中村 平/著 -- 大阪大学出版会 -- 2018.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階A 一般図書 /222.4/5112/2018 7110426625 配架図 Digital BookShelf
2018/06/06 可能 利用可   0

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ISBN 4-87259-609-0
ISBN13桁 978-4-87259-609-0
タイトル 植民暴力の記憶と日本人
タイトルカナ ショクミン ボウリョク ノ キオク ト ニホンジン
タイトル関連情報 台湾高地先住民と脱植民の運動
タイトル関連情報読み タイワン コウチ センジュウミン ト ダツ ショクミン ノ ウンドウ
著者名 中村 平 /著
著者名典拠番号

110005302260000

出版地 吹田
出版者 大阪大学出版会
出版者カナ オオサカ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2018.3
ページ数 3, 246p
大きさ 22cm
価格 ¥5000
内容紹介 植民主義の暴力を「コンタクト・ゾーン」という視角から、日本人と台湾高地先住民のコロニアルな出会いの歴史経験を民族誌として詳細に記述。脱植民という植民主義を克服する運動を、植民暴力の記憶の聞き書きから捉える。
書誌・年譜・年表 文献:p215~233
一般件名 台湾-歴史-日本統治時代-ndlsh-00947049,原住民 (台湾)-歴史-日本統治時代-ndlsh-01001943,植民地 (日本)-台湾-歴史-昭和後期-001293333-ndlsh
一般件名カナ タイワン-レキシ-ニホントウチジダイ-00947049,ゲンジュウミン (タイワン)-レキシ-ニホントウチジダイ-01001943,ショクミンチ (ニホン)-タイワン-レキシ-ショウワ コウキ-001293333
一般件名 台湾-歴史-日本統治時代 , 高山族 , 植民地行政
一般件名カナ タイワン-レキシ-ニホン トウチ ジダイ,コウザンゾク,ショクミンチ ギョウセイ
一般件名典拠番号

520379610470000 , 510793700000000 , 510983000000000

一般件名 台湾
一般件名カナ タイワン
一般件名典拠番号 520379600000000
分類:都立NDC10版 222.406
資料情報1 『植民暴力の記憶と日本人 台湾高地先住民と脱植民の運動』 中村 平/著  大阪大学出版会 2018.3(所蔵館:中央  請求記号:/222.4/5112/2018  資料コード:7110426625)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153176962

目次 閉じる

第1章 脱植民化の課題と植民暴力の記憶、植民地責任
  はじめに
  第1節 脱植民化を主張する台湾先住民の知識人
  第2節 脱植民化
  第3節 脱植民化に向かう体験と声の記述
  第4節 日本の植民地責任と暴力の記憶の分有
  第5節 コンタクト・ゾーンに到来する植民暴力の記憶と応答責任
第2章 植民暴力の常態化としての「和解」
  はじめに
  第1節 植民された側による「糾弾しない語り」
  第2節 「糾弾しない語り」の聞きかた
  第3節 エヘン集落にせまる植民地侵略戦争
  第4節 「ガオガン蕃討伐」とエヘン集落の「帰順」
  第5節 「帰順」は「仲良くする」(スブラック)なのか
  第6節 日本人が日本語を用いて聞き書きすることの制約
  第7節 語りが生み出されるコンテクスト
  第8節 「糾弾する語り」について、そして二分法の破綻
第3章 ムルフーから頭目へ
  はじめに
  第1節 タイヤルの伝統的政治システム
  第2節 エヘン集落「頭目」の誕生
  第3節 頭目をとりまく緊張した磁場
  第4節 頭目ワタン・アモイ以降
  第5節 「天皇は日本のムルフー」という表現に出会う
  第6節 語りを生み出す構造、語りが生み出しているもの
  第7節 二つのシステムのせめぎ合いと呼びかけられる天皇と日本
  まとめ
第4章 植民暴力の記憶と日本人の責任
  はじめに
  第1節 日本植民地・台湾に関わる植民暴力の記憶と語り
  第2節 「私たち」を自称する自治運動と脱植民化運動
  第3節 タイヤルに想起される歴史と暴力の記憶群
  第4節 日本人である私がどう聞くのか
  第5節 ヤキ・ピスイが私に語る記憶
  第6節 暴力の記憶の分有を通して植民地責任を取っていく民族誌
  まとめ
第5章 「理蕃」の認識論
  はじめに-統治のメカニズムと記憶の分有
  第1節 台湾北部高地における先住民の土地と生の囲い込み
  第2節 植民的差異概念と人類学知識
  第3節 「理蕃」における植民的差異の実体化と「日本人になる」こと
  まとめ
終章 脱植民の運動