石川 裕二/著 -- 恒星社厚生閣 -- 2018.11 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /481.2/5039/2018 7111681005 配架図 Digital BookShelf
2019/06/04 可能 利用可   0

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ISBN 4-7699-1631-4
ISBN13桁 978-4-7699-1631-4
タイトル メダカで探る脳の発生学
タイトルカナ メダカ デ サグル ノウ ノ ハッセイガク
著者名 石川 裕二 /著
著者名典拠番号

110005877130000

並列タイトル Developmental understanding of the vertebrate brain,using the medaka
出版地 東京
出版者 恒星社厚生閣
出版者カナ コウセイシャ コウセイカク
出版年 2018.11
ページ数 10, 268p
大きさ 27cm
価格 ¥8000
内容紹介 メダカの脳をとりあげ、その実際の発生過程を示しながら、人間を含めた脊椎動物一般の脳構造を解説。脳発生に対する放射線障害についても述べ、原発事故関連についても言及する。
一般件名 動物発生学-001286412-ndlsh,脳-00568735-ndlsh,メダカ-00567553-ndlsh
一般件名カナ ドウブツ ハッセイガク-001286412,ノウ-00568735,メダカ-00567553
一般件名 発生学 , , めだか(目高)
一般件名カナ ハッセイガク,ノウ,メダカ
一般件名典拠番号

511309500000000 , 511283700000000 , 510066100000000

分類:都立NDC10版 481.2
資料情報1 『メダカで探る脳の発生学』 石川 裕二/著  恒星社厚生閣 2018.11(所蔵館:中央  請求記号:/481.2/5039/2018  資料コード:7111681005)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153292558

目次 閉じる

第1章 神経系の起源と進化
  1)宇宙の中の生命:進化と階層
  2)生命科学:必然と偶然
  3)細胞:真核細胞と多細胞生物
  4)神経細胞:シナプスと情報の流れ
  5)動物の系統:神経系とその進化
  6)魚類の進化とメダカの由来
第2章 発生の原理と脳発生の一般的規則
  1)個体レベルの原則:発生の砂時計
  2)器官・組織レベルの原則:胚葉,尾芽,誘導
  3)細胞・分子レベルの原則:発生を駆動する遺伝子
  4)形態形成の原理:分子的プレパターン
  5)脳発生についてのベーアの学説
  6)ベーアの学説を訂正する:メダカ(真骨類)の脳発生
  7)様々な動物の脳発生
  8)脳発生の砂時計
第3章 神経管ができるまで
  1)発生段階
  2)卵割,桑実胚,そして胞胚
  3)原腸胚:細胞集団の移動と分子的プレパターン
  4)原腸胚における神経板と細胞系譜
  5)神経胚:神経竜骨と神経索
  6)神経管:ファイロタイプ段階
  7)神経管の4つの軸
第4章 神経管の背腹軸に沿った区分
  1)ヒス(His)による神経管の区分
  2)底板と蓋板の役割:背腹分化の分子メカニズム
  3)背腹軸における分子的プレパターン
  4)神経管背側部の進化的変化
第5章 神経管の吻尾軸に沿った区分
  1)メダカ神経管における横向きの区分:局所的膨らみ
  2)コンパートメントと二次オーガナイザー
  3)神経管の形態変化:吻側端はどこか?
  4)前脳分節モデルと位置的用語
  5)神経管吻側部と胚全体の形態変化
  6)終脳と間脳の一般的区分法
  7)メダカ神経管の終脳と間脳
第6章 神経管の左右軸に沿った変異
  1)体の発生における左右非対称
  2)視床上部の一般的構造
  3)メダカにおける松果体複合体と手綱の発生
  4)左右非対称の発生:生物学的意義
  5)神経管の左右対称性の維持:Oot突然変異
第7章 神経管の同心軸に沿った区分
  1)神経管の幹細胞(マトリックス細胞)
  2)マトリックス細胞説の棄却とその後
  3)神経細胞の分化と移動:マトリックス層,外套層,および辺縁層
  4)哺乳類大脳皮質の発生と終脳外套について
  5)神経管における組胞死
第8章 神経回路の発生と発達
  1)神経回路発生の概要
  2)最初の神経路:背腹の縦走神経路
  3)縦走神経路と交連新経路の追加
  4)終脳の神経路
  5)ファイロタイプ段階の後期における神経回路
  6)基盤的神経回路と行動の発達
第9章 神経管から脳へ:血管,細胞増殖帯,間脳について
  1)血管の形成
  2)胚における脳血管の発達
  3)仔魚の脳血管
  4)神経管吻測部における細胞増殖帯
  5)仔魚の間脳における細胞増殖帯
  6)真骨類の間脳の区分法
  7)間脳の視床下部
第10章 神経管から脳へ:各領域の発達
  1)終脳の発達:吻尾区分,細胞移動,そして外翻
  2)終脳の発達:孵化(ステージ39)まで
  3)間脳の移動細胞集団の発達
  4)中脳(視蓋)の発達
  5)後脳(小脳)の発達
第11章 孵化した仔魚の神経系
  1)仔魚の脳・脊髄の概観
  2)末梢神経系の概要
  3)脳神経
  4)脊髄神経
  5)仔魚の神経系アトラス
第12章 仔魚の脳から成魚の脳へ
  1)仔魚から成魚へ
  2)延髄,後脳,中脳,および間脳尾側部:保守的な脳領域
  3)間脳の発達
  4)終脳の発達とその発生のまとめ
  5)成魚の脳・脊髄の概観
第13章 メダカの脳,ヒトの脳
  1)比較神経学からみた中枢神経系
  2)中枢神経系の機能
  3)中枢神経系の階層的構造
  4)中枢神経系のネットワークモデル
  5)メダカの行動表出:繁殖(生殖)行動
第14章 真骨類の機能的神経科学
  1)運動系
  2)感覚系
  3)行動状態系
  4)認識系
  5)動物の「意識」
補遺 第15章 放射線とメダカ:脳の発生に対する放射線障害
  1)放射線とは何か
  2)放射線の人体への影響
  3)遺伝影響と発がん(確率的影響)
  4)細胞死による障害(確定的影響)
  5)胎内被ばく影響と脳の発達に対する障害
  6)メダカ胚を用いた発達神経毒性の評価
  7)環境に対する放射線の影響とメダカ
  8)原発事故と将来