中元 崇智/著 -- 吉川弘文館 -- 2018.10 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /315.1/5193/2018 7110947041 配架図 Digital BookShelf
2018/10/23 可能 利用可   0

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ISBN 4-642-03878-2
ISBN13桁 978-4-642-03878-2
タイトル 明治期の立憲政治と政党
タイトルカナ メイジキ ノ リッケン セイジ ト セイトウ
タイトル関連情報 自由党系の国家構想と党史編纂
タイトル関連情報読み ジユウトウケイ ノ コッカ コウソウ ト トウシ ヘンサン
著者名 中元 崇智 /著
著者名典拠番号

110006692090000

出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2018.10
ページ数 7, 293, 5p
大きさ 22cm
価格 ¥10000
内容紹介 非議員の板垣退助を党首に据えた自由党系土佐派。彼らはいかに政党を運営して国家構想や経済政策を提起し、またどのような歴史観で党史を編纂して自己を位置づけたのか。模索期の立憲政治を政党の視点から考察する。
一般件名 日本-政治-歴史-明治時代-00608748-ndlsh,政党-日本-歴史-明治時代-01025823-ndlsh
一般件名カナ ニホン-セイジ-レキシ-メイジジダイ-00608748,セイトウ-ニホン-レキシ-メイジジダイ-01025823
一般件名 自由党
一般件名カナ ジユウトウ
一般件名典拠番号

210000336680000

分類:都立NDC10版 315.1
資料情報1 『明治期の立憲政治と政党 自由党系の国家構想と党史編纂』 中元 崇智/著  吉川弘文館 2018.10(所蔵館:中央  請求記号:/315.1/5193/2018  資料コード:7110947041)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153253052

目次 閉じる

序章 課題と方法
  一 本書の分析対象と問題関心
  二 研究史の概観と課題
  三 本書の構成
第Ⅰ部 自由党系土佐派の国家構想と経済政策
第一章 板垣退助の天皇・華族観と政党指導の展開
  はじめに
  一 板垣退助の天皇観
  二 板垣退助辞爵事件と板垣の華族観
  三 板垣退助の貴族院勅選議員辞退とその背景
  四 板垣退助の自由党改革と政党指導
  おわりに
第二章 栗原亮一と旧自由党系のアジア貿易計画
  はじめに
  一 「亜細亜貿易趣意書」とその特徴
  二 旧自由党系のアジア貿易計画
  三 アジア貿易計画の挫折
  おわりに
第三章 栗原亮一と自由党土佐派の「通商国家構想」
  はじめに
  一 栗原亮一の「国是論」
  二 初期議会期の「通商国家構想」と立法化
  三 日清戦争後の「通商国家構想」とその実現
  おわりに
第四章 隈板内閣前後における経済政策の展開
  はじめに
  一 第一次日清戦後恐慌と自由党の外資輸入論
  二 隈板内閣の成立と外資輸入問題をめぐる政策対立
  三 隈板内閣における鉄道国有化問題と興業銀行設立計画
  四 憲政党、金子堅太郎らによる興業銀行設立運動とその帰結
  おわりに
第Ⅱ部 『自由党史』の成立過程と歴史観
第一章 板垣退助の政界引退と『自由党史』
  はじめに
  一 板垣退助の政界引退と党則改正問題
  二 自由党再興計画の挫折
  三 明治三〇年代における自由党系の党史編纂計画と『自由党史』
  おわりに
第二章 日露戦後における激化事件顕彰運動と『自由党史』
  はじめに
  一 加波山事件における内藤魯一と小久保喜七の動向
  二 日露戦後における激化事件顕彰運動の展開と『自由党史』
  三 内藤魯一と「憲政創設功労者行賞に関する建議案」の提出
  四 「憲政創設功労者行賞に関する建議案」の政治的背景と国民議会
  五 小久保喜七と「加波山事件殉難志士表彰に関する建議案」の提出
  おわりに
第三章 『自由党史』の編纂方針と記述の変容
  はじめに
  一 「自由党史緒論」と『自由党史』の相違点
  二 「三大事件史」と『自由党史』の相違点
  三 「板垣伯辞爵事件史」と「自由党史」の相違点
  四 「板垣伯辞爵事件史」掲載の政治的意図と『自由党史』による修正
  おわりに
第四章 土佐派の「明治維新観」形成と『自由党史』
  はじめに
  一 『自由党史』における西郷隆盛像
  二 土佐派の史料収集と西郷隆盛像の形成
  三 『自由党史』における江藤新平像
  四 板垣退助の九州遊説と江藤新平像の形成
  おわりに
付論 光永眠雷「西郷隆盛肖像」の成立
  はじめに
  一 西郷隆盛銅像の上野移設と政治的背景
  二 西郷隆盛銅像の制作とキヨソネの「西郷隆盛肖像」
  三 光永眠雷「西郷隆盛肖像」の成立と政治的背景
  おわりに
第五章 板垣退助岐阜遭難事件の伝説化
  はじめに
  一 板垣遭難事件と『東京日日新聞』の「名実ノ弁」誤報問題
  二 濃飛自由党と板垣遭難事件の伝説化
  三 『自由党史』による板垣遭難事件の改変と政治的背景
  おわりに
終章 総括と展望
  一 本書の総括
  二 本書の意義
  三 今後の課題と展望