栗原 亘/編著 -- 学文社 -- 2019.3 --

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中央 2F 一般図書 /361.0/5430/2019 7111591712 配架図 Digital BookShelf
2019/04/23 可能 利用可   0
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ISBN 4-7620-2886-1
ISBN13桁 978-4-7620-2886-1
タイトル 知の社会学の可能性
タイトルカナ チ ノ シャカイガク ノ カノウセイ
著者名 栗原 亘 /編著, 関水 徹平 /編著, 大黒屋 貴稔 /編著
著者名典拠番号

110007503680000 , 110006479960000 , 110006978270000

出版地 東京
出版者 学文社
出版者カナ ガクブンシャ
出版年 2019.3
ページ数 8, 349p
大きさ 22cm
価格 ¥3700
内容紹介 知にアプローチすることで社会的現実を解明しようとしたシュッツ。シュッツ理論や、シュッツ以外の知の社会学理論、日常知の在り方、戦後日本社会学を中心とした学知の在り方など、知の社会学の可能性を広く問う論稿を収録。
一般件名 社会学-00571850-ndlsh
一般件名カナ シャカイガク-00571850
一般件名 社会学
一般件名カナ シャカイガク
一般件名典拠番号

510406600000000

分類:都立NDC10版 361
資料情報1 『知の社会学の可能性』 栗原 亘/編著, 関水 徹平/編著 , 大黒屋 貴稔/編著 学文社 2019.3(所蔵館:中央  請求記号:/361.0/5430/2019  資料コード:7111591712)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153339426

目次 閉じる

はじめに 本論集の成り立ちと各章の概要
  一 アルフレッド・シュッツと知の社会学
  二 本論集の成り立ち
  三 各章の概要
第一部 知の社会学の基礎
第一章 知の社会学と現象学的社会理論
  一 「知の社会学」の含意
  二 知識社会学と知の社会学
  三 知の社会学と現象学的社会理論
第二章 時間の社会的構成-時間意識から社会的時間へ
  一 はじめに
  二 相互行為と動機連関
  三 相互行為とレリヴァンス連関
  四 相互行為と時間の交差
  五 社会的現在の統一
  六 社会的現在の地平と社会的時間
  七 結論
第三章 予想外のことを予想する?-知識の一部としての好奇心
  一 はじめに
  二 知識と好奇心
  三 「人間学的」要素としての好奇心
  四 好奇心の歴史的構成
  五 結論
第二部 知の社会学の展開
第四章 曖昧さの論理と生活世界の社会学への問いかけ
  一 はじめに
  二 「曖昧さ」の論理のためのシュッツ的準備作業
  三 パースにおけるアブダクションの論理とそれが「曖昧さの論理」に対して持つポテンシャル
第五章 分化したものと未分化なもの-ゲオルク・ジンメルの形式社会学について
  一 はじめに
  二 分化したものと未分化なもの
  三 媒介項としての第三者
  四 うつろいゆく他者の「表象」
第六章 専門知への理論的アプローチ-ハリー・コリンズの専門知論と知識の集合的次元への視座
  一 はじめに
  二 真正な意味での専門知獲得には至らないような知識獲得
  三 専門知観の実践的転回と暗黙知
  四 「身体化」としての知識獲得と「社会化」としての知識獲得-知識の集合的次元の主題化
  五 専門知獲得における二つの類型-身体の次元と言語の次元
  六 課題と展望-知識の集合的次元の構成過程を問うために
第三部 日常知の社会学
第七章 可能性の場としての共在=身体の相互作用-知識の受け継ぎ、謡の稽古を手がかりに
  一 はじめに
  二 「知識」の「受け継ぎ」、および「共在」
  三 共在の構造
  四 共在における感覚、その二方向への展開
  五 稽古という共在
  六 稽古の経験と意味
  七 同時代世界、先行世界と共在
  八 共在の連鎖を乗り継ぐもの
  九 学問世界における共在
第八章 「回復の語り」との決別の困難をどうとらえるか-「生活の発見会」に関する社会学的研究の課題
  一 はじめに
  二 森田療法と発見会の神経症観と回復観
  三 病いの経験と自己物語の三つの類型-フランクの業績から
  四 自助グループの意義・可能性と課題-伊藤の一連の業績から
  五 「発見会」における「回復の語り」をめぐる論点
  六 むすび
第九章 無知の技法-U理論を枠組とした映画『アナと雪の女王』分析
  一 アナの「凍りついた心」を溶かしたのは何か
  二 あらすじ
  三 DownloadingからSeeingへのシフト-評価・判断という障壁
  四 SeeingからSensingへのシフト-皮肉・諦めという障壁
  五 SensingからPresencingへのシフト-恐れという障壁
  六 むすび
第四部 社会学知の社会学
第十章 氾濫する「○○力」の教育と大学の意義-社会学教員の認識を手がかりに
  一 関心の所在-高等教育政策における「力」の氾濫
  二 調査およびデータの概要
  三 高等教育の意義-学生と教員による認識の比較
  四 高等教育レリヴァンスの規定要因
  五 考察
第十一章 社会学総合誌にみる日本の理論・学説研究の歴史的動向(一九六四年から二〇一三年まで)
  一 はじめに
  二 先行研究
  三 調査対象
  四 分析方法
  五 結果
  六 考察
  七 おわりに
第十二章 戦後日本の社会学における知の変容-社会学関連辞典を手がかりに
  一 はじめに
  二 “内”からみた日本の社会学の変容
  三 “外”からみた日本の社会学の変容
  四 辞典の項目の変化にみる社会学知の変容
  五 戦後日本における社会学「知」の変容
  六 おわりに
第十三章 ライフストーリー研究と複数の事実性-学知と日常知を問い直す方法論としての可能性
  一 本章の目的-主観的な領域を探究するとはどのようなことか
  二 対話的構築主義の方法論的特徴
  三 ライフストーリー研究法への批判と再構成1-中野卓による批判に対して
  四 ライフストーリー研究法への批判と再構成2-朴沙羅による批判に対して
  五 ライフストーリー研究における記述対象の複数性
  六 結語
終章 A・シュッツと知の社会学-知の社会学の新たな展開のために
  一 はじめに-シュッツとマンハイム
  二 マンハイムの知の社会学を解釈学的に再解釈する試み
  三 知の理論-シュッツとハイエク
  四 新たな知の社会学をめざして
  五 むすびにかえて