磯部 裕幸/[著] -- みすず書房 -- 2018.7 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 1F医療 一般図書 /498.6/5600/2018 7110684138 配架図 Digital BookShelf
2018/08/07 可能 利用可   0

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ISBN 4-622-08599-7
ISBN13桁 978-4-622-08599-7
タイトル アフリカ眠り病とドイツ植民地主義
タイトルカナ アフリカ ネムリビョウ ト ドイツ ショクミンチ シュギ
タイトル関連情報 熱帯医学による感染症制圧の夢と現実
タイトル関連情報読み ネッタイ イガク ニ ヨル カンセンショウ セイアツ ノ ユメ ト ゲンジツ
著者名 磯部 裕幸 /[著]
著者名典拠番号

110007055220000

出版地 東京
出版者 みすず書房
出版者カナ ミスズ ショボウ
出版年 2018.7
ページ数 328, 29p
大きさ 20cm
価格 ¥5400
内容紹介 近代医学はいかにして「原住民の福祉」に貢献できるのか。ドイツが植民地統治を本格化させた20世紀初頭、アフリカである感染症が猛威を振るった。帝国ドイツの葛藤から、医師の植民地責任や、科学と政治の関係を論じる。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p13~28
一般件名 睡眠病-00571566-ndlsh,植民地 (ドイツ)-アフリカ-001298709-ndlsh,医学-ドイツ-歴史-近代-00970329-ndlsh
一般件名カナ スイミンビョウ-00571566,ショクミンチ (ドイツ)-アフリカ-001298709,イガク-ドイツ-レキシ-キンダイ-00970329
一般件名 感染症対策-歴史 , 医療-アフリカ , 医療-ドイツ , 植民地行政
一般件名カナ カンセンショウ タイサク-レキシ,イリョウ-アフリカ,イリョウ-ドイツ,ショクミンチ ギョウセイ
一般件名典拠番号

511861910010000 , 510487520010000 , 510487520430000 , 510983000000000

分類:都立NDC10版 498.6
書評掲載紙 日本経済新聞  2018/08/25   
資料情報1 『アフリカ眠り病とドイツ植民地主義 熱帯医学による感染症制圧の夢と現実』 磯部 裕幸/[著]  みすず書房 2018.7(所蔵館:中央  請求記号:/498.6/5600/2018  資料コード:7110684138)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153215172

目次 閉じる

序章 植民地支配における「幸福な原住民」
第1章 ドイツの眠り病対策
  一 眠り病対策における「三つの選択肢」と国際協力体制の挫折
  二 ドイツ植民地における眠り病対策
  三 コッホの東アフリカ派遣の経緯
  四 ドイツ領における眠り病感染地域
第2章 東アフリカにおける薬剤治療
  一 強制措置の回避
  二 植民地支配における「合理性」
  三 「診療所」における治療
  四 エールリヒの抵抗とアルゼノフェニルグリシン
第3章 ツェツェバエ対策
  一 現地住民の動員
  二 選択肢の消滅
  三 英独協定締結後の現実
  四 ベルギー領コンゴとの協力関係
第4章 トーゴの眠り病対策
  一 「眠り病委員会」の設置
  二 「眠り病委員会」の苦悩
  三 現地住民の反発
  四 「首長」・「呪術師」・植民地官吏
  五 イギリス領黄金海岸植民地との協力関係
第5章 トーゴにおける収容所
  一 不徹底なツェツェバエ対策
  二 眠り病患者の隔離と薬剤治療
  三 薬剤治療
  四 帝国保健省「眠り病小委員会」の開催
第6章 カメルーンという「辺境」
  一 前史
  二 ノイカメルーン
  三 植民地の「外」からの支援
  四 「サンガ=ウバンギ森林会社」による資金提供の申し出
  五 ドイツ植民地省の反応
  六 「サンガ=ウバンギ森林会社」と独仏関係
第7章 カメルーンと眠り病
  一 カメルーンにおける眠り病対策
  二 他の感染地域における収容所
  三 眠り病患者の収容と治療
  四 収容所における薬剤の人体実験
  五 収容所における食糧難とハウサ商人
  六 医師と患者と
第8章 戦間期ドイツの眠り病研究
  一 ヴェルサイユ条約とドイツの「熱帯医療」
  二 眠り病特効薬「バイエル二〇五」の開発
  三 植民地再獲得の要求と「バイエル二〇五」
  四 ナチズムと「植民地修正主義」
終章 植民地の過去をめぐる「二重の忘却」