資料詳細

目次

序章 アメリカ進歩主義教育における市民育成の実験

  一 市民を育てる進歩主義学校

  二 学校全体で取り組む市民育成

  三 「ホーレスマン初等教育研究」という実験

  四 市民育成の原理としての「プロジェクト・メソッド」

  五 市民性プロジェクトの理論と実践

第一章 「主体的市民」を育てる

  一 初等部における先駆的試行

  二 遊びながら市民になる

  三 目的設定による主体性の喚起と展開

  四 クラブ活動で主体性を育む

  五 目的設定とリーダーシップからみた主体性の含意

第二章 ホーレスマン・スクールの教育環境

  一 環境が刺激する市民育成

  二 校舎と教室の環境

  三 教具が育てる市民

  四 ニューヨーク市民を育てる

  五 スクール・コミュニティにおける市民育成

  六 環境を通しての「主体的市民」の育成と課題

第三章 市民性プロジェクトの立案と実践

  一 なぜハッチか

  二 ホーレスマン・スクールとハッチ

  三 市民性プロジェクトの原理と実際

  四 労働プロジェクトの実際

  五 授業の組織と展開

  六 市民性プロジェクトにおける理想の市民

第四章 市民性プロジェクトの理念と過程

  一 「市民性の実践による市民性」という評価

  二 付随的市民性学習とプロジェクト・メソッド

  三 ハッチ市民性訓練の理念

  四 市民性訓練の過程の分析(1)

  五 市民性訓練の過程の分析(2)

  六 付随的市民性学習の過程

第五章 市民性の測定と指導

  一 市民育成と教育測定

  二 ホーレスマン初等教育研究における市民性の測定

  三 通知表の改訂にともなう市民性チャートの作成

  四 市民性チャートの尺度化と課題

  五 市民性尺度開発のその後

  六 市民性尺度か市民性プロジェクトか

第六章 進歩主義の市民性教育論議

  一 ホーレスマン・スクールにおける市民育成の背景

  二 保守的な市民性教育とその方法

  三 市民性教育の再構築

  四 デューイの代案

  五 市民性教育の理念を求めて

終章 進歩主義教育のなかの「市民を育てる学校」

  一 市民性教育の原点としての進歩主義教育

  二 アメリカ進歩主義教育における「よい市民(性)」の教育の本態

  三 「よい市民性」のための自発性とその指導

  四 教育過程における教師の存在

  五 付随を教える

  六 自己推進プロジェクトとしての市民性プロジェクト

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