梅澤 礼/著 -- 法政大学出版局 -- 2019.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 1F法律 一般図書 /326.9/5112/2019 7111534921 配架図 Digital BookShelf
2019/04/09 可能 利用可   0

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ISBN 4-588-37605-4
ISBN13桁 978-4-588-37605-4
タイトル 囚人と狂気
タイトルカナ シュウジン ト キョウキ
タイトル関連情報 一九世紀フランスの監獄・文学・社会
タイトル関連情報読み ジュウキュウセイキ フランス ノ カンゴク ブンガク シャカイ
著者名 梅澤 礼 /著
著者名典拠番号

110006056210000

出版地 東京
出版者 法政大学出版局
出版者カナ ホウセイ ダイガク シュッパンキョク
出版年 2019.3
ページ数 10, 267, 39, 2p
大きさ 22cm
価格 ¥5400
内容紹介 一九世紀フランスにおける理想の監獄とその挫折をめぐって、新聞や学術論文、議事録、回想録や文学作品に表れた多様な論争的言説を掘り起こし、独房で精神を病んだ囚人が<非理性>や植民地へと追放されてゆく過程をたどる。
受賞情報・賞の名称 渋沢・クローデル賞奨励賞
受賞情報・賞の回次(年次) 第36回
一般件名 刑務所-フランス-歴史-19世紀-001319339-ndlsh,囚人-00572476-ndlsh,フランス文学-歴史-19世紀-ndlsh-00563727
一般件名カナ ケイムショ-フランス-レキシ-19セイキ-001319339,シュウジン-00572476,フランスブンガク-レキシ-19セイキ-00563727
一般件名 刑務所-歴史 , フランス文学-歴史
一般件名カナ ケイムショ-レキシ,フランス ブンガク-レキシ
一般件名典拠番号

510689410050000 , 510222710070000

一般件名 フランス
一般件名カナ フランス
一般件名典拠番号 520037700000000
分類:都立NDC10版 326.935
資料情報1 『囚人と狂気 一九世紀フランスの監獄・文学・社会』 梅澤 礼/著  法政大学出版局 2019.3(所蔵館:中央  請求記号:/326.9/5112/2019  資料コード:7111534921)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153334504

目次 閉じる

序章
  1 監獄法案
  2 監獄をめぐる研究
  3 監獄をめぐる表象
  4 本書の構成
第一部 「狂った囚人」
第一章 一八二〇年代
  1 概史
  2 欠如した存在としての囚人と足し算型の処遇
  3 囚人のための図書コンクール
  4 博愛主義
  5 悪臭と悪徳
第二章 一八三〇年代
  1 概史
  2 博愛主義の名残
  3 トックヴィルとリュカ
  4 快適な監獄
  5 博愛主義批判と厳罰化
  6 「監獄は学校である」
  7 伝染病と犯罪
  8 統計
  9 犯罪者の国家
第三章 一八四〇年代
  1 概史
  2 囚人と労働者
  3 監獄法案への反論
  4 モン・サン・ミッシェル事件
  5 狂気とは何か
  6 「狂った囚人」の肖像
  7 泥水の浄化
  8 「狂った囚人」の犠牲
  9 監禁から流刑へ
第四章 一九世紀後半
  1 概史
  2 空気の個別化
  3 空気から光へ
  4 マザス監獄
  5 マザス監獄と自殺
  6 小ロケット監獄の悲劇
  7 デジェネレッサンス理論の誕生
  8 デジェネレの肖像
  9 流刑の一般化
第二部 監獄と文学
第一章 一八二〇年代
  1 監獄と文学の出会い
  2 『ローラン、もしくは囚人たち』
  3 『アントワーヌとモーリス』
  4 囚人による作品
  5 囚人の新しい描写
  6 囚人文学
第二章 一八三〇年代
  1 バルザックと博愛主義
  2 リュシアンの獄死
  3 バルザックと監獄改革
  4 ラスネール伝説
  5 青年時代のラスネール
  6 作家としてのラスネール
  7 ラスネール伝説の起源
第三章 一八四〇年代
  1 『パリの秘密』と隠語
  2 文学と奇形学
  3 一つの法・二つの未来
  4 大ロケット監獄とジャン・ヴァルジャンの徒刑場
  5 小ロケット監獄とプチ・ピクピュス修道院
第四章 一九世紀後半
  1 『娼婦エリザ』とバイヤルジェ
  2 『娼婦エリザ』とレリュ
  3 ゴンクールによる監獄資料の批判的引用
  4 ラスネールとマルドロール
  5 怪物的犯罪者の実像への回帰
終章
  1 監獄法案と流刑制度
  2 文学と監獄の関係
  3 犯罪学と文学の一世紀