古澤 直人/著 -- 吉川弘文館 -- 2019.1 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 1F法律 一般図書 /322.1/5499/2019 7111222620 配架図 Digital BookShelf
2019/01/15 可能 利用可   0

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ISBN 4-642-02953-7
ISBN13桁 978-4-642-02953-7
タイトル 中世初期の<謀叛>と平治の乱
タイトルカナ チュウセイ ショキ ノ ムホン ト ヘイジ ノ ラン
著者名 古澤 直人 /著
著者名典拠番号

110001624790000

出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2019.1
ページ数 6, 369, 23p
大きさ 22cm
価格 ¥12000
内容紹介 律令では天皇・朝廷への反逆とされていた「謀叛」は、中世初期にはどのような法概念に変わったのか。平治の乱の経緯と結末などを綿密に検証。「謀叛」呼称の意味・機能・思想を考察し、御成敗式目の制定目的を解明する。
一般件名 法制史-日本-鎌倉時代-ndlsh-00563460,平治の乱 (1159)-00563080-ndlsh
一般件名カナ ホウセイシ-ニホン-カマクラジダイ-00563460,ヘイジノラン (1159)-00563080
一般件名 法制史-日本 , 平治の乱(1159)
一般件名カナ ホウセイシ-ニホン,ヘイジ ノ ラン
一般件名典拠番号

511388820190000 , 511364100000000

分類:都立NDC10版 322.14
資料情報1 『中世初期の<謀叛>と平治の乱』 古澤 直人/著  吉川弘文館 2019.1(所蔵館:中央  請求記号:/322.1/5499/2019  資料コード:7111222620)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153292270

目次 閉じる

序章 中世をめぐる全体認識の史学史と本書の課題
  はじめに
  一 国体論と考証史学(正統派アカデミズム)
  二 考証史学の相対化1
  三 考証史学の相対化2
  四 一九三〇年代の法史学
  五 法史学史との関連でみた戦後歴史学の中世像
  六 解析図による問題整理と学説批判
  七 本書の位置づけと問題関心
  八 本書の構成
Ⅰ 平治の乱の再検討
第一章 謀叛に関わる勲功賞について
  一 問題の所在
  二 「破格の恩賞」の先例
  三 将門追討の勲功賞とその伝承、とくに頼朝勲功賞から
  結び
第二章 平治の乱における源義朝謀叛の動機形成
  一 課題
  二 元木泰雄氏の義朝論、とくに保元の乱後の恩賞評価の検証
  三 義朝謀叛の動機形成
  結び
第三章 平治の乱における藤原信頼の謀叛
  一 問題の所在
  二 藤原信頼に対する再評価
  三 信頼「再評価」の検証
  四 信頼謀叛動機形成の前提、信西一家の権力の広がり
  五 信頼謀叛の動機形成
  結び
第四章 平治の乱の構図理解をめぐって
  一 課題
  二 平治の乱の構図理解(1)
  三 平治の乱の構図理解(2)
  結び
第五章 平治の乱の経緯と結末について
  一 課題
  二 事件の経緯をめぐる三つの論点
  三 平治の乱後の政治過程について
  結び
Ⅱ 中世初期における謀叛の研究
第一章 御成敗式目九条成立の前提
  はじめに
  一 時代的推移に関する概観
  二 「謀叛」用例の検討、その分類と特色
  三 承久の乱後の幕府立法について
  結びにかえて
第二章 『玉葉』にみえる「諜叛」用例について
  はじめに
  一 『玉葉』の史料的性格と「謀叛」用例
  二 <寺社嗷訴>関連の用例
  三 <以仁王の挙兵>関連の用例
  四 <諸国反平家蜂起>関連の用例
  五 <義仲>関連の用例
  六 <義経・行家>関連の用例
  おわりに
第三章 頼朝の「謀叛」と「謀反」
  はじめに
  一 『玉葉』による用字検討
  二 『吾妻鏡』による用字検討
  三 用例の分析
  おわりに
第四章 和田合戦と横山時兼
  はじめに
  一 和田合戦と時兼
  二 源氏譜代代表としての時兼
  結びにかえて
第五章 御成敗式目制定の思想
  はじめに
  一 貞永元年八月八日北条泰時書状(Ⅰ)をめぐって
  二 貞永元年九月十一日北条泰時書状(Ⅱ)をめぐって
  三 式目制定趣旨と式目の構成
  結び
終章 まとめと課題