味岡 京子/著 -- ブリュッケ -- 2018.6 --

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中央 3階B 一般図書 /702.3/5388/2018 7110601180 配架図 Digital BookShelf
2018/07/17 可能 利用可   0
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ISBN 4-434-24827-6
ISBN13桁 978-4-434-24827-6
タイトル 聖なる芸術(アール・サクレ)
タイトルカナ アール サクレ
タイトル関連情報 20世紀前半フランスにおける宗教芸術運動と女性芸術家
タイトル関連情報読み ニジッセイキ ゼンハン フランス ニ オケル シュウキョウ ゲイジュツ ウンドウ ト ジョセイ ゲイジュツカ
著者名 味岡 京子 /著
著者名典拠番号

110004814490000

出版地 国立,東京
出版者 ブリュッケ,星雲社(発売)
出版者カナ ブリュッケ
出版年 2018.6
ページ数 475p
大きさ 22cm
価格 ¥3600
内容紹介 フランス両大戦間期において、教会装飾への積極的な女性芸術家の関与という現象が引き起こされた誘因を明らかにすると同時に、戦後、彼女たちが芸術の場から追いやられた社会的歴史的心理的構造を読み解く。
書誌・年譜・年表 文献:p430~452
一般件名 芸術家-フランス-歴史-1914-1940-001297601-ndlsh,女性-フランス-歴史-1914-1940-001297806-ndlsh,キリスト教美術-00565959-ndlsh
一般件名カナ ゲイジュツカ-フランス-レキシ-1914-1940-001297601,ジョセイ-フランス-レキシ-1914-1940-001297806,キリストキョウビジュツ-00565959
一般件名 芸術-フランス , 宗教と芸術 , 女性問題-歴史
一般件名カナ ゲイジュツ-フランス,シュウキョウ ト ゲイジュツ,ジョセイ モンダイ-レキシ
一般件名典拠番号

510705320150000 , 510914200000000 , 511341610100000

一般件名 フランス
一般件名カナ フランス
一般件名典拠番号 520037700000000
分類:都立NDC10版 702.35
資料情報1 『聖なる芸術(アール・サクレ) 20世紀前半フランスにおける宗教芸術運動と女性芸術家』 味岡 京子/著  ブリュッケ 2018.6(所蔵館:中央  請求記号:/702.3/5388/2018  資料コード:7110601180)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153202490

目次 閉じる

序論
  1 問題の所在と本研究の目的
  2 「女性芸術家」研究の意義
  3 先行研究
  4 本書の構成
第Ⅰ部 二十世紀フランスにおける「聖なる芸術」運動-背景と推移
第1章 第一次世界大戦とカトリック国フランス-教会復興の気運とその背景
  1 時代背景
  2 女性の状況
  3 宗教芸術のデカダンス
  4 共同組合的工房(宗教芸術団体)の創設
第2章 アトリエ・ダール・サクレ
  1 創設経緯と目的
  2 構成と特徴
  3 アトリエ・ダール・サクレの実践
  4 なぜ多くの女性が参加したのか?
第3章 モダニズムの流れ
  1 『アール・サクレ』誌とクチュリエ神父
  2 一九三〇年代から四〇年代にかけての動向
  3 第二次世界大戦以降
  4 「信者」としての女性芸術家の行方
第Ⅱ部 教会装飾に参加した女性芸術家たち
第4章 ヴァランティヌ・レール-宗教芸術への使命、先駆者として
  1 問題提起
  2 戦争体験と使命感
  3 「十字架の道行」の画家として
  4 様式の変化と「女性性」の否定
  5 一九三一年植民地博覧会「カトリック伝道パヴィリオン」での仕事
  6 芸術活動の放棄
  7 レールによって示された使命と矛盾
第5章 ステンドグラス職人マルグリット・ユレ-“新しい女”とステンドグラスの革新
  1 問題提起
  2 初期の仕事
  3 ル・ランシー・ノートル=ダム(=ド=ラ=コンソラシオン<慰めの聖母>)教会の装飾
  4 ル・ランシー教会以後
  5 「新しい女」としてのユレ
  6 ユレの再々評価
第6章 刺繡家サビーヌ・デヴァリエール-「父の娘」、そして祭服の刷新
  1 問題提起
  2 「聖なる芸術」運動における祭服の刷新
  3 サビーヌ・デヴァリエールの生涯と作品
  4 後世へのサビーヌ・デヴァリエールの影響
  5 職人技か芸術か
第7章 マルト・フランドラン-ボザール教育とフランスの「良き趣味」
  1 問題提起
  2 フレスコ再生の気運
  3 一九三〇年代の仕事
  4 モロッコ奨学旅行とコロニアリズム
  5 晩年の仕事
  6 フランドランにおけるフランスの「良き趣味」が意味するものとは
第8章 ポーリーヌ・プニエ-“母”としての芸術家
  1 問題提起
  2 ポーリーヌ・プニエの生涯と作品
  3 社会背景
  4 女性芸術家をめぐる両大戦間期美術界における一つの動向
  5 プニエをめぐる批評
  6 両大戦間期の宗教芸術において女性画家に何が期待されたか
結論