西澤 晃彦/著 -- 放送大学教育振興会 -- 2019.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /368.2/5218/2019 7111775326 配架図 Digital BookShelf
2019/06/28 可能 利用可   0

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ISBN 4-595-31939-6
ISBN13桁 978-4-595-31939-6
タイトル 人間にとって貧困とは何か
タイトルカナ ニンゲン ニ トッテ ヒンコン トワ ナニカ
著者名 西澤 晃彦 /著
著者名典拠番号

110002454530000

出版地 東京,[東京]
出版者 放送大学教育振興会,[NHK出版(発売)]
出版者カナ ホウソウ ダイガク キョウイク シンコウカイ
出版年 2019.3
ページ数 265p
大きさ 21cm
シリーズ名 放送大学教材
シリーズ名のルビ等 ホウソウ ダイガク キョウザイ
価格 ¥2600
内容紹介 貧しい人々の振る舞いや言葉、考え、感情と、そうしたものの背景をなす貧困の意味について考察。今日的な状況を踏まえつつ、貧困が人間に何を及ぼすのかを社会的・制度的・経済的・歴史的な要因と関連付けながら解説する。
一般件名 貧困-00563220-ndlsh
一般件名カナ ヒンコン-00563220
一般件名 貧困
一般件名カナ ヒンコン
一般件名典拠番号

511335600000000

分類:都立NDC10版 368.2
資料情報1 『人間にとって貧困とは何か』(放送大学教材) 西澤 晃彦/著  放送大学教育振興会 2019.3(所蔵館:中央  請求記号:/368.2/5218/2019  資料コード:7111775326)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153338783

目次 閉じる

1 孤立と零落 貧困体験の中核
  1.貧窮を忍び能わざる心
  2.比較をする私たち
  3.零落と孤立
  4.家とムラ
  5.個人化
  6.社会的排除とアイデンティティ
2 貧困の社会学・序説 見田宗介「まなざしの地獄~現代社会の実存構造~」を読む
  1.貧困の定義と基準をめぐって
  2.朝の紅茶
  3.まなざしの地獄
  4.表相の操作
  5.「とりもち」としての貧困
3 貧しい暮らし
  1.エンゲルとマズロー
  2.生活構造論
  3.貧困の刻印
  4.アイデンティティを買う
  5.「世間並み」の消滅
4 よそ者としての貧者 まなざしと不安
  1.貧者のアイデンティティ
  2.汚辱とスティグマ
  3.「無限ループ」の男の子たち
  4.自立という陥穽
  5.まなざしと不安
5 排除の地理学 貧者の生活世界
  1.場所からの解放と「遊牧民」差別
  2.排除された都市下層
  3.都市下層の世界
  4.親方子方関係
  5.中央と地方
  6.移住者たち
  7.地方における貧困
6 貧困と家族 「恥」・近代家族・福祉国家
  1.親子心中と近代家族
  2.恥じ入る家族
  3.戸籍
  4.国民になる
  5.恥と周縁の人々
  6.家族主義レジーム
7 責められる家族 貧困の犯罪化をめぐって
  1.新自由主義と貧困の犯罪化
  2.不正受給問題
  3.「よい貧者」と「悪い貧者」の物語
  4.新自由主義の人間観
  5.疑われる貧困家族
  6.責められる家族
8 子どもにとって貧困とは何か
  1.社会問題としての子どもの貧困
  2.イデオロギーとしての遺伝論
  3.社会化
  4.社会関係資本
  5.攻撃される子どもたち
9 貧困と友人関係 「伴を慕う心」の行方
  1.秋葉原無差別殺傷事件
  2.親密圏としての友人関係
  3.地元つながり
  4.友人関係の弱さ
  5.大人はどこに行ったのか
  6.承認と確認
10 貧困と老い
  1.貧困と老い
  2.「自分らしい死」をめぐって
  3.死の都市化
  4.死の隠蔽と孤立
  5.援助拒否と孤独死
  6.死が紡ぐ協同性
11 グローバリゼーションと貧困(1)階級・階層構造と社会変動
  1.経済グローバリゼーション
  2.東京
  3.社会的分極化
  4.アンダークラス
12 グローバリゼーションと貧困(2)誰が排除されているのか
  1.社会的排除による貧困
  2.非正規雇用労働者の増大
  3.外国人
  4.若年層
  5.非正規雇用と貧困
13 グローバリゼーションと貧困(3)空間構造の変動
  1.フローの空間,場所の空間
  2.「放浪者」と「しゃがみこむ人々」
  3.放浪者としての派遣労働者
  4.労働力動員者たちのユートピア
14 見える貧困,見えない貧困
  1.野宿者
  2.「ホームレス問題」の再構築
  3.野宿者の内面世界
  4.貧者の居場所はどこか
  5.飯場と「共同性の原資」
15 社会を否定する人々,社会を求める人々
  1.「実験室」の中の人間
  2.可視化する貧者
  3.個人化の両義性とアテンション
  4.社会を実体化する