五味渕 典嗣/著 -- 共和国 -- 2018.5 --

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中央 3階C 一般図書 /910.26/6863/2018 7110740827 配架図 Digital BookShelf
2018/08/28 可能 利用可   0
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ISBN 4-907986-45-2
ISBN13桁 978-4-907986-45-2
タイトル プロパガンダの文学
タイトルカナ プロパガンダ ノ ブンガク
タイトル関連情報 日中戦争下の表現者たち
タイトル関連情報読み ニッチュウ センソウカ ノ ヒョウゲンシャタチ
著者名 五味渕 典嗣 /著
著者名典拠番号

110003546060000

並列タイトル LITERATURE AS PROPAGANDA
出版地 東久留米
出版者 共和国
出版者カナ キョウワコク
出版年 2018.5
ページ数 443p
大きさ 20cm
価格 ¥4200
内容紹介 文学は芸術表現なのか、それとも軍・官の情報を宣伝・拡散するツールにすぎないのか? 日中戦争の同時代に戦争や戦場を主題としたテクストを取り上げ、戦時下における<戦争の書きかた>について論じる。
書誌・年譜・年表 日中戦争期戦記テクスト関連略年表:p421~438
一般件名 日本文学-歴史-昭和前期-01036552-ndlsh,戦争-文学上-ndlsh-01199001
一般件名カナ ニホンブンガク-レキシ-ショウワゼンキ-01036552,センソウ-ブンガクジョウ-01199001
一般件名 日本文学-歴史-昭和時代 , 戦争文学 , 日中戦争(1937~1945)
一般件名カナ ニホン ブンガク-レキシ-ショウワ ジダイ,センソウ ブンガク,ニッチュウ センソウ
一般件名典拠番号

510401810180000 , 511091300000000 , 510393400000000

分類:都立NDC10版 910.263
書評掲載紙 日本経済新聞  2018/08/11   
書評掲載紙2 中日新聞・東京新聞  2018/12/23   
資料情報1 『プロパガンダの文学 日中戦争下の表現者たち』 五味渕 典嗣/著  共和国 2018.5(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/6863/2018  資料コード:7110740827)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153193670

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はじめに
  1 本書の視角
  2 対象・方法・議論の射程
  3 本書の構成
第一章 プロパガンダとしての文学
  1 交差するテクスト
  2 「生きてゐる兵隊」事件の問題性
  3 プロパガンダとしての『麦と兵隊』
  4 戦記テクストの情報戦争
第二章 文学・メディア・思想戦
  1 <従軍ペン部隊>とは何だったのか
  2 武漢作戦の宣伝戦略
  3 思想戦と文学者
  4 <従軍ペン部隊>の歴史的意義
第三章 戦場を書く文体
  1 問題の所在
  2 戦場を書く文体
  3 制約と変形
  4 テクストの破綻?
第四章 スペクタクルの残余
  1 禁じられた記憶
  2 記憶の動員
  3 スペクタクルの残りのもの
第五章 曖昧な戦場
  1 <敵の顔>の不在
  2 戦場の教養小説
  3 戦場と<人間性>
  4 <われわれ>の中の断層
第六章 言語とイメージのあいだ
  1 言語とイメージのあいだ
  2 <思想戦=宣伝戦>論の問題構成-日中戦争期のプロパガンダ論議
  3 内攻する「思想戦」-プロパガンディストの思考空間
  4 戦時体制下の言説管理-検閲と統制の競合関係
第七章 中国の小林秀雄
  1 問題の所在
  2 文学(者)の領分
  3 それぞれの職場
  4 友情の効用
第八章 歴史に爪を立てる
  1 問題の所在
  2 帝国の総力戦
  3 親日と反日
  4 金史良「郷愁」に響く声
  5 テクストという名の戦場
おわりに 坂口安吾の一二月八日