松永 京子/著 -- 英宝社 -- 2019.5 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /930.2/5734/2019 7112326638 配架図 Digital BookShelf
2019/12/10 可能 利用可   0

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ISBN 4-269-75035-7
ISBN13桁 978-4-269-75035-7
タイトル 北米先住民作家と<核文学>
タイトルカナ ホクベイ センジュウミン サッカ ト カク ブンガク
タイトル関連情報 アポカリプスからサバイバンスへ
タイトル関連情報読み アポカリプス カラ サバイバンス エ
著者名 松永 京子 /著
著者名典拠番号

110005175960000

出版地 東京
出版者 英宝社
出版者カナ エイホウシャ
出版年 2019.5
ページ数 329p
大きさ 20cm
シリーズ名 エコクリティシズム研究のフロンティア
シリーズ名のルビ等 エコクリティシズム ケンキュウ ノ フロンティア
シリーズ番号 1
シリーズ番号読み 1
価格 ¥3400
内容紹介 60年代にウラン鉱山で働いた経験をもとに書かれたオーティーズの詩集など、北米先住民作家が核や原爆に斬り込んだ作品を考察。<核文学>においても北米先住民作家の<声>が存在し、重要な役割を果たしていることを示す。
書誌・年譜・年表 文献:p295~318
一般件名 インディアン文学-ndlsh-00576147
一般件名カナ インディアンブンガク-00576147
一般件名 アメリカ文学-作家 , アメリカ インディアン
一般件名カナ アメリカ ブンガク-サッカ,アメリカ インディアン
一般件名典拠番号

510089510010000 , 510088200000000

分類:都立NDC10版 930.29
資料情報1 『北米先住民作家と<核文学> アポカリプスからサバイバンスへ』(エコクリティシズム研究のフロンティア 1) 松永 京子/著  英宝社 2019.5(所蔵館:中央  請求記号:/930.2/5734/2019  資料コード:7112326638)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153405559

目次 閉じる

序章 <核文学>研究の再構築
  ニュークリア・アポカリプスと文学的想像力
  修辞的戦略としてのエコロジカル・アポカリプス
  <汚染の書説>としての<核文学>
  <消えゆくアメリカ人>と核の植民地主義のレトリック
  核をめぐる先住民文学
第一章 サイモン・J・オーティーズの「ファイト・バック」-核の植民地主義から抵抗とサバイバルのナラティヴへ
  「奇妙な夜明け」の意味
  アメリカ南西部の植民地化とプエブロの反乱
  ウラン鉱石を「発見」したインディアン
  <最下層>に置かれる人々
  労働者の連帯へ向けて
  「よい方向」への視点の転換
  闘争とサバイバルのナラティヴ
第二章 レスリー・マーモン・シルコウの進化する「儀式」-アトミック・エイジを凌駕する物語の力
  アトミック・エイジの「病」
  ラグーナ・プエブロとウラン鉱山
  有刺鉄線を越える核の風景
  妖術のナラティヴとニュークリア・アポカリプス
  進化する儀式
  古くて新しい物語
第三章 レスリー・マーモン・シルコウの『死者の暦』における蛇の表象-ウラン鉱山、革命の精神、そして地球的ヴィジョン
  『儀式』から『死者の暦』へ
  スターリングの帰還とウラン鉱山
  部族と大陸を超える蛇の精霊の力
  アフリカ大陸とウラン鉱山
  <南>から<北>へ
  地球規模の視点への転換
第四章 シャーマン・アレクシーとウラン鉱山のポエティクス-サーモンと<奇跡的な生き残り>の物語
  アレクシー評価再考
  ハンフォードをめぐる語り
  ミッドナイト鉱山のポエティクス
  太陽の昇るミッドナイト鉱山
  サーモンのゴーストダンス
  <奇跡的な生き残り>の物語
第五章 マリルー・アウィアクタと原子の詩学-コーン・マザー<セイルー>とサバイバルの物語
  <アトミック・ベイビー>の誕生
  <アトミック・フロンティア>-オークリッジの「起源」
  <アトムの保留地>-山と原子が出会うところ
  近代科学、暴力、原爆-ベーコン、デカルト、ホッブズ
  コーン・マザー<セイルー>の教えとサバイバルのポエトリー
  科学と詩学が出会うところ
第六章 ジェラルド・ヴィゼナー『ヒロシマ・ブギ』における原爆ナラティヴの軌跡-大田洋子と<ニュークリア・サバイバンス>
  原爆ナラティヴと<ネイティヴ・サバイバンス>
  <再現>される『屍の街』
  『夕凪の街と人と』に見る<平和>の<暴力>
  空洞化する<平和>/脱構築される<平和>
  過激なレトリックの意味と意図
  <ニュークリア・サバイバンス>とトリックスター
  原爆ナラティヴの可能性、もしくは原爆ナラティヴからの解放
終章 <核文学>研究のこれから
  核をめぐる文学の多様性
  公民権運動と核のナラティヴ
  日系文学と原爆
  三・一一以降の<核文学>