資料詳細

目次

第1章 監査規制の新たな動向

  1 グローバルな監査における課題

  2 わが国における監査規制の動向

  3 本書の目的と構成

第2章 金融庁『会計監査の在り方に関する懇談会』提言から読み取るべき課題

  1 「会計監査の在り方に関する懇談会」の設置の趣旨

  2 『提言書』の概要とポイント

  3 日本公認会計士協会の取組みと対応

  4 『提言書』の公表を受けての各種の取組み

  5 終わりに

第3章 企業監査の新たな地平

  1 企業監査に対する基本的視点

  2 会計監査人による監査の原点

  3 株式会社における監査役制度の変遷

  4 企業不正問題と内部統制の課題

  5 企業監査の課題-伝統的財務諸表監査の限界と変容-

第4章 平成時代の監査規範の形成プロセス

  1 はじめに

  2 平成3年の監査基準改訂の意義

  3 監査基準等の規範性の明確化

  4 平成14年の監査基準改訂

  5 保証業務のフレームワークと監査業務の多様化

  6 内部統制報告監査制度の創設

  7 おわりに

第5章 監査人のバイアスに関する制度上の考察

  1 はじめに

  2 バイアスに関する問題提起

  3 わが国の監査人のバイアス事例

  4 会計監査に関わる諸機関の研究の動向

  5 監査人のバイアスへの制度上の対応

  6 新時代に向けて

第6章 監査規制及び監査の品質に関する先行研究

  1 はじめに

  2 研究計画

  3 結果

  4 今後の研究機会

  5 まとめと課題

第7章 監査報酬に関する国際実証研究

  1 問題意識と目的

  2 先行研究

  3 研究計画

  4 分析結果

  5 まとめと考察

第8章 監査法人のガバナンス・コード

  1 監査法人のガバナンス・コードの公表

  2 「コード」の概要

  3 「コード」の原則と指針の検討

  4 「コード」の公表を受けての公表物

  5 「コード」の課題

  6 むすびにかえて

第9章 監査法人の強制的ローテーション

  1 はじめに

  2 強制的ローテーションをめぐる争点

  3 監査人のローテーションに関する議論の推移

  4 制度の信頼性と監査の質

  5 おわりに

第10章 監査報告書の捉え方と規制のあり方

  1 はじめに

  2 監査報告書の意義と構造

  3 短文式監査報告書の完成

  4 監査報告書の情報化

  5 監査上の情報の制度化

  6 おわりに

第11章 会計監査についての情報提供の充実

  1 会計監査についての情報提供の充実に関する懇談会の報告書

  2 通常とは異なる監査意見等についての説明・情報提供

  3 監査人の交代に関する説明・情報提供

  4 報告書を受けての対応と今後の課題

第12章 残された課題

ページの先頭へ