三田 順/著 -- 松籟社 -- 2018.2 --

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中央 3階C 一般図書 /950.2/5137/2018 7110758287 配架図 Digital BookShelf
2018/08/31 可能 利用可   0
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ISBN 4-87984-361-6
ISBN13桁 978-4-87984-361-6
タイトル 想像された「北方」
タイトルカナ ソウゾウ サレタ ホッポウ
タイトル関連情報 象徴主義におけるベルギーの地詩学を巡って
タイトル関連情報読み ショウチョウ シュギ ニ オケル ベルギー ノ チシガク オ メグッテ
著者名 三田 順 /著
著者名典拠番号

110005929440000

並列タイトル Het verbeelde Noorden:Omtrent de geopoёtiek van het symbolisme in Belgiё,Le Nord imaginé:Autour de la géopoétique du symbolisme en Belgique,Der erfundene Norden:Zur Geopoetik des Symbolismus in Belgien
出版地 京都
出版者 松籟社
出版者カナ ショウライシャ
出版年 2018.2
ページ数 14, 416p 図版48p
大きさ 22cm
価格 ¥6000
内容紹介 多言語国家ベルギーにおいて世紀転換期に各地域で展開した象徴主義を考察。「ベルギー」というアイデンティティーを問題意識の核に据え、全言語圏を対象として文学と絵画を比較・検討する。
書誌・年譜・年表 文献:p375~397
一般件名 絵画-ベルギー-歴史-19世紀-001297883-ndlsh,ベルギー文学-歴史-19世紀-001297884-ndlsh,象徴主義-00572321-ndlsh
一般件名カナ カイガ-ベルギー-レキシ-19セイキ-001297883,ベルギー ブンガク-レキシ-19セイキ-001297884,ショウチョウシュギ-00572321
一般件名 ベルギー文学-歴史 , 絵画-ベルギー , 象徴主義
一般件名カナ ベルギー ブンガク-レキシ,カイガ-ベルギー,ショウチョウ シュギ
一般件名典拠番号

511723810010000 , 510572220510000 , 511115900000000

一般件名 ベルギー
一般件名カナ ベルギー
一般件名典拠番号 520064900000000
分類:都立NDC10版 950.29
資料情報1 『想像された「北方」 象徴主義におけるベルギーの地詩学を巡って』 三田 順/著  松籟社 2018.2(所蔵館:中央  請求記号:/950.2/5137/2018  資料コード:7110758287)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153155049

目次 閉じる

序章 本書の意図と目的
  第一節 本研究の対象と意義
  第二節 本研究の位置付けと方法
  第三節 本書の構成
第一部 世紀転換期ベルギーと象徴主義
第一章 象徴主義の誕生
  第一節 文学における象徴主義
  第二節 絵画における象徴主義
第二章 ベルギーにおける象徴主義の系譜
  序
  第一節 「ベルギー人」とは誰か
  第二節 「ベルギー文学」とは何か
  第三節 象徴主義文学受容の背景
  第四節 象徴主義絵画受容の背景
第三章 ベルギー象徴主義絵画における「理想主義」と保守性
  序
  第一節 象徴主義絵画と「理想主義」
  第二節 「薔薇十字展」と保守的価値観
  第三節 ジャン・デルヴィルと「理想主義芸術」
  結
第二部 ベルギーにおける象徴主義と「アンティミスム」
第四章 ベルギー象徴主義絵画における「アンティミスム」
  序
  第一節 「アンティミスム」と象徴主義
  第二節 グザヴィエ・メルリの「アンティミスム」
  結
第五章 「アンティミスム」と風景画
  序
  第一節 ウィリアム・ドグーヴ・ド・ナンクと象徴主義
  第二節 「アンティミスム」における風景画
  第三節 「アンティミスム」の想像力
  結
第六章 ベルギー象徴主義文学における「アンティミスム」
  序
  第一節 マーテルランクの象徴主義戯曲と「アンティミスム」
  第二節 『Intérieur』(一八九四)分析
  第三節 マーテルランクと「北方」
  結
第三部 ベルギーにおける象徴主義と「北方性」
第七章 ジョルジュ・ローデンバックと「北方性」
  序
  第一節 「ブリュッヘ」の詩人
  第二節 『組鐘奏者』分析
  第三節 ベルギー象徴主義文学と「北方性」
  結
第八章 「北方」の象徴主義絵画
  序
  第一節 ヴィルヘルム・ハマスホイとグザヴィエ・メルリ
  第二節 象徴主義と室内画
  第三節 オランダ十七世紀絵画と象徴主義絵画
  結
第九章 ベルギー象徴主義における文学と美術の照応
  序
  第一節 ローデンバックと「北方神話」
  第二節 ローデンバックと同時代美術
  第三節 ローデンバック作品とメルリの「ものの魂」
  第四節 「北方」の表象と「アンティミスム」絵画
  結
第四部 ベルギー・オランダ語圏における象徴主義
第十章 ベルギー・オランダ語文学における象徴主義受容
  序
  第一節 『ヴァン・ニュー・エン・ストラックス』とベルギー・オランダ語近代文学運動
  第二節 カーレル・ヴァン・デ・ウーステイネ
  第三節 先行研究と本章の目的
  第四節 ウーステイネのベルギー象徴派批評
  第五節 ベルギー・オランダ語文学史におけるウーステイネ批評の位置
  結
第十一章 カーレル・ヴァン・デ・ウーステイネと「ヴラーンデレン性」
  序
  第一節 ヴラーンデレン・アイデンティティーと「ラテン的教養」
  第二節 ウーステイネにおけるマーテルランクの影響
  第三節 ウーステイネ初期作品におけるマーテルランク詩学の共鳴
  結
第十二章 ヴラーンデレン象徴主義絵画における同時代性
  序
  第一節 ヴァレーリユス・デ・サーデレール
  第二節 象徴主義への転向と根源回帰
  第三節 サーデレールの風景画とベルギー・フランス語圏の象徴主義絵画にみる同時代性
  結
第五部 ワロニーにおける象徴主義
第十三章 ワロニーにおける象徴主義受容と「北方的」象徴主義美学の形成
  序
  第一節 ワロニーにおける象徴主義受容と反ブリュッセル意識
  第二節 ワロニー的美学の所在
  第三節 エクトール・シェネーと「ものの魂」
  第四節 「ものの魂」とベルギーにおける象徴主義
  結
第十四章 ワロニーにおける「アンティミスム」絵画
  序
  第一節 ヴェルヴィエ派のこれまでの位置付け
  第二節 「ワロニー絵画」のアイデンティティーと「北方」
  第三節 ヴェルヴィエ派と「象徴主義的アンティミスム」
  結
結部 「北方」の想像力
第十五章 ベルギー・ドイツ語圏における象徴主義
  序
  第一節 ポール・ジェラルディー
  第二節 先行研究におけるジェラルディーの位置付け
  第三節 アイデンティティーの変遷
  第四節 ジェラルディーとベルギーにおける象徴主義
  結
終章 ベルギーにおける「現実的幻想」の系譜
  序
  第一節 ベルギー文化のアイデンティティーとヴラーンデレン絵画の伝統
  第二節 ベルギー美術史における「幻想」
  第三節 「現実的幻想」の射程
  第四節 「ベルギー文化」としての「現実的幻想」
  結