阿部 裕介/著 -- 有斐閣 -- 2018.8 --

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中央 1F法律 一般図書 /324.9/5255/2018 7111664461 配架図 Digital BookShelf
2019/05/31 可能 利用可   0
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ISBN 4-641-13788-2
ISBN13桁 978-4-641-13788-2
タイトル 抵当権者の追及権について
タイトルカナ テイトウケンシャ ノ ツイキュウケン ニ ツイテ
タイトル関連情報 抵当権実行制度の再定位のために
タイトル関連情報読み テイトウケン ジッコウ セイド ノ サイテイイ ノ タメ ニ
著者名 阿部 裕介 /著
著者名典拠番号

110006765280000

並列タイトル Le droit de suite du créancier hypothécaire
出版地 東京
出版者 有斐閣
出版者カナ ユウヒカク
出版年 2018.8
ページ数 12, 553p
大きさ 22cm
価格 ¥9900
内容紹介 抵当不動産が第三取得者に譲渡された場合における抵当権者の追及権に関するフランス法学説史を紐解き、それをもとに日本法上の抵当権実行制度の理論的な再定位を試みる。物権法学の体系全体に対する挑戦ともいえる研究書。
一般件名 抵当権-法令-フランス-歴史-001301944-ndlsh
一般件名カナ テイトウケン-ホウレイ-フランス-レキシ-001301944
一般件名 抵当権 , 民法-フランス
一般件名カナ テイトウケン,ミンポウ-フランス
一般件名典拠番号

511192000000000 , 511411120110000

分類:都立NDC10版 324.935
資料情報1 『抵当権者の追及権について 抵当権実行制度の再定位のために』 阿部 裕介/著  有斐閣 2018.8(所蔵館:中央  請求記号:/324.9/5255/2018  資料コード:7111664461)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153239436

目次 閉じる

序章
  第1節 問題の背景-日本法学の現状
  第2節 問題の設定-抵当制度史をめぐる歴史認識の現状と課題
  第3節 本書の分析対象と分析視角
  第4節 行論の計画
第1章 16世紀Paris慣習法典におけるラントの「割当て」法理と抵当権の誕生-フランス古法(その1)
  第1節 Paris慣習法典におけるラントの「割当て」法理
  第2節 Loyseauにおける抵当権とその追及権
  第3節 本章のまとめ
第2章 17・18世紀フランスにおける抵当権と追及権-フランス古法(その2)
  第1節 17世紀における展開
  第2節 18世紀における展開-Bourjonの学説
  第3節 補説1:強制命令に基づく競落と追及権-「空競り」による再競落の法律構成
  第4節 補説2:承認書制度とNemo plus原則
  第5節 Pothierによる「物権」の体系化と抵当権理解の変容
  第6節 本章のまとめ
第3章 フランス中間法及び法典編纂期における抵当権と追及権
  第1節 共和暦3年のdécret
  第2節 共和暦7年の法律
  第3節 共和暦8年委員会案
  第4節 Bruxelles控訴裁判所意見
  第5節 破毀裁判所案
  第6節 民法典及び民事訴訟法典の起草過程
  第7節 補説:所有権移転の公示-所有権の懈怠purgeと抵当権登記の終期
  第8節 本章のまとめ
第4章 19世紀フランスにおける抵当権と追及権
  第1節 抵当権及び追及権をめぐる19世紀前半の学説・判例
  第2節 「抵当権改革」法案における抵当権と追及権
  第3節 補説:1855年の法律と不動産物権変動の一般理論の構築
  第4節 抵当権及び追及権をめぐる19世紀後半の学説
  第5節 本章のまとめ
第5章 日本法における抵当権と追及権
  第1節 追及権理解の帰趨
  第2節 滌除制度における合意構成の継承と「法律効」理論の忘却
  第3節 消除主義と滌除制度との連続性の解消
  第4節 抵当権に基づく売却代金への物上代位及び代価弁済制度の導入と解体
  第5節 本章のまとめ
結章
  第1節 課題達成の検証
  第2節 解釈論に与える示唆
  第3節 残された課題