資料詳細

目次

序章 近代史学の歴史地図

  一、はじめに

  二、森鷗外と近代史学(一)

  三、森鷗外と近代史学(二)

  四、森鷗外と近代史学(三)

第Ⅰ部 歴史を語る

第一章 探墓の歴史

  一、はじめに

  二、池田京水の墓

  三、紋章学

  四、「抽斎歿後」

  五、おわりに

第二章 歴史叙述の実験

  一、はじめに

  二、智者と愚者の明治維新

  三、暗殺者の論理

  四、民友社と横井小楠

  五、もう一人の「私」の介入

  六、おわりに

第三章 「立証」と「創造力」

  一、はじめに

  二、伊達騒動ものとしての側面

  三、「私」の目指す「物語」

  四、「歴史を尊重する習慣」としての「考証」

  五、「創造力の不足」と「歴史を尊重する習慣」

  六、おわりに

第Ⅱ部 歴史を綴る

第一章 鷗外と外崎覚

  一、はじめに

  二、『徳川十五代史中津軽の條を弁論するの書』

  三、『史談会速記録』

  四、『殉難録稿』

  五、『渋江抽斎』

  六、おわりに

第二章 集古会から見る『渋江抽斎』

  一、はじめに

  二、集古会の学問体系

  三、集古会のネットワーク

  四、蔵書家の発掘

  五、おわりに

第三章 好古と考古

  一、はじめに

  二、「素人歴史家」の歴史叙述

  三、集古会との情報交換

  四、「考古学」の成立

  五、おわりに

第Ⅲ部 歴史を創る

第一章 接続する「神話」

  一、はじめに

  二、『天皇皇族実録』(一)

  三、『天皇皇族実録』(二)

  四、『日本神話』

  五、『北条霞亭』

  六、おわりに

第二章 帝室博物館総長としての鷗外

  一、はじめに

  二、上野公園の特殊性

  三、私有地か公地か

  四、御料としての上野公園

  五、公園論の時代

  六、おわりに

第三章 「皇族」を書く

  一、はじめに

  二、能久親王へのまなざし

  三、近代皇族のイメージ

  四、能久親王の死後

  五、おわりに

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