坂田 隆/著 -- 真珠書院 -- 2019.8 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /815.0/5175/2019 7112020404 配架図 Digital BookShelf
2019/10/13 可能 利用可   0
Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-88009-511-0
ISBN13桁 978-4-88009-511-0
タイトル 日本語学
タイトルカナ ニホンゴガク
タイトル関連情報 「見る」の終止形は上代語では「み」である
タイトル関連情報読み ミル ノ シュウシケイ ワ ジョウダイゴ デワ ミ デ アル
著者名 坂田 隆 /著
著者名典拠番号

110000441240000

出版地 東京
出版者 真珠書院
出版者カナ シンジュ ショイン
出版年 2019.8
ページ数 406p
大きさ 22cm
価格 ¥12000
内容紹介 動詞・助動詞・形容詞の活用形はどのような過程で形成されるのか。上代特殊仮名はどのような音素配列で表せるのか。日本語学における2つの重要な問題を統合して考究する。
書誌・年譜・年表 文献:p402~403
一般件名 日本語-動詞-歴史-古代-001329836-ndlsh,日本語-助動詞-歴史-古代-001329837-ndlsh,日本語-形容詞-歴史-古代-001178340-ndlsh
一般件名カナ ニホンゴ-ドウシ-レキシ-コダイ-001329836,ニホンゴ-ジョドウシ-レキシ-コダイ-001329837,ニホンゴ-ケイヨウシ-レキシ-コダイ-001178340
一般件名 日本語-文法 , 日本語-古語
一般件名カナ ニホンゴ-ブンポウ,ニホンゴ-コゴ
一般件名典拠番号

510395114930000 , 510395115460000

分類:都立NDC10版 815
資料情報1 『日本語学 「見る」の終止形は上代語では「み」である』 坂田 隆/著  真珠書院 2019.8(所蔵館:中央  請求記号:/815.0/5175/2019  資料コード:7112020404)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153409202

目次 閉じる

序章
第一編 「見」の終止形が上代語で「み」になる理由
第一部 動詞連体形の活用語足はAU
  第1章 動詞連体形の活用語足はAU
第二部 Yは「い甲」を形成する
  第2章 Yは「い甲」を形成する音素の一つ
第三部 双挟潜化
  第3章 「行く」が「ゆく」とも「いく」とも読まれるのはどうしてかYUY
  第4章 「吾君」が「あぎ」に、「籠モり水」が「コモりづ」になる理由YMY
  第5章 「十」が「ト乙を」「そ甲」「ト乙」「ソ乙」に変化する理由
第四部 ナ行変格活用と動詞終止形の活用語足
  第6章 ナ変動詞・ナ変助動詞の語素構成と動詞終止形の活用語足W
第五部 上代語動詞「居」の終止形「う」
  第7章 上代語動詞「居」の終止形が「う」になる理由
第六部 上代語上甲段活用動詞「見」の終止形
  第8章 上代語「見」の終止形が「み」になる理由
第七部 上二段活用動詞終止形の遷移過程と連体形「居る」「見る」「見る」「過ぐる」「生ふ」の遷移過程
  第9章 上代語上二段活用動詞の終止形の遷移過程
  第10章 上代語連体形「見る」「居る」「過ぐる」「生ふ」の遷移過程
  第11章 助動詞「らし」「らむ」「[ベ]し」への接続
第八部 上乙段活用動詞「干」「嚔」「居」「廻」
  第12章 「干」「嚔」「居」「廻」は上乙段活用動詞
第二編 四段動詞に続く助動詞「り」と動詞の命令形
第一部 体言を表す動詞連用形と四段動詞に続く助動詞「り」
  第13章 体言を表す動詞連用形「行き」「死に」「見」「居」「廻」「恋ヒ」の遷移過程
  第14章 四段動詞に助動詞「り」が続く場合の遷移過程Y+AY
第二部 動詞命令形
  第15章 動詞命令形の活用語足はYOY
第三編 弱母音素∀と動詞未然形
第一部 弱母音素∀
  第16章 弱母音素∀
第二部 動詞未然形の仮