重本 直利/編著 -- 晃洋書房 -- 2018.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /335.1/6142/2018 7110180089 配架図 Digital BookShelf
2018/03/30 可能 利用可   0

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ISBN 4-7710-3029-9
ISBN13桁 978-4-7710-3029-9
タイトル 社会共生学研究
タイトルカナ シャカイ キョウセイガク ケンキュウ
タイトル関連情報 いかに資本主義をマネジメント(制御)していくか
タイトル関連情報読み イカニ シホン シュギ オ マネジメント セイギョ シテ イクカ
著者名 重本 直利 /編著, 篠原 三郎 /編著, 中村 共一 /編著
著者名典拠番号

110001512010000 , 110000486840000 , 110003185300000

出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2018.3
ページ数 16, 415, 22p
大きさ 23cm
シリーズ名 龍谷大学社会科学研究所叢書
シリーズ名のルビ等 リュウコク ダイガク シャカイ カガク ケンキュウジョ ソウショ
シリーズ番号 第121巻
シリーズ番号読み 121
価格 ¥6500
内容紹介 21世紀初頭のグローバル化する現代社会という現時点にたち、「企業と社会」のあり方を問う。2014年度~2016年度の龍谷大学社会科学研究所の共同研究プロジェクトの成果を編集したもの。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p7~22
一般件名 連帯経済-001261485-ndlsh
一般件名カナ レンタイ ケイザイ-001261485
一般件名 企業と社会
一般件名カナ キギョウ ト シャカイ
一般件名典拠番号

510616900000000

分類:都立NDC10版 335.13
資料情報1 『社会共生学研究 いかに資本主義をマネジメント(制御)していくか』(龍谷大学社会科学研究所叢書 第121巻) 重本 直利/編著, 篠原 三郎/編著 , 中村 共一/編著 晃洋書房 2018.3(所蔵館:中央  請求記号:/335.1/6142/2018  資料コード:7110180089)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153149656

