大森 淳史/著 -- 三元社 -- 2019.3 --

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中央 3階B 一般図書 /702.3/5399/2019 7111571273 配架図 Digital BookShelf
2019/04/16 可能 利用可   0
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ISBN 4-88303-482-6
ISBN13桁 978-4-88303-482-6
タイトル <ブリュッケ>とその時代
タイトルカナ ブリュッケ ト ソノ ジダイ
タイトル関連情報 個人主義と共同体のあいだで
タイトル関連情報読み コジン シュギ ト キョウドウタイ ノ アイダ デ
著者名 大森 淳史 /著
著者名典拠番号

110002292670000

出版地 東京
出版者 三元社
出版者カナ サンゲンシャ
出版年 2019.3
ページ数 406, 15p
大きさ 22cm
価格 ¥5000
内容紹介 20世紀初頭、ドイツで誕生した小さな芸術家グループ<ブリュッケ>。その活動形態や理念、「ドイツ表現主義」などとして位置づけられていく過程を、美術史に留まらず、アナーキズムを接点に思想史・文化史との関連から考察。
書誌・年譜・年表 文献:p390~402
一般件名 絵画-ドイツ-歴史-20世紀-ndlsh-01191796,表現主義 (美術)-ndlsh-00563849
一般件名カナ カイガ-ドイツ-レキシ-20セイキ-01191796,ヒョウゲンシュギ (ビジュツ)-00563849
一般件名 芸術-ドイツ , 表現主義(美術)
一般件名カナ ゲイジュツ-ドイツ,ヒョウゲン シュギ(ビジュツ)
一般件名典拠番号

510705320190000 , 511331100000000

分類:都立NDC10版 702.34
資料情報1 『<ブリュッケ>とその時代 個人主義と共同体のあいだで』 大森 淳史/著  三元社 2019.3(所蔵館:中央  請求記号:/702.3/5399/2019  資料コード:7111571273)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153338560

目次 閉じる

序章
第1部 個人主義と共同体のあいだで
第1章 芸術と生活の一体化
  「自由な団結(Vereinigung)」と「自由な芸術家」
  希望に反した進学
  建築の勉学が持つ意味
  「自然民族」における芸術と生活の一体化
第2章 芸術家グループとしての特質
  グループ結成当時のドレスデンの美術界
  十九世紀の芸術家団体
  <ブリュッケ>に直接影響を与えた可能性のある芸術家グループ
  <ブリュッケ>と併行する芸術家グループ
第3章 「芸術家グループ」としての戦略
  規約のない理想の共同体
  <ブリュッケ>の名称をめぐって
  「われわれの綱領」
  『世俗を憎む(Odi Profanum)』
  会員組織-「能動的会員」と「受動的会員」
  展覧会
第4章 <ブリュッケ>の木版画
  木版画への執着
  木版画制作の開始時期
  日本の多色刷り木版画との接触
  世紀末の版画運助の影響
  表現媒体としての木版画
第5章 共同体体験
  「十五分間ヌード」-アトリエの親密で高揚した空気
  都会を離れて
  自然のなかの裸の人々
  改革運動との同時代性
  アナーキズムの影響
  『ブリュッケ年代記』-プリミティヴ・アートとの関係の示唆と共同体の解消
第2部 世紀転換期の文化批判と改革運動
第6章 ニーチェ崇拝
第7章 文化批判
  ポール・ド・ラガルド-民族的宗教と新たな貴族制
  ユリウス・ラングベーン-民族の教育者としての芸術家
  社会貴族主義-社会ダーウィニズムとニーチェの貴族主義との合体
  「精神の貴族」と「精神の労働者」
第8章 改革運動
  近代文明からの逃避と理想社会の夢想
  入植運動-<新しき共同体>とアスコーナ
  青年運動
  裸体文化運動
第9章 個人主義を超えて
  個人主義的アナーキズムを超えて
  工芸・建築における改革運動
第3部 国民芸術か、頽廃芸術か
第10章 ドイツの「表現主義者」
  「表現主義者」、「ポスト-印象主義者」、<フォーブ(野獣たち)>
  ドイツにおける用語としての「表現主義者」
第11章 ねじれた敵愾心と「ドイツ表現主義」
  「チューディ事件」-近代美術派館長の不運
  『ドイツ人芸術家の抗議』-噴出した偏狭な敵愾心
  『ドイツ人芸術家の抗議』への反発-近代美術派の反論にも民族主義の影
  「表現主義」概念のゲルマン化
第12章 国民芸術か、頽廃芸術か
  第一次世界大戦前の表現主義と美術館
  ヴァイマル時代における表現主義美術と美術館
  受難の始まり
  表現主義におけるドイツ的本質をめぐって
おわりに