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目次

序論

第1章 官僚制的組織と業務統計の基礎概念

  1.はじめに

  2.組織を記録する統計

  3.他者ではなく自己を対象にした統計

  4.業務統計の統計対象と統計目的

  5.「業務についての統計」と「第二義統計」の区別

  6.業務統計の信頼性・正確性

  7.官僚制的組織を測るということ

  8.組織と社会の葛藤:統計実践の新たな地平

  9.業務統計の情報公開

第2章 行政記録と統計制度の内外の研究動向

  1.はじめに

  2.レジスターベースの統計制度:ヨーロッパでの議論

  3.行政記録と統計制度の比較体制論

  4.ヨーロッパとインドの行政記録と統計制度論

第3章 インドの官僚制度と行政統計

  1.問題の背景

  2.インド統計評議会の統計改革構想

  3.インド統計評議会の統計制度分析

  4.小括

第4章 インドにおける新しい統計領域

  1.本章の課題と方法

  2.パンチャヤトのデータニーズ

  3.村落パンチャヤト域内に実在する既存データの供給構造

  4.インドにおける新しい統計領域

  5.小括

第5章 インド村落における住民基本リスト構築の可能性

第6章 インド村落からみた途上国出生登録の課題

  1.はじめに

  2.世界の出生登録の現状

  3.インドの出生登録制度

  4.出生登録の評価方法

  5.検証結果の考察

  6.地方分権化と村落出生記録

  7.小括

第7章 G.v.マイヤーの自己観察概念の再構成

  1.はじめに

  2.マイヤーの集団中心視角と第二義統計理論

  3.第二義統計に関する3つの性格規定

  4.業務統計理論と将来の社会統計学

補論 未観測経済の計測論再論

  1.はじめに

  2.OECDの『未観測経済計測ハンドブック』

  3.未観測経済の概念

  4.未観測経済の計測

  5.結論

終章 結論

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