水溜 真由美/著 -- ナカニシヤ出版 -- 2019.2 --

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中央 3階C 一般図書 /910.26/ホ8/606 7111584173 配架図 Digital BookShelf
2019/04/30 可能 利用可   0
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ISBN 4-7795-1364-0
ISBN13桁 978-4-7795-1364-0
タイトル 堀田善衞乱世を生きる
タイトルカナ ホッタ ヨシエ ランセイ オ イキル
著者名 水溜 真由美 /著
著者名典拠番号

110004574340000

出版地 京都
出版者 ナカニシヤ出版
出版者カナ ナカニシヤ シュッパン
出版年 2019.2
ページ数 11, 427, 7p
大きさ 20cm
価格 ¥3800
内容紹介 堀田の文学活動のすべてが、戦前日本に対する反省を出発点としたコミットメントであった-。堀田善衞の主要な著作をできるだけ網羅的に検討し、堀田を、乱世を生き、乱世を描き、乱世を思考した作家・思想家として再評価する。
個人件名 堀田, 善衛,(1918-1998)(00013408)(ndlsh)
個人件名カナ ホッタ, ヨシエ,(1918-1998)(00013408)
個人件名 堀田 善衛
個人件名カナ ホッタ ヨシエ
個人件名典拠番号 110000885050000
分類:都立NDC10版 910.268
書評掲載紙 読売新聞  2019/05/26  2113 
資料情報1 『堀田善衞乱世を生きる』 水溜 真由美/著  ナカニシヤ出版 2019.2(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/ホ8/606  資料コード:7111584173)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153330799

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序論 戦後派作家としての堀田善衞
  一 堀田善衞と乱世
  二 戦後派と戦争体験
  三 時代運れの戦後派?
  四 乱世における知識人
  五 本書の構成
第Ⅰ部 乱世を描く試み
第一章 朝鮮戦争二〇世紀における政治と知識人
  一 はじめに
  二 朝鮮戦争と「コミットメント」
  三 上海体験と政治の暴力性
  四 文学の危機と知識人
  五 おわりに
第二章 国共内戦歴史へのコミットメント
  一 はじめに
  二 支配階級の人々
  三 革命家たち
  四 竜田
  五 亮子
  六 戦争の死者と「歴史」
  七 おわりに
第三章 原爆投下戦争の罪と裁き
  一 はじめに
  二 『零から数えて』から『審判』へ
  三 武田泰淳「審判」とドストエフスキー
  四 原爆投下と中国人虐殺
  五 戦争の罪の裁きと対話形式
  六 預言者としてのパイロット
  七 宿命と慈悲
  八 死者による裁き
  九 おわりに
第四章 南京事件宿命論との対決
  一 はじめに
  二 乱世における様々な身の処し方
  三 二つの宿命論
  四 スパイとしての生
  五 沈黙による抵抗
  六 『夜の森』と『時間』
  七 おわりに
第五章 島原天草一揆ユダとしての知識人
  一 はじめに
  二 先行作品における山田右衛門作像
  三 転向文学と山田右衛門作
  四 裏切りの経緯
  五 一揆に対する批判
  六 もう一つの動機
  七 知識人の宿命
  八 おわりに
第Ⅱ部 乱世を生きる作家・芸術家の肖像
第一章 西行
  一 はじめに
  二 戦中の知的状況
  三 初期評論
  四 西行論
  五 おわりに
第二章 鴨長明・藤原定家
  一 はじめに
  二 西行から長明・定家へ
  三 『方丈記私記』における長明像
  四 『定家明月記私抄』における定家像
  五 おわりに
第三章 ゴヤ
  一 はじめに
  二 ゴヤがゴヤになる
  三 スペインの「乱世」
  四 戦争を描く
  五 宮廷画家の仮面
  六 おわりに
第四章 モンテーニュ
  一 はじめに
  二 渡辺一夫のユマニスム論
  三 ツヴァイクのユマニスム論
  四 モンテーニュとフランス宗教戦争
  五 『エセー』を読む
  六 乱世との対峙
  七 おわりに
第Ⅲ部 アジア・アフリカ作家会議へのコミットメント
第一章 第三世界との出会い
  一 はじめに
  二 アジア・アフリカ作家会議とは何か
  三 アジア・アフリカ作家会議と日本
  四 堀田善衞とアジア・アフリカ作家会議
  五 第三世界と出会う
  六 「後進国」としての第三世界
  七 第三世界と日本
  八 おわりに
第二章 中ソ対立の中で
  一 はじめに
  二 中ソ対立と組織の分裂
  三 中ソ対立をめぐる堀田善衞の姿勢
  四 チェコ事件と一〇周年記念集会
  五 「小国」と第三世界
  六 おわりに