竹川 俊也/著 -- 成文堂 -- 2018.11 --

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中央 1F法律 一般図書 /326.1/5150/2018 7111076835 配架図 Digital BookShelf
2018/12/04 可能 利用可   0
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ISBN 4-7923-5262-2
ISBN13桁 978-4-7923-5262-2
タイトル 刑事責任能力論
タイトルカナ ケイジ セキニン ノウリョクロン
著者名 竹川 俊也 /著
著者名典拠番号

110007439600000

出版地 東京
出版者 成文堂
出版者カナ セイブンドウ
出版年 2018.11
ページ数 10, 306p
大きさ 22cm
価格 ¥7000
内容紹介 精神の障害及び弁識・制御能力という従来の観念的な議論を機能面で見直し、責任能力判断の実践に耐えうる実体要件の構築という、裁判実務からの理論的要請に応えることを目的とした書。責任能力が争われた国内の裁判例も分析。
書誌・年譜・年表 文献:p289~306
一般件名 刑事責任-00565476-ndlsh,精神鑑定-00570406-ndlsh
一般件名カナ ケイジセキニン-00565476,セイシンカンテイ-00570406
一般件名 刑事責任
一般件名カナ ケイジ セキニン
一般件名典拠番号

510688800000000

分類:都立NDC10版 326.14
資料情報1 『刑事責任能力論』 竹川 俊也/著  成文堂 2018.11(所蔵館:中央  請求記号:/326.1/5150/2018  資料コード:7111076835)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153270867

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序論 問題の所在
第1部 責任能力判断における精神鑑定人の役割
第1章 刑事手続における精神鑑定
  第1節 精神鑑定の採否
  第2節 精神鑑定人の役割論
  第3節 裁判員制度を見据えて生じた変化?
第2章 連邦証拠規則704条(b)項をめぐる議論状況
  第1節 精神医学者による証言の制限と連邦証拠規則704条(b)項の制定
  第2節 連邦証拠規則704条(b)項の運用状況
第3章 線引き問題の検討
  第1節 アメリカにおける精神鑑定人の証言範囲
  第2節 わが国における精神医学者の証言範囲
  第3節 検討
第4章 証拠法則上の位置づけについての検討
  第1節 アメリカにおける関連性概念と専門家証言に対する規律
  第2節 検討
  第3節 関連性性概念と精神鑑定
小括
第2部 弁識・制御能力要件の再構成
第1章 弁識・制御能力の重なり合い問題についての議論状況
  第1節 法曹実務家・精神医学者による問題提起
  第2節 重なり合い問題に対する刑法学説の立場
第2章 アメリカにおける議論状況
  第1節 責任能力論略史
  第2節 認知・制御能力要件に関する議論
第3章 他行為可能性原理の検討
  第1節 (法)哲学分野における議論状況
  第2節 刑法学における他行為可能性
第4章 わが国における弁識・制御能力要件
  第1節 責任能力の体系的地位をめぐる議論
  第2節 弁識能力要件の検討
小括
第3部 「精神の障害」と刑事責任能力
第1章 アメリカにおける議論状況
  第1節 責任能力基準における「精神の障害」要件の位置づけ
  第2節 ダラム・ルール成立の背景
  第3節 ダラム・ルールが内包していた諸問題
  第4節 検討
第2章 「精神の障害」の判断基盤
  第1節 精神医学における疾患概念
  第2節 「精神の障害」の判断基盤
  第3節 検討
第3章 責任能力論における「精神の障害」の位置づけ
  第1節 責任能力の実体要件として「精神の障害」に独自の意義を認める見解
  第2節 責任能力の実体要件として「精神の障害」に独自の意義を認めない立場
  第3節 検討
小括
第4部 責任能力の認定手法について
第1章 問題の所在
  第1節 最高裁判例の立場
  第2節 分析視角・分析対象について
第2章 総合判断定式における考慮要素の分析
  第1節 犯行当時の病状・精神状態
  第2節 幻覚・妄想の有無および犯行との関係
  第3節 動機
  第4節 犯行前の生活状況・犯行前の事情
  第5節 犯行の態様
  第6節 もともとの人格との関係
  第7節 犯行後の行動
  第8節 犯罪性の認識
  第9節 計画性の有無
第3章 検討
  第1節 裁判実務における責任能力の認定手法
  第2節 実体要件と認定基準の関係性について
  第3節 本書の理論枠組みとの関係性
結論
  1 本書の成果
  2 残された課題