加納 和寛/著 -- 教文館 -- 2019.2 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /191.8/5006/2019 7111842741 配架図 Digital BookShelf
2019/07/23 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-7642-7429-7
ISBN13桁 978-4-7642-7429-7
タイトル アドルフ・フォン・ハルナックにおける「信条」と「教義」
タイトルカナ アドルフ フォン ハルナック ニ オケル シンジョウ ト キョウギ
タイトル関連情報 近代ドイツ・プロテスタンティズムの一断面
タイトル関連情報読み キンダイ ドイツ プロテスタンティズム ノ イチダンメン
著者名 加納 和寛 /著
著者名典拠番号

110007170800000

出版地 東京
出版者 教文館
出版者カナ キョウブンカン
出版年 2019.2
ページ数 345, 25p
大きさ 22cm
シリーズ名 関西学院大学研究叢書
シリーズ名のルビ等 カンセイ ガクイン ダイガク ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号 第202編
シリーズ番号読み 202
価格 ¥4600
内容紹介 19世紀末~20世紀初頭に世界的に影響を及ぼしたドイツの神学者ハルナック。当時ドイツのプロテスタント教会で繰り広げられた使徒信条論争に対するハルナックの言説から、彼の「信条」「教義」「信仰告白」理解を問い直す。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p1~12
個人件名 Harnack, Adolf von,(1851-1930)(00442495)(ndlsh)
個人件名カナ ハルナック アドルフ・フォン
個人件名原綴 Harnack,Adolf von
個人件名典拠番号 120000123540000
一般件名 信仰告白 , キリスト教-教義
一般件名カナ シンコウ コクハク,キリストキョウ-キョウギ
一般件名典拠番号

510991300000000 , 510139610150000

分類:都立NDC10版 191.8
資料情報1 『アドルフ・フォン・ハルナックにおける「信条」と「教義」 近代ドイツ・プロテスタンティズムの一断面』(関西学院大学研究叢書 第202編) 加納 和寛/著  教文館 2019.2(所蔵館:中央  請求記号:/191.8/5006/2019  資料コード:7111842741)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153327557

目次 閉じる

序章 ハルナックとは誰か
  1 卓越した若手神学者
  2 首都ベルリンの神学教授
  3 多方面での活躍
  4 「忘れられた」神学者
  5 ハルナックは反ユダヤ主義者だったのか
  6 レオ・ベックによる批判
  7 ハルナックとブーバー
  8 『キリスト教の本質』におけるユダヤ観
  9 問題の所在と研究方法
第1部 ハルナックと使徒信条論争
第1章 オットー・ドライアーの「非教義的キリスト教」
  1 使徒信条論争の再考
  2 「非教義的キリスト教」
  3 問題提起
  4 『非教義的キリスト教』
  5 「非教義的キリスト教」の構図
第2章 ドライアーとユリウス・カフタン
  1 「新しい教義」
  2 カフタンの意見
  3 ドライアーの反論
  4 「核」と「殻」
第3章 ドライアーとハルナック
  1 ハルナック『教義史教本』とドライアー
  2 『教義史教本』以後のドライアー
  3 「キリストの位格に関する教義とその宗教的意味」
  4 「今日の教会に生き生きとした信仰を育てるため、キリスト教教育はどういった方法で行われるべきか」
  5 ハルナックのドライアーへの影響
第4章 シュレンプフ事件
  1 クリストフ・シュレンプフ
  2 シュレンプフの意見表明
  3 シュレンプフ事件当時の神学と教会
  4 シュドウとリスコの事例
  5 シュレンプフとシュドウおよびリスコの比較
第5章 ヘルマン・クレマーとの論争
  1 シュレンプフ事件に対するハルナックの応答
  2 クレマーの反論
  3 ハルナックの反論
  4 論争の影響
第6章 ヤトー事件
  1 ヤトー事件と使徒信条論争
  2 カール・ヤトー
  3 ヤトーの「信仰告白」
  4 ヤトーと「審判団」
  5 ハルナックの見解
第2部 プロテスタンティズムにおける使徒信条の位相
第7章 初期プロテスタンティズムにおける使徒信条の位相
  1 使徒信条論争の遠因としての宗教改革
  2 ルターにおける使徒信条の位置づけ
  3 カルヴァンにおける使徒信条の位置づけ
  4 ルター以後のルター派による洗礼における使徒信条使用の理解
  5 カルヴァン以降の改革派神学による洗礼における使徒信条使用の理解
第8章 プロイセン式文論争と使徒信条
  1 プロイセン式文論争
  2 宗教改革受容から式文論争まで
  3 「統一式文」の指向
  4 「ベルリン大聖堂教会式文(一八二二年)」の公布
  5 一八二二年版式文における使徒信条の位相
  6 一八二九年版式文以降における使徒信条
第9章 シュライアマハーと式文論争
  1 シュライアマハーの問題提起
  2 シュライアマハーの礼拝改革案
  3 シュライアマハーの神学における使徒信条の位相
  4 シュライアマハーの使徒信条理解
第3部 プロテスタンティズムと教義
第10章 プロテスタントの「再カトリック化」問題
  1 「再カトリック化」とは何か
  2 一九世紀におけるプロテスタント教会の「再カトリック化」とは
  3 ハルナックとカトリシズム
  4 ハルナックと文化闘争
  5 ハルナックのローマ・カトリック評価
  6 「再カトリック化」の克服のために
  7 ハルナックにおける「領邦教会のカトリック化」
  8 領邦教会の内実と将来への提言
第11章 プロテスタンティズムにおける教義とは何か
  1 「教義」と「教理」
  2 「神学論争」と「教義論争」
  3 アルブレヒト・リッチュル
  4 リッチュル『古代カトリック教会の成立』における「教義」理解
  5 リッチュルの「教義」理解および「教義」に関するカトリシズム理解
第12章 教義、信条、信仰告白
  1 『教義史教本』における教義の定義
  2 教義と信仰の関係
  3 カトリシズムの「教義」
  4 プロテスタンティズムの「教義」
  5 ハルナックにおけるルターの信条および信仰告白理解
  6 プロテスタンティズムの信仰告白理解
終章
補論1 ハルナックのルター理解
  1 ルター、ゲーテとハルナック
  2 テオドジウス・ハルナックとルター・ルネサンスとのあいだ
  3 「神概念」
  4 「良心の宗教」
  5 ハルナックとルター・ルネサンス
補論2 ハルナックとレオ・ベック
  1 『キリスト教の本質』とそれに対する批判
  2 『キリスト教の本質』の方法論について
  3 ハルナックのユダヤ教理解について
  4 『キリスト教の本質』批判から『ユダヤ教の本質』へ
  5 ハルナックとベックの「対話」
  6 「対話」が生み出すもの