阿部 美香/著 -- 京都大学学術出版会 -- 2018.3 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /721.8/5551/2018 7110301460 配架図 Digital BookShelf
2018/06/01 可能 利用可   0
Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-8140-0139-2
ISBN13桁 978-4-8140-0139-2
タイトル 歌川広重の声を聴く
タイトルカナ ウタガワ ヒロシゲ ノ コエ オ キク
タイトル関連情報 風景への眼差しと願い
タイトル関連情報読み フウケイ エノ マナザシ ト ネガイ
著者名 阿部 美香 /著
著者名典拠番号

110007164120000

出版地 京都
出版者 京都大学学術出版会
出版者カナ キョウト ダイガク ガクジュツ シュッパンカイ
出版年 2018.3
ページ数 282p
大きさ 22cm
シリーズ名 プリミエ・コレクション
シリーズ名のルビ等 プリミエ コレクション
シリーズ番号 85
シリーズ番号読み 85
価格 ¥3400
内容紹介 江戸に生きた歌川広重が自らの目でとらえた風景を描き、それぞれの風景に対する思いを文章で記した「絵本江戸土産」。歌川広重が語り提示した風景観とはなんだったのか、「絵本江戸土産」を手掛かりに探る。
個人件名 歌川, 広重(1世,)(1797-1858)(00272450)(ndlsh)
個人件名カナ ウタガワ, ヒロシゲ(1セイ,)(1797-1858)(00272450)
個人件名 安藤 広重
個人件名カナ アンドウ ヒロシゲ
個人件名典拠番号 110000048720000
分類:都立NDC10版 721.8
書評掲載紙 朝日新聞  2018/05/12  2062 
資料情報1 『歌川広重の声を聴く 風景への眼差しと願い』(プリミエ・コレクション 85) 阿部 美香/著  京都大学学術出版会 2018.3(所蔵館:中央  請求記号:/721.8/5551/2018  資料コード:7110301460)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153166427

目次 閉じる

広重の風景観から何を学べるか
  1 広重の作品が放つ風景のイメージと、その先への一歩
  2 「風景」が意味するもの
  3 『絵本江戸土産』から広重の思いを汲み取っていく
第Ⅰ部 大都市江戸と絵師広重
第1章 空前の大都市
  1 江戸という都市の規模と内実
  2 江戸時代後期とはどんな時代だったか
  コラム:過去と今を往き来する1 過去を探すと出会っていくもの
第2章 庶民の娯楽浮世絵版画
  1 生み出された浮世絵版画
  2 役者絵・美人画から風景画へ
  3 名所絵の流行と広重
第3章 成熟・変動の時代と絵師歌川広重
  1 広重誕生前夜(一七七八~一七九六頃)
  2 幼少期(一七九七~一八〇九)
  3 思春期・青年期(一八一〇~一八三〇)
  4 駆け出しの頃(一八三一~一八三八)
  5 円熟期・集大成期(一八三九~一八五八)
第Ⅱ部 広重の風景観を言葉から探る
第4章 『絵本江戸土産』と分析の視角
  1 『絵本江戸土産』について
  2 名所案内記に関する既往研究と第Ⅱ部の分析視座
  3 <広重自身>の風景観に迫る
第5章 『絵本江戸土産』挿絵の構図を読む
  1 江戸の名所案内記の類型と『江戸名所図会』の位置づけ
  2 『絵本江戸土産』に描かれた場所
  3 『絵本江戸土産』における構図の特徴
第6章 広重による「風景」とその類義語の使われ方
  1 風景と類義語の抽出
  2 広重が風景を表す際に用いた語と使用特徴
  3 広重は「風景」をどのような意味で捉えていたか
第7章 『絵本江戸土産』の文章にあらわれた広重の風景観
  1 由緒由来以外の記述に注目して考える
  2 『絵本江戸土産』で風景を評価する時、着目している点は何か
  3 場所ごとの風景評価
  4 江戸を見つめる広重の限
  コラム:過去と今を往き来する2 「形」を残す名所のそれぞれ
第8章 『絵本江戸土産』における耕地・広野
  1 『遊歴雑記』に記される「耕地」「畑」「田園」
  2 『絵本江戸土産』と『遊歴雑記』との比較
  3 広重の耕地観
第Ⅲ部 歌川広重の思いを掬い取る
第9章 広重が託した思い
  1 「風景評価の着目点」を絵とともに解く
  2 水辺の風景
  3 日常生活の中に見出す風景美
  4 「気がついてほしい」風景の美しさ
  5 「失ってはならない」風景
第10章 「名所江戸百景」を広重の「思い」とともに読み直す
  1 「名所江戸百景」における構図の特徴
  2 「名所江戸百景」へ『絵本江戸土産』に表された「思い」を重ねてみる
  3 北斎との対比、そして「堀江ねこざね」の謎
歌川広重の風景観と現代の私たち