目次 閉じる

序章 社会経営、ディーセント・マネジメントから社会共生へ
  1.資本主義をマネジメントする
  2.社会主義と組織マネジメント
  3.社会共生学の方法
  おわりに
  付論1 地域主義と地域主権
第Ⅰ部 社会共生学の思想と方法
第1章 資本と国民国家をいかに超えるか
  はじめに
  1.「交換様式」論と世界管理
  2.「交換様式」論の資本主義観
  3.「資本主義の限界」と交換様式D
  4.理念管理としての交換様式D
  おわりに
第2章 労働処分権の喪失と新自由主義
  はじめに
  1.公私二元論を基礎とする新自由主義
  2.私人の構造
  3.近代世界の「賃金奴隷」
  4.新自由主義と労働者の労働処分権
  5.民主的マネジメントと労働処分権の回復
第3章 社会に埋め込みうる実存主義
  はじめに
  1.指摘されたドラッカーにおける「実存主義」
  2.『「経済人」の終わり』(一九三九年)におけるファシズムの告発
  3.ドラッカー著『産業人の未来』(原著一九四二年、ドラッカー公刊第二作)
  4.ドラッカーと実存主義
  5.ドラッカーが「自由社会」で捉えようとしたもの
  6.ドラッカーにおける「実存」論の行方
  7.現代のエートスとしての「実存」の可能性
第4章 ドラッカー経営学とガルブレイス経済学に共通する社会的共生概念
  はじめに
  1.ドラッカーとガルブレイスのスタンス
  2.ドラッカーとガルブレイスの社会的共生概念
  おわりに
第5章 独り占め競争か、共生的競争か
  はじめに
  1.スミスが示した競争の二つの側面
  2.マルクス「経済学批判」体系プランと競争
  3.個別資本理論・批判経営学と競争論
  4.M・E・ポーター競争戦略論批判
  5.競争と共生
  おわりに
第6章 「資本主義をマネジメント(制御)する」方法と社会共生学
  はじめに
  1.「経済を社会に埋め込む」とは
  2.市場経済化と「二重の運動」
  3.ファシズムと社会主義
  4.「経済を社会に埋め込む」方法論
  おわりに
補論1 ソーシャル・マーケティングと社会共生
  1.コトラーの「ソーシャル・マーケティング」における共生社会思考
  2.「ソーシャル・マーケティング」によるイノベーションの可能性
  3.「より良き社会を築く」マーケティング実践から社会変革へ
第Ⅱ部 グローバル化と社会共生学
第7章 金融のグローバル化とコーポレート・ガバナンス改革
  はじめに
  1.米国政府の対日要求とアベノミクスの下でのコーポレート・ガバナンス改革
  2.金融ビッグバンによる銀行の変容
  3.年金基金の変容と国内資産運用(投資ファンド)会社の台頭
  4.金融ビッグバンと資金のグローバル運用
  5.日本企業の所有構造の大転換
  6.アベノミクス下での株価上昇戦略とコーポレート・ガバナンス改革
第8章 現代の多国籍企業と各国経済
  1.グローバリゼーションの進展と多国籍企業
  2.世界のなかでの多国籍企業
  3.世界の売上高上位五〇社の特徴
  4.現代の多国籍企業と社会の課題
第9章 激変する企業経営下での、企業の余剰資金拡大、労働者、対外M&A
  1.企業の余剰資金の拡大とその源泉
  2.投資有価証券投資、対外直接投資、M&Aの拡大
  おわりに
第10章 国際経営論の新展開と社会共生学
  はじめに
  1.多国籍企業と社会
  2.経営環境の変化とグローバル・ガバナンス論
  3.国際中小企業研究と埋め込みモデル
  4.国際中小企業の事例と地域循環
  おわりに
第Ⅲ部 社会共生学の日本的課題
第11章 トヨタ生産方式における「立ちん棒」から考える社会共生
  はじめに
  1.トヨタ生産方式と「立ちん棒」
  2.A氏の実践した人間性尊重の「立ちん棒」
  3.効率性の象徴としての「立ちん棒」と人間性尊重の「立ちん棒」への批判
  4.トヨタ生産方式そのものの変革への可能性
  おわりに
第12章 企業不正の発生メカニズムと不正防止策の効果
  はじめに
  1.K株式会社
  2.株式会社T
  おわりに
第13章 日本の介護保障システムの現状と課題
  はじめに
  1.「日本の介護保障システムの課題」にかかる先行研究
  2.日本の介護保障システムの位置づけ
  3.介護保障システムの国際比較
  4.日本の介護保障システム
  5.介護事業者の経営実態
  6.日本の介護保障システムの課題と改善の方向
  おわりに
  付論2 日本版CCRC(継続的なケア付き高齢者コミュニティ)を考える
第14章 日本における「大学界」改革の実践
  1.「大学界」改革という視角から見る日本の大学
  2.新自由主義・新保守主義のもとでの大学「破壊」
  3.自治機能の低下がもたらす大学「崩壊」と大学人の受容
  4.「開かれた大学の自治」への転換
  5.分断の克服と同僚性の発揮
補論2 ソーシャル・アントレプレナーの開業動機
  はじめに
  1.ソーシャル・ビジネスとソーシャル・イノベーション
  2.先行研究
  3.日本における開業の現状
  4.開業動機
  5.「社会の役に立つ」を開業動機とする傾向
  6.ここまでの考察から考えられること
  おわりに
第Ⅳ部 共生社会への展望と手がかり
第15章 閉ざされた共生社会
  はじめに
  1.アイヌ・モシリの共生社会
  2.アイヌ・モシリから蝦夷地へ
  3.「内地」からの北海道移民
  4.本土主義批判
  おわりに
第16章 障害者雇用と経営学批判
  はじめに
  1.障害者雇用研究の現状と課題
  2.労働の経済と社会の擬制
  3.新しい問題としての協働(支援とケア)
  4.障害者雇用の社会的構図
  5.社会と「全制的施設」
  6.精神障害者の誕生と社会形成
  7.「狂気」と「脱制度化」
  8.共生社会への新しいアプローチ
第17章 市民社会と自発性・共同性、そして相互自助
  はじめに
  1.協同組合にみられる自治・自立と相互扶助
  2.協同の持つ力あるいは可能性
  3.協同組合および社会共生の担い手・主体について考える
  4.協同組合および社会共生のための課題
  おわりに
第18章 ディーセント・マネジメントの実現に向けて
  1.「社会経営学」という考え方(学問体系)の提唱
  2.「社会経営学」の視点
  3.「社会経営学」の実践としての「ディーセント・マネジメント」
  4.ディーセント・マネジメントの実現に向けて
  5.「市民経営学」とディーセント・ライフ
  おわりに
終章 自然との共生、多文化共生の課題
  1.自然との共生と巨額マネーの循環
  2.共生社会への展望
  3.日本における共生社会への展望