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目次

序章 グローバル化と社会運動

  1.グローバル化とその効果

  2.反グローバリズムと反システム運動

  3.半周辺マレーシア

  4.本書の構成

Ⅰ.半周辺マレーシア

  1.はじめに

  2.工業化という課題

  3.エスニックな契約関係と国家

  4.伝統主義、ナショナリズム、イスラム

  5.まとめ

第1部 民族解放運動

Ⅱ.ポストコローニアルを生きるものたち

  1.はじめに

  2.植民地支配とエスニシティ形成

  3.独立運動と植民地主義の功罪

  4.ポスト植民地社会マレーシアにおけるエスニシティ

  5.民族解放運動としてのHINDRAF

  6.まとめ

Ⅲ.インド人による民族解放運動の社会的背景

  1.はじめに

  2.民族解放運動の種差性

  3.マレーシアにおける半周辺化とインド人

  4.都市への移住と社会運動の発生

  5.運動フレームの拮抗

  6.まとめ

Ⅳ.半周辺と社会主義

  1.はじめに

  2.周辺における社会主義

  3.マレーシアにおける社会主義の展開

  4.マレーシア社会党の結成とその活動

  5.半周辺マレーシアにおける社会主義

  6.まとめ

第2部 労働運動

Ⅴ.なぜそんなに弱いのか

  1.はじめに

  2.マレーシアにおける工業化と労使関係システム

  3.最低賃金制定にみる労使関係

  4.依然として専制的なのか

  5.なぜそんなに強いのか

  6.制度改革と活性化に向けて

  7.まとめ

Ⅵ.「周辺性」を担う移民労働者

  1.はじめに

  2.移民労働者の両義性

  3.マレーシアにおける移民労働者

  4.移民労働者が直面する困難

  5.組織化と援助活動

  6.移民労働者をめぐる運動の課題

  7.まとめ

Ⅶ.市民運動における労働運動の位置

  1.はじめに

  2.市民社会の形成とNGOs

  3.改革(REFORMASI)から浄化(BERSIH)へ

  4.BERSIH運動の「階級性」

  5.市民運動における労働の位置

  6.まとめ

第3部 新しい社会運動

Ⅷ.半周辺における環境保護運動

  1.はじめに

  2.半周辺マレーシアにおける環境保護運動

  3.反ライナス運動の展開

  4.まとめ

Ⅸ.環境保護運動における主体特性

  1.はじめに

  2.調査概要とデータの制約

  3.主体の特性

  4.主体像の探求

  5.政治参加と社会運動

  6.まとめ

Ⅹ.環境保護運動と「周辺性」

  1.はじめに

  2.多国籍企業の社会的費用

  3.レア・アース産業の現状

  4.マレーシアにおけるレア・アース産業

  5.まとめ

結びにかえて

  1.半周辺マレーシア

  2.半周辺と反システム運動

  3.「変動の苗床」としての半周辺

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