林 淑丹/著 -- 翰林書房 -- 2019.2 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /919.60/5098/2019 7117743974 配架図 Digital BookShelf
2024/04/16 可能 利用可   0

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ISBN 4-87737-432-7
ISBN13桁 978-4-87737-432-7
タイトル 小泉八雲・澁澤龍彦と『夜窓鬼談』
タイトルカナ コイズミ ヤクモ シブサワ タツヒコ ト ヤソウ キダン
タイトル関連情報 交響する幻想空間
タイトル関連情報読み コウキョウ スル ゲンソウ クウカン
著者名 林 淑丹 /著
著者名典拠番号

110007486290000

並列タイトル Lafcadio Hearn,Shibusawa Tatsuhiko and Yasōkidan:Orchestration of Fantasy
出版地 東京
出版者 翰林書房
出版者カナ カンリン ショボウ
出版年 2019.2
ページ数 220p
大きさ 22cm
価格 ¥3200
内容紹介 怪異小説の創作の伝統は、漢字文化圏でいかに変容したか。石川鴻斎が漢文で撰した明治期の怪異小説集「夜窓鬼談」の特性を明らかにし、日本の近現代文学での受容を、小泉八雲と澁澤龍彦を例として考察する。
個人件名 石川, 鴻斎,(1833-1918)(00021217)(ndlsh),Hearn, Lafcadio,(1850-1904)(00442817)(ndlsh),渋沢, 竜彦,(1928-1987)(00070469)(ndlsh)
個人件名カナ イシカワ, コウサイ,(1833-1918)(00021217),シブサワ, タツヒコ,(1928-1987)(00070469)
個人件名 石川 鴻斎
個人件名カナ イシカワ コウサイ,ハーン ラフカディオ,シブサワ タツヒコ
個人件名典拠番号 110000071200000 , 120000126800000 , 110000491770000
一般件名 夜窓鬼談-001315672-ndlsh
一般件名カナ ヤソウ キダン-001315672
一般件名 夜窓鬼談
一般件名カナ ヤソウ キダン
一般件名典拠番号

530559700000000

分類:都立NDC10版 919.6
資料情報1 『小泉八雲・澁澤龍彦と『夜窓鬼談』 交響する幻想空間』 林 淑丹/著  翰林書房 2019.2(所蔵館:中央  請求記号:/919.60/5098/2019  資料コード:7117743974)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153323159

目次 閉じる

序章
第一部 『夜窓鬼談』の幻妖世界
第一章 なぜ怪談なのか
  一 『夜窓鬼談』と『東斉諧』
  二 石川鴻斎とその時代
  三 『夜窓鬼談』の怪異世界-勧善懲悪の主張
  四 なぜ怪談なのか
  五 結び
第二章 漢文小説の出版戦略と挿絵
  一 『夜窓鬼談』の出版事情と挿絵
  二 怪談鬼話と絵画
  三 結び
第三章 『夜窓鬼談』の妖異空間
  一 妖異空間を漫遊す
  二 『夜窓鬼談』の鬼神観
  三 怪談と中国文人との交遊
  四 結び
第二部 小泉八雲の再話文学と『夜窓鬼談』
第四章 「果心居士の話」論
  一 小泉八雲と『夜窓鬼談』
  二 果心居士に関する話
  三 人物像の変容
  四 物語の空間
  五 挿絵との関連
  六 居士のパフォーマンス
  七 結び
第五章 小泉八雲による再話と『夜窓鬼談』の交響
  一 「果心居士の話」-魔術的効力
  二 「鏡と鐘と」-東アジアの文学世界における怪談の伝承とその創作技法
  三 「お貞の話」-因果応報から幻想怪奇な恋物語へ
  四 結び
第三部 澁澤龍彦の文学と『夜窓鬼談』
第六章 すれ違いの美学
  一 物語の転生
  二 消去される神仏の救済力
  三 シュルレアリスムの美学
  四 結び
第七章 澁澤龍彦「画美人」論
  一 『夜窓鬼談』からの取材
  二 「名画に霊あり」の呪縛
  三 美人への変身願望
  四 臍の不在ということ
  五 開かれた空間表象
  六 結び
第八章 伝承・エロス・迷宮
  一 『聊斎志異』から「花妖記」へ-中日怪異小説の伝承
  二 「処女にして娼婦」
  三 廃壇の欲望
  四 迷宮の愉楽
  五 結び
第九章 幻想への回路
  一 間テクスト性の饗宴
  二 人魚繚乱と凝固される記憶
  三 仮面の悪戯
  四 陰陽の反転
  五 結び
第四部 無垢の想像力
第十章 もの憑き・夢魔の想像空間
  一 もの憑きの魔術
  二 夢魔の撹乱
  三 オブジェのかたち
  四 覗き見の想像空間
  五 結び
第十一章 サド裁判における澁澤龍彦の思想と批判
  一 十年の梏桎-日本におけるサド裁判
  二 サドは裁かれたか-澁澤龍彦とサド裁判
  三 パラドックスの一元化-澁澤龍彦の文学とサド
  四 結び
第五部 澁澤文学における旅の構造
第十二章 流転と再生の旅
  一 意識の逆転
  二 人形幻想
  三 流転と再生に向かう旅
  四 アンドロギュノスを超えるもの
  五 結び
第十三章 旅のかたち
  一 澁澤文学における旅
  二 「ぼろんじ」における男女の旅
  三 「うつろ舟」の漂流
  四 結び
第十四章 永遠の輝きを求めて
  一 高丘親王の旅
  二 天竺の魅惑
  三 幻影の繚乱と分身の旅
  四 とこしえの光
  五 結び
終章