山本 一成/著 -- 九州大学出版会 -- 2019.4 --

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中央 2F 一般図書 /376.1/6282/2019 7111616473 配架図 Digital BookShelf
2019/05/07 可能 利用可   0
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ISBN 4-7985-0256-4
ISBN13桁 978-4-7985-0256-4
タイトル 保育実践へのエコロジカル・アプローチ
タイトルカナ ホイク ジッセン エノ エコロジカル アプローチ
タイトル関連情報 アフォーダンス理論で世界と出会う
タイトル関連情報読み アフォーダンス リロン デ セカイ ト デアウ
著者名 山本 一成 /著
著者名典拠番号

110007512570000

出版地 福岡
出版者 九州大学出版会
出版者カナ キュウシュウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2019.4
ページ数 9, 270p
大きさ 22cm
価格 ¥4500
内容紹介 日々の保育のなかで子どもたちが出会っている「環境」を理解するには、どのようなアプローチが必要なのか。保育者として経験した事例から、理論と実践を往還する新たな保育環境論を構築する。
書誌・年譜・年表 文献:p251~264
一般件名 環境 (保育内容)-01161874-ndlsh
一般件名カナ カンキョウ (ホイクナイヨウ)-01161874
一般件名 保育 , 教育的環境学
一般件名カナ ホイク,キョウイクテキ カンキョウガク
一般件名典拠番号

511374300000000 , 510665300000000

分類:都立NDC10版 376.1
資料情報1 『保育実践へのエコロジカル・アプローチ アフォーダンス理論で世界と出会う』 山本 一成/著  九州大学出版会 2019.4(所蔵館:中央  請求記号:/376.1/6282/2019  資料コード:7111616473)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153347693

目次 閉じる

序章 保育実践へのエコロジカル・アプローチに向けて
  1.本研究の問題意識
  2.本研究の構成
第Ⅰ部 生きられた環境の保育実践研究の必要性
第1章 環境概念についての理論的諸問題
  1.ダーウィンの進化論
  2.ユクスキュルの環境論
  3.シェーラーの人間論
  4.デューイの経験論
  5.教育的状況において生きられた環境を記述する方法
第2章 保育環境研究とその課題
  1.保育環境研究とその課題
  2.体験の保育学とその課題
第3章 現象学的保育研究の功績と課題
  1.フッサールの現象学的方法
  2.現象学的保育研究における理論的課題
  3.保育環境の実在論に基づく生きられた経験の科学へ
第Ⅱ部 エコロジカル・アプローチに基づく生きられた環境の保育実践研究論
第4章 記述される経験の側面性と記述の相補性
  1.経験を記述する保育実践研究
  2.記述される経験の側面性
  3.プラグマティズムから保育実践研究を捉えなおす
  4.保育実践研究の地平
第5章 環境の「意味」と「価値」の記述と経験の成長
  1.エコロジカルな「意味」と「価値」を含んだ経験科学の構築
  2.多元的リアリティをもつ経験概念の再興
  3.経験の成長へ向けた探求
  4.子どもにとっての「意味」と「価値」を探求すること
第6章 「そこにあるもの」のリアリティの探求
  1.保育者は子どもと「共通のリアリティ」をもつことができるのか
  2.パトナムの「自然な実在論」
  3.アフォーダンスの記述を通した環境のリアリティの探求
  4.保育における「そこにあるもの」の価値
第Ⅲ部 生きられた環境の記述的保育実践研究
第7章 人的環境:「みんなにとってのヒロシ」との出会い
  1.主体性のジレンマとその克服の試み
  2.人間-環境のトランザクションの記述から教育的関わりを問いなおす
  3.保育者-環境-子どもという系の記述
  4.「環境としての子ども」の記述
  5.「みんなにとってのヒロシ」のリアリティと研究の課題
第8章 物的環境:「贈与される砂」との出会い
  1.環境を通した保育と環境との出会いの創発性
  2.「ありふれたもの」の充たされざる意味
  3.潜在する環境の「意味」と「価値」との出会い
  4.保育環境に潜在する「意味」と「価値」に開かれること
第9章 自然や社会の事象:「気づかれていない命」との出会い
  1.保育者と子どもはどのように自然と出会うか
  2.種との出会い:「くりかえす命」のリアリティ
  3.野菜との出会い:「食べられる命」のリアリティ
  4.馬との出会い:「表現する命」のリアリティ
  5.「気づかれていない命」と自然体験
  6.エコロジカル・アプローチの射程と限界
終章 生活のなかで日常を超えるエコロジカル・アプローチ
  1.日常を超えることの教育的意味
  2.環境との出会いの記述がメディアとなるとき
  3.「出会わせようとする」ことの陥穽
  4.保育環境への姿勢
  5.私自身にとっての保育環境のリアリティ