資料詳細

目次

序論 視角としての議会専制

  1 本書の課題

  2 中国議会史をめぐる先行研究

  3 分析・方法上の諸問題

  4 概観-近代中国の国会と憲政-

Ⅰ 袁世凱政権と議会専制

  1 問題の所在

  2 臨時約法と天壇憲草

  3 新約法体制と明治憲法体制

  4 小結

Ⅱ 安福国会と臨時約法

  1 問題の所在

  2 安福国会と中国銀行則例問題

  3 政府、安福国会と国民的世論

  4 小結

Ⅲ 孫文の立憲構想

  1 問題の所在

  2 皇帝に代位する国民大会

  3 治権機関としての立法院

  4 小結

Ⅳ 馮少山の訓政批判と立法院

  1 問題の所在

  2 訓政統治の特質

  3 馮少山の立法院参政構想

  4 国民党の批判と馮少山の追放

  5 小結

Ⅴ 五五憲草における国民大会と立法院

  1 問題の所在

  2 五五憲草の起草過程

  3 憲草中の国民大会と立法院

  4 小結

Ⅵ 日中戦争下の五五憲草批判と国民大会議政会

  1 問題の所在

  2 憲政期成会の期成憲草

  3 憲政実施協進会の研討意見

  4 小結

Ⅶ 中華民国憲法と立法院の国会化

  1 問題の所在

  2 憲草修改原則と政協憲草

  3 制憲国民大会と中華民国憲法

  4 小結

Ⅷ 国共内戦下の立法院と憲法運用

  1 問題の所在

  2 憲政突施下の立法院

  3 行政院に対する規制

  4 総統権に対する規制

  5 小結

Ⅸ みせかけの議会専制

  1 問題の所在

  2 一九五四年憲法と人民代表大会制

  3 選挙と議会専制の擬制化

  4 小結

結論 議会専制の系譜

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