矢澤 達宏/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2019.6 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /316.8/5748/2019 7111831855 配架図 Digital BookShelf
2019/07/12 可能 利用可   0

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ISBN 4-7664-2596-3
ISBN13桁 978-4-7664-2596-3
タイトル ブラジル黒人運動とアフリカ
タイトルカナ ブラジル コクジン ウンドウ ト アフリカ
タイトル関連情報 ブラック・ディアスポラが父祖の地に向けてきたまなざし
タイトル関連情報読み ブラック ディアスポラ ガ フソ ノ チ ニ ムケテ キタ マナザシ
著者名 矢澤 達宏 /著
著者名典拠番号

110004177590000

出版地 東京
出版者 慶應義塾大学出版会
出版者カナ ケイオウ ギジュク ダイガク シュッパンカイ
出版年 2019.6
ページ数 5, 256p
大きさ 22cm
価格 ¥5000
内容紹介 境遇改善を模索する黒人たちは、父祖の地アフリカをどう位置づけてきたのか。19世紀~1970年代のブラジルで黒人がみせてきた行動・言論・思想のいくつかの断面から、「黒人大国」の抱えるジレンマを読み解く。
書誌・年譜・年表 文献:p235~250
一般件名 黒人-ブラジル-歴史-19世紀-001325937-ndlsh,黒人-ブラジル-歴史-20世紀-001325938-ndlsh
一般件名カナ コクジン-ブラジル-レキシ-19セイキ-001325937,コクジン-ブラジル-レキシ-20セイキ-001325938
一般件名 黒人-歴史 , ブラジル-歴史 , 人種問題-歴史
一般件名カナ コクジン-レキシ,ブラジル-レキシ,ジンシュ モンダイ-レキシ
一般件名典拠番号

510818810020000 , 520062610150000 , 511273010020000

一般件名 ブラジル
一般件名カナ ブラジル
一般件名典拠番号 520062600000000
分類:都立NDC10版 316.862
資料情報1 『ブラジル黒人運動とアフリカ ブラック・ディアスポラが父祖の地に向けてきたまなざし』 矢澤 達宏/著  慶應義塾大学出版会 2019.6(所蔵館:中央  請求記号:/316.8/5748/2019  資料コード:7111831855)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153381608

目次 閉じる

序章 ブラック・ディアスポラ研究とブラジル
  一 米州の「黒人大国」はアフリカをどうみてきたか
  二 「ふるさとの地」アフリカへのさまざまな意識と「いまいる場所」ブラジルの影響
  三 アフリカに対する姿勢を何に、どのようにみいだすか
第一章 一九世紀におけるブラジル黒人のアフリカ「帰還」-「帰郷か、解放か」をこえて
  一 壁を作らなかった「帰還」民?
  二 解放を主眼とする「帰還」との比較
  三 「帰還」の背景・経緯・帰結
  四 アフリカ「帰還」現象としての特徴-米国黒人のリベリア入植との比較から
  五 ブラジル黒人の「帰還」の評価
  六 むすび-さまざまな動機で目指した現実のアフリカ
第二章 二〇世紀前半のサンパウロにおける黒人運動の性格と動態
  一 黒人運動はなぜ生まれ、何を追い求めたのか
  二 黒人運動の展開を再構成する
  三 二〇世紀前半のサンパウロと黒人の置かれた状況
  四 黒人運動の展開と動態
  五 むすび-相違と対立をはらみつつ訴えたもの
第三章 二〇世紀前半の黒人新聞のなかのアフリカとブラック・ディアスポラ-「アフリカ性」の忌避
  一 アフリカとブラック・ディアスポラをどのようにとりあげたか
  二 アフリカとブラック・ディアスポラに関する記事の分析-トピックの選定と論調にみられる傾向
  三 黒人新聞のアフリカとブラック・ディアスポラに対する言及の評価
  四 アフリカ志向性の希薄さ-外因説は妥当か
  五 むすび-「アフリカ性」にみずから背を向けて
第四章 二〇世紀前半の黒人新聞の言説にみる人種とネイション-混血のブラジル人への執着
  一 差別・排除の弱さゆえの統合志向?
  二 黒人も「人種民主主義」に感化されていたか
  三 「人種の天国」言説と黒人を含む「ブラジル人」の構想-フレイレの議論の源流
  四 「人種の天国」言説と差別体験の狭間で
  五 黒人を中心的要素とするネイション像
  六 むすび-「人種の天国」という壁、「混血のブラジル人」という拠りどころ
第五章 ブラック・アトランティックのなかのブラジル-アブディアス・ド・ナシメントの思想(一九六〇-七〇年代)におけるアフリカ志向とその背景
  一 ブラジルの黒人をアフリカと結びつける-どのように?なぜ?
  二 国外の思想に触発された「抵抗・反抗するブラジル黒人」という見方
  三 ブラジル黒人運動史のなかのアブディアス
  四 アブディアスの思想におけるアフリカ志向とその意図
  五 アフリカ志向の淵源をめぐって
  六 むすび-アフリカ志向の根底にあった白人知識人への懐疑・反発
終章 父祖の地をめぐって交錯する思惑
  一 一般的な時代状況の変遷による説明とその限界
  二 「アフリカ性」のジレンマ-ブラジル固有の要因
  三 残された空間と時間の隙間-これからの課題
  四 ブラック・ディアスポラ研究への含意