齋藤 孝/著 -- 筑摩書房 -- 2019.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
多摩 書庫 児童図書 /335/5013/2019 7111604786 Digital BookShelf
2019/07/28 可能 利用可   0

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ISBN 4-480-88099-4
ISBN13桁 978-4-480-88099-4
タイトル 自分で考えて行動しよう!こども論語とそろばん
タイトルカナ ジブン デ カンガエテ コウドウ シヨウ コドモ ロンゴ ト ソロバン
著者名 齋藤 孝 /著
著者名典拠番号

110002970160000

出版地 東京
出版者 筑摩書房
出版者カナ チクマ ショボウ
出版年 2019.3
ページ数 79p
大きさ 21cm
価格 ¥1500
内容紹介 正しくお金をもうけて、みんなのために使おう! お金に対する正しい心がまえや、やる気を出す方法、信用される人になる方法など、渋沢栄一の名著「論語と算盤」のエッセンスを小学校低学年でもわかるように解説する。
学習件名 孔子,渋沢/栄一,物の見方・考え方,生き方・考え方,論語,お金
学習件名カナ コウシ,シブサワ,エイイチ,モノ/ノ/ミカタ/カンガエカタ,イキカタ/カンガエカタ,ロンゴ,オカネ
個人件名 渋沢 栄一
個人件名カナ シブサワ エイイチ
個人件名典拠番号 110000491650000
一般件名 論語と算盤
一般件名カナ ロンゴ ト ソロバン
一般件名典拠番号

530434400000000

分類:都立NDC10版 335.13
資料情報1 『自分で考えて行動しよう!こども論語とそろばん』 齋藤 孝/著  筑摩書房 2019.3(所蔵館:多摩  請求記号:/335/5013/2019  資料コード:7111604786)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153342481

目次 閉じる

はじめに
第1章 お金もうけは、いけないことじゃないよ
  人として正しく生きることとお金をもうけることは両立するんだよ。
  論語と算盤は、甚だ遠くして甚だ近いものである
  正しいやり方でもうけたお金じゃないとたまらないよ。
  その富をなす根源は何かといえば、仁義道徳。正しい道理の組でなければ、その富は完全に永続することができぬ
  正々堂々としたおさむらいさんの心で商売をすればうまくいくよ。
  士魂にして商才がなければならぬ
  お金に心はないんだ。それをつかう人しだいでよくも、悪くもなるんだよ。
  金に実に威力あるものなれども、しかしながら、金はもとより無心である。善用さるると悪用されるとは、その使用者の心にある
  お金はみんなのものなんだ。だからお金もちはまずしい人がいなくなるようにお金を回してあげないといけないんだよ。
第2章 人生で成功するには、どうしたらいい?
  ピンチのときは一生懸命勉強して運が向いてくるのをまとう。でも自分が原因でピンチになったときは反省して悪い点をあらためようね。
  自然的の逆境に処するに当っては、まず天命に安んじ、おもむろに来るべき運命を待ちつつ、撓まず屈せず勉強するがよい(略)人為的の逆境に陥った場合は(略)何でも自分に省みて悪い点を改めるより外はない
  競争はいけないわけじゃないんだ。必要な競争もあるんだよ。
  争いは決して絶対に排斥すべきものでなく、処世の上にも甚だ必要のものであろうかと信ずるのである
  かにが自分の体にあわせてあなをほるように仕事や勉強も自分にあったやり方でやろうね。
  私は蟹は甲羅に似せて穴を掘るという主義で、渋沢の分を守るということを心掛けておる
  どんな小さな仕事でも大切なんだ。一生懸命やらないとたいへんなことになるよ。
  およそどんな些細な仕事でも、それは大きな仕事の一小部分で、これが満足にできなければ、遂に結末がつかぬことになる
  夢をかなえたかったら勉強し続けることです。そうすれば実力がついてきて夢がかなうよ。
第3章 何をするにも、「やる気」はだいじだね
  いま、はやっている新しいものをどんどんとり入れていく気もちがだいじだよ。
  進取の気象を忘れてしまっては何にもならぬ
  自分でやる気になって、自分でやらないとちゃんとしたことはできないよ。
  何か一と仕事しようとする者は、自分で箸を取らなければ駄目である
  おへその下に力をこめると、気もちがおちついて勇気がわいてくるよ。
  下腹部に力を籠める習慣を生ずれば、心寛く体胖かなる人となりて、沈着の風を生じ、勇気ある人となるのである
  恵まれたところにいなくても、「何が何でもやってやる」という気もちがだいじなんですね。
  同じく人間と生まれ出た甲斐には、何が何でも武士にならなくては駄目である
  すきなことをやるのがだいじだよ。なぜかというと何ごとも、熱意が重要だからです。
第4章 いちばんだいじなことは「信用」だよ
  判断力があって人の気もちがわかって、意志がつよいこと。この三つがあればだいじょうぶ。
  『智、情、意』の三者が各々権衡を保ち、平等に発達したものが完全の常識だろう
  おしゃべりで失敗することもあるけど、いいこともあるんだよ。
  口は禍の門であるとともに、福の門でもある
  子どものころにいい習慣をつけるとそれが個性になるよ。
  幼少の頃から青年期を通じては、非常に習慣のつきやすい時である。それゆえに、この時期を外さず良習慣をつけ、それをして個性とするようにしたいものである
  いけないことはきっぱりことわるのがいいよ。そのかくごでいれば、悪いさそいもこなくなります。
  それは正義に背く行為であるから、私にはできぬといって、キッパリ断るくらいの覚悟をもって商売をしたならば、必ずそんな誘導の起こるものではない
  仕事をする上でいちばん大切なのは「信用」ということです。
第5章 人生に大黒柱をたてよう
  失敗したからといっておちこまない。人として正しいと思うことをちゃんとやればいいんだよ。
  得意時代だからとて気を緩さず、失意の時だからとて落胆せず、情操をもって道理を踏み通すように、心掛けて出ることが肝要である
  世の中をよくしようという夢を志というんだ。志をもたない人生なんて、柱がない家みたいなもんだよ。
  立志は人生という建築の骨子
  機械があるだけじゃダメなんだよ。それをささえる人間がいてはじめて文明が進歩するんだ。
  真正の文明ということは、すべての制度文物の具備と、それから一般国民の人格と智能とによりて、初めて言い得るだろうと思う
  結果だけ見てうらやましいと思わないで、そうなるための努力を見ようね。
  人の結末だけを見てこれを欽羨し、その結末を得る原因がどれほどであったかということに、見到らぬ弊が多くてならぬ
  昔はよかったという人がいるけど、いまの人がダメなわけじゃありません。
おわりに