資料詳細

目次

序章 遅れてきた移民国の統合政策

  1 移民をめぐるドイツの歴史的・社会的・政治的背景

  2 外国人政策、移民政策、統合政策

  3 先行研究と本書の構成

第1章 連邦レベルの移民政策と社会の多様化

  1 移民増加の四つの要因

  2 1998年までの「外国人」政策

  3 ドイツにおける多文化社会論

  4 「外国人」政策から「移民」政策への転換

  5 近年の移民の様相

第2章 教育と統合

  1 外国人政策期の教育政策

  2 PISAショック

  3 移民の学歴・就学状況

  4 連邦・州レベルの取り組み

  5 統合政策としての教育の失敗

第3章 政治参加と統合

  1 移民と選挙権

  2 選挙権による移民の三分化

  3 有権者としての移民

  4 議員としての移民

  5 外国人協議会

  6 移民の政治参加がもたらすもの

  7 移民の政治参加における今後の課題

第4章 差別と統合

  1 差別の概況

  2 個別分野における差別とその構造

  3 被差別体験の影響・帰結

  4 差別解消のための取り組みと今後の課題

第5章 自治体の統合政策

  1 外国人政策期の統合政策

  2 移民政策期の統合政策

第6章 フランクフルトの統合政策

  1 1980年代までの「外国人」政策

  2 多文化局

  3 外国人代表会議(KAV)

  4 多様化社会と「統合・多様性構想」

  5 フランクフルトにおける統合政策の特徴と課題

第7章 難民支援と統合政策

  1 ドイツに流入した難民

  2 難民の社会統合

  3 フランクフルトの難民と統合支援活動

  4 成果と今後の課題

終章 多様化するドイツ社会の課題と展望

  1 ドイツにおける外国人・移民政策とその帰結

  2 統合政策進展における自治体の役割

  3 今後の課題と展望

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