樫下 達也/著 -- 風間書房 -- 2019.1 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /375.7/5144/2019 7111402440 配架図 Digital BookShelf
2019/03/08 可能 利用可   0

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ISBN 4-7599-2254-7
ISBN13桁 978-4-7599-2254-7
タイトル 器楽教育成立過程の研究
タイトルカナ キガク キョウイク セイリツ カテイ ノ ケンキュウ
著者名 樫下 達也 /著
著者名典拠番号

110007480360000

出版地 東京
出版者 風間書房
出版者カナ カザマ ショボウ
出版年 2019.1
ページ数 8, 354p
大きさ 22cm
価格 ¥9000
内容紹介 器楽教育はどのような歴史的変遷を経て、全国の小学校に普及していったのか。教材・教具・指導方法の整備や確立、現場教師・楽器産業界・教育行政に着目し、初等教育における器楽教育の成立過程を解明する。
書誌・年譜・年表 文献:p335~348
一般件名 音楽科-小学校-歴史-001314635-ndlsh,器楽-00565702-ndlsh
一般件名カナ オンガクカ-ショウガッコウ-レキシ-001314635,キガク-00565702
一般件名 音楽教育-歴史 , 器楽
一般件名カナ オンガク キョウイク-レキシ,キガク
一般件名典拠番号

510529110020000 , 510619500000000

分類:都立NDC10版 375.762
資料情報1 『器楽教育成立過程の研究』 樫下 達也/著  風間書房 2019.1(所蔵館:中央  請求記号:/375.7/5144/2019  資料コード:7111402440)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153316093

目次 閉じる

序章
  第1節 研究課題と問題の所在
  第2節 先行研究の検討
  第3節 研究の視点と方法
  第4節 本書の構成と概要
第1部 戦前から戦中にかけての器楽教育の黎明と試行的実践の諸相
第1章 器楽教育黎明の歴史的条件の成熟
  第1節 唱歌教育の成立と音楽教師の研究者的資質の成熟
  第2節 大正新教育における芸術としての音楽教育の志向
  第3節 音楽教師たちの団結と組織化
  第4節 1920年代における音楽教育現場への楽器導入の試み
  小結-歴史的条件の成熟
第2章 黎明期の器楽教育実践の動向-学校音楽研究会と日本教育音楽協会が果たした役割
  第1節 器楽教育成立過程における学校音楽研究会の位置
  第2節 器楽教育の実践校とその広がり
  第3節 多様な合奏形態とその特徴
  第4節 「国民学校令施行規則」(1941年)に位置づけられた器楽教育
  小結-黎明期の器楽教育の全体的動向
第3章 黎明期の器楽教育実践者たちの実像-学校音楽研究会の研究授業を中心に
  第1節 「楽器教授」の先駆的試み-小出浩平
  第2節 児童の音楽生活へのまなざし-瀬戸尊
  第3節 簡易楽器指導の唱導者-上田友亀
  第4節 ハーモニカ合奏の研究と実践-山本栄
  小結-黎明期の器楽教育実践者にみる思想の共通点と相違点
第4章 学校教育へのハーモニカ導入の一断面-東京市小学校ハーモニカ音楽指導研究会の設立過程
  第1節 全日本ハーモニカ連盟の設立(1927年)
  第2節 ハーモニカ音楽界の停滞的状況
  第3節 東京市小学校ハーモニカ音楽指導研究会の設立(1937年)とその背景
  第4節 東京市小学校ハーモニカ音楽指導研究会の活動の実際とその意義
  小結-小学校へのハーモニカ導入とその歴史的意味
第2部 戦後における器楽教育の全国への普及と成立
第5章 戦後教育改革と文部省による器楽教育導入-文部省『合奏の本』を中心に
  第1節 『合奏の本』発行(1948年)とその背景
  第2節 『合奏の本』の分析-演奏教育の実例指導書
  第3節 『合奏の本』発行後の活用
  小結-『合奏の本』の器楽教育成立過程における位置
第6章 戦後教育改革期における現場教師による器楽教育普及活動-新生音楽教育会の活動を中心に
  第1節 新生音楽教育会の設立(1947年)とその理念
  第2節 新生音楽教育会による器楽教育普及活動
  第3節 新生音楽教育会から日本器楽教育連盟の設立へ
  小結-新生音楽教育会の器楽教育成立過程における位置
第7章 戦後教育改革期における行政による教育用楽器の普及施策-文部・商工(通産)・大蔵各省と楽器産業界の動向を中心に
  第1節 教育用楽器の確保と普及に向けた各省庁の動向
  第2節 教育用楽器の品質保証-楽器日本工業規格(JIS)の礎石となった教育用楽器規格
  第3節 楽器の普及のための免税施策と物品税撤廃運動
  小結-楽器産業界と教育界の表裏一体性
第8章 戦後教育改革期の公立小学校における器楽教育-岐阜県多治見市立養正小学校の実践
  第1節 養正小学校における器楽教育開始の背景
  第2節 校條武雄の器楽教育の理念
  第3節 養正小学校器楽合奏団の活動の軌跡
  第4節 普通授業における器楽教育の実践-第4学年を中心に
  小結-器楽教育成立過程における養正小学校の位置
第9章 文部省実験学校の器楽教育実践と1958年改訂「小学校学習指導要領」-群馬県前橋市立天川小学校のリード合奏の研究を中心に
  第1節 天川小学校における器楽教育の研究
  第2節 準備されていた結論-文部省『リード合奏の手引』(1954年)
  第3節 リード合奏でなければならないのか?-合奏形態をめぐる論争
  第4節 1958年改訂「小学校学習指導要領」における器楽教育
  小結-器楽教育の指導義務化と行政面からの器楽教育成立
第10章 器楽教育の成立へ-日本器楽教育連盟の設立と活動を中心に
  第1節 日本器楽教育連盟の設立過程とその特徴
  第2節 機関誌『器楽教育』にみる日本器楽教育連盟の事業
  第3節 日本器楽教育連盟と全日本学校器楽合奏コンクール
  小結-機関誌『器楽教育』の改題と器楽教育の成立
終章
  第1節 器楽教育成立過程の構造的特徴
  第2節 今後の研究課題