菅 富美枝/著 -- 成文堂 -- 2018.2 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /365.0/5394/2018 7110240614 配架図 Digital BookShelf
2018/04/24 可能 利用可   0

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ISBN 4-7923-2712-5
ISBN13桁 978-4-7923-2712-5
タイトル 新消費者法研究
タイトルカナ シン ショウヒシャホウ ケンキュウ
タイトル関連情報 脆弱な消費者を包摂する法制度と執行体制
タイトル関連情報読み ゼイジャク ナ ショウヒシャ オ ホウセツ スル ホウセイド ト シッコウ タイセイ
著者名 菅 富美枝 /著
著者名典拠番号

110004521510000

出版地 東京
出版者 成文堂
出版者カナ セイブンドウ
出版年 2018.2
ページ数 12, 220p
大きさ 22cm
価格 ¥4000
内容紹介 成年者が、判断能力が不十分な状況になっても引き続き「消費者社会」で活動を続けるのに必要な法、社会とは。主としてイギリス法の最近の動向を参照し、「脆弱な消費者」の社会的包摂、自律支援をめぐる法体制のあり方を探る。
一般件名 消費者保護-法令-ndlsh-00572064
一般件名カナ ショウヒシャホゴ-ホウレイ-00572064
一般件名 消費者保護-法令 , 法律-イギリス
一般件名カナ ショウヒシャ ホゴ-ホウレイ,ホウリツ-イギリス
一般件名典拠番号

510964810020000 , 511390020130000

分類:都立NDC10版 365
資料情報1 『新消費者法研究 脆弱な消費者を包摂する法制度と執行体制』 菅 富美枝/著  成文堂 2018.2(所蔵館:中央  請求記号:/365.0/5394/2018  資料コード:7110240614)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153158052

目次 閉じる

第1章 「脆弱な消費者」と包摂の法理
  1 本書の基本的立場-消費者法と成年後見制度との連関を意識して-
  2 さまざまな消費者脆弱性と「包摂的な」解決の可能性-イギリス法を素材として-
第2章 EU法と「脆弱な消費者」概念
  1 はじめに
  2 2005年不公正な取引方法に関するEU指令における「脆弱な消費者」
  3 「社会的排除」,「社会的包摂」概念との関連性
  4 情報提供のあり方との関連性
  5 小括-「脆弱な消費者」の包摂的統合に向けて
第3章 2015年消費者権利法の新体制(1)
  1 はじめに
  2 背景にあるEU法及びその解釈-「完全なる調和」,「商品の移動の自由」との関係
  3 民事救済を受けるための要件
  4 救済内容-3つの権利
第4章 2015年消費者権利法の新体制(2)
  1 はじめに
  2 不公正な条項の規制
  3 契約への適合が認められない場合の救済手段
  4 小括
第5章 イギリスにおける広告規制のメカニズム
  1 はじめに
  2 刑事的規制-誤解を与える広告を処罰する法律-
  3 私法的救済
  4 自主規制を基礎としたメカニズム-広告基準機構-
  5 小括-自主規制メカニズムの確立-
第6章 イギリス消費者法における執行メカニズム
  1 はじめに
  2 イギリス消費者法の執行体制
  3 行政的執行メカニズム
  4 民事的執行メカニズム
  5 刑事的執行メカニズム-取引基準局の役割と機能
  6 小括
第7章 自己決定支援と成年後見制度
  1 はじめに
  2 自己決定支援を保障するイギリスの法制度-2005年意思決定能力法の概要
  3 自己決定支援体制と代行決定制度の統合的連関-自己決定支援の発想から引き直した,代行決定制度の再生
  4 小括-日本法における自己決定支援システム導入の実現に向けて
第8章 判断能力の不十分な者との取引と公序良俗違反
  1 はじめに
  2 判断能力の不十分な者との取引と民法90条との関係-最近の学説と下級審裁判例
  3 判断能力低下状況で繰り返された売買契約における公序良俗違反の成立要件
  4 過量販売取消権の導入と今後の展望
  5 小括-「包摂的な」消費者法制をめざして
第9章 契約当事者間における交渉力格差へのつけ込みと契約の有効性
  1 はじめに
  2 当事者間に「格差」(有利・不利)が生じている場合における「状況・関係性の濫用」と契約の有効性
  3 契約締結過程における助言の法的位置づけ-影響力の中和と解消に向けて
  4 小括-日本法への示唆
最終章 「脆弱な消費者」を包摂する社会へ
  1 本書のまとめ
  2 消費者法体制,成年後見法体制,虐待保護体制の連関
  3 結語