ホルカ・イリナ/著 -- 勉誠出版 -- 2018.3 --

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中央 3階C 一般図書 /910.26/シ11/627 7110324797 配架図 Digital BookShelf
2018/05/14 可能 利用可   0
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ISBN 4-585-29164-0
ISBN13桁 978-4-585-29164-0
タイトル 島崎藤村ひらかれるテクスト
タイトルカナ シマザキ トウソン ヒラカレル テクスト
タイトル関連情報 メディア・他者・ジェンダー
タイトル関連情報読み メディア タシャ ジェンダー
著者名 ホルカ・イリナ /著
著者名典拠番号

120002910870000

出版地 東京
出版者 勉誠出版
出版者カナ ベンセイ シュッパン
出版年 2018.3
ページ数 249, 5p
大きさ 22cm
価格 ¥4600
内容紹介 島崎藤村のテクストは、<私的領域>をモチーフとしながらも、文学として昇華させることが目論まれていた。メディア・他者・ジェンダーをキーワードに、藤村文学を読み直し、そのダイナミズムを提示する。
個人件名 島崎, 藤村,(1872-1943)(00071373)(ndlsh)
個人件名カナ シマザキ, トウソン,(1872-1943)(00071373)
個人件名 島崎 藤村
個人件名カナ シマザキ トウソン
個人件名典拠番号 110000494550000
分類:都立NDC10版 910.268
資料情報1 『島崎藤村ひらかれるテクスト メディア・他者・ジェンダー』 ホルカ・イリナ/著  勉誠出版 2018.3(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/シ11/627  資料コード:7110324797)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153169774

目次 閉じる

序章 島崎藤村のテクストを<今>にひらく
  一、「事実の報告」と「文学の上での報告」
  二、<世界文学>としての島崎藤村?
  三、本書の構成と狙い
第一部 メディアのなかのテクスト
第一章 新聞小説と挿絵
  一、新聞小説としての『春』
  二、新聞小説挿絵とその転換期
  三、名取春仙の挿絵
  四、モデル小説を超えて
第二章 『文章世界』のメディオロジー
  一、「新生事件」から『桜の実の熟する時』へ
  二、『桜の実の熟する時』の語りと構造
  三、大正期の読者投稿雑誌というメディア
  四、「年若な」読者が求めたもの
第三章 教育実践としての『藤村読本』
  一、大正期の教育界と文学界の接近
  二、『藤村読本』という書物
  三、世界とのインターフェースとしての『藤村読本』
  四、『藤村読本』におけるもう一つの「遠い国」
  五、ナショナリズムへの批評性
第四章 教科書の中の島崎藤村
  一、藤村の若い読者たち
  二、教科書で<現代文学>を読む-雑誌『国語教育』から見えてくるもの
  三、教授参考書における<島崎藤村>
  四、作者の内面はつくられる
第二部 テクストのなかの他者
第五章 翻訳の政治学
  一、<社会小説>と<告白小説>の間
  二、戦後ルーマニアといった特殊な時空間
  三、ルーマニア語版『破戒』を取り巻く人物たち
  四、『破戒』の行間を読む
第六章 青年と<狂気>
  一、『春』のインターテクスチュアリティー
  二、『春』における『ハムレット』の機能
  三、青木と岸本の「狂じみたところ」の相違
  四、<狂>のパラダイム・チェンジ
  五、『春』における透谷像
第七章 上書き可能な<自己>と<他者>
  一、自分を書く『新生』
  二、小説と手紙、小説の中の手紙
  三、節子のディスクール
  四、ジャンルとジェンダー
第三部 ジェンダーを撹乱するテクスト
第八章 <他人>の戦争
  一、藤村の戦争体験
  二、戦前の異国体験
  三、銃後の戦争
  四、節子の<銃後>
  五、岸本と節子の<新生>
第九章 女の心身
  一、女の<狂>と<性>
  二、おげんの「異状」
  三、「そこは女」であるおげんと「あれも女」であるお新
  四、忘却される女
第一〇章 <父性>と<家族>のあり様
  一、父と子の物語
  二、<父性>と<家族>の構築過程
  三、物語の構造と<帰省>という転換点
  四、時代背景と「嵐」の批評性
  五、<新しい父>と家族の可能性