と経済発展
  第2節 ヴェーバーの経済地理学批判
  第3節 ヴェーバー純粋理論に対する批判と現実的理論
  第4節 現実的理論への手掛かり
  第5節 純粋理論と現実的理論
第4章▷プレデールのヴェーバー批判とレッシュの見方
  第1節 古典的工業立地論としてのヴェーバー
  第2節 ヴェーバーの貿易政策論
  第3節 リストの世界連邦とヴェーバーの欧州生産力の連邦
  第4節 プレデールとレッシュの評価
第5章▷国際分業をめぐるハーバラー,レオンティエフとの違い
  第1節 プレデールとハーバラーの議論
  第2節 レオンティエフとの視点の違い
  第3節 2つの流れに分かれる立地論
第6章▷プレデールの経済空間と政治空間の統合理論
  第1節 戦前と戦後の連続性
  第2節 プレデール理論に影響を与えた思想
  第3節 経済空間と国家空間
  第4節 プレデール理論体系の集大成Außenwirtschaft(『世界経済論』)
  第5節 「世界経済の集中の極」における欧州の国家空間
  第6節 経済空間の連続性
第7章▷ナチス広域経済圏構想におけるプレデール
  第1節 世界経済の行き詰まり
  第2節 ナチス大空間経済構想
  第3節 フンク声明とアウタルキー政策を補完する貿易・決済制度
  第4節 共鳴する思想と中立性
第8章▷プレデール立地論と地政学
  第1節 立地論とアウタルキー
  第2節 戦時下の日本における誤解
  第3節 学問としての地政学との近似性
  第4節 時代に流された日本の立地論
第9章▷プレデールの欧州統合論
  第1節 ドイツ経済思想における欧州統合
  第2節 プレデールの欧州統合論と経済政策
  第3節 プレデールの空間認識の独自性
  第4節 現実の欧州統合
第10章▷プレデール理論の残された課題
  第1節 世界経済の環境変化
  第2節 プレデール後継者たちの理論展開
  第3節 ゆらぐ第3の「集中の極」の捉え方
  第4節 レンパーによるプレデール理論の解釈
  第5節 プレデール理論の限界と課題
終章▷本書のまとめ
  第1節 立地の合理性と国民国家
  第2節 欧州生産力の連邦と国家という2つの視点
  第3節 プレデールの空間統合理論
  第4節 プレデール理論の評価と課題
  第5節 現実との接点