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目次

序章 問題の所在と本研究の課題

  1 問題の所在と対象限定

  2 先行研究の検討

  3 本研究の課題と方法

第1章 19世紀後半の「授業」の実態と米国ヘルバルト主義

  1 19世紀後半の「レシテーション」の定着過程

  2 米国ヘルバルト主義とレシテーション

  3 小括

第2章 タイプ・スタディ論の生成・発展過程

  1 米国ヘルバルト主義運動期のタイプ・スタディ概念の創出

  2 単元開発論への転換

  3 ドイツ再訪問を契機としたタイプ・スタディ論の転換

  4 GPCTでの単元開発とその特徴

  5 タイプ・スタディ論とプロジェクト論の受難

  6 小括

第3章 教員養成・教師教育を通じたタイプ・スタディの普及過程

  1 タイプ・スタディの持つ教員養成機能の明確化

  2 大学院生はマクマリーのもとで何を学んだか

  3 小括

第4章 教育の科学化とタイプ・スタディ

  1 米国ヘルバルト主義運動隆盛期の科学化の指向

  2 教育の科学化

  3 学校調査運動とマクマリー

  4 教育測定運動とタイプ・スタディの危機

  5 小括

第5章 附属学校への関与を通じたタイプ・スタディの開発・普及過程

  1 NISNSでの学校運営

  2 GPCTにおける学校運営

  3 小括

第6章 ノーマル・スクール、学校、教育行政当局はマクマリーから何を学んだか

  1 運動隆盛期の地方教育誌におけるマクマリー

  2 NISNS時代の地方の学校現場指導

  3 タイプ・スタディの現地指導による積極的普及

  4 タイプ・スタディはいかに実践されたか

  5 GPCT時代の現地指導の具体例

  6 タイプ・スタディの後退

  7 小括

終章 カリキュラムとその実践思想を読み解く基盤

  1 タイプ・スタディ概念の史的変容が示唆するもの

  2 マクマリーに直接師事した教師たちや附属学校とタイプ・スタディ

  3 学校現場におけるタイプ・スタディの受容と変質

  4 教授理論家と学校現場の関係性を捉える視座

  5 カリキュラム開発史研究に対する意義

  6 さらなる検討課題

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