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目次

第1章 「伝統的銀行業」衰退論に見る銀行業界の変化

  1-1 銀行過剰説

  1-2 規制重荷説

  1-3 銀行特殊説

第2章 銀行貸出の多様性と競争の構図

  2-1 大口貸出の流動化

  2-2 事業貸出の証券化とその限界

  2-3 リテール分野における業態間競争と証券化の役割

第3章 銀行業界と大手銀行グループの収益動向

  3-1 貸出市場における規模別の重点シフト

  3-2 大手銀行グループの業務展開と非金利収入

第4章 投資銀行業界における主体取引の定着

  4-1 トレーディングによる新興勢力台頭

  4-2 1980年代におけるトレーディングの複雑化と裁定取引

  4-3 業界集中と異業種参入による大手の資本増強

  4-4 M&Aの活発化と主体取引

第5章 投資銀行の収益性低下と収益変動拡大

  5-1 MGM体制から大手銀行グループとの競合激化へ

  5-2 規模拡大とポジショニング模索をめぐる証券業界再編

  5-3 トレーディング収入の不安定性とマーケットメイクの困難

第6章 投資銀行のセルサイドとしての効率性追求とバブル

  6-1 金融スポンサー業務とプリンシパル投資への注力

  6-2 トレーディング業務の手数料化とヘッジファンド取引

  6-3 証券化業務の抵当依存

  6-4 投資銀行の仲介活動とファンドの投資活動の相互作用

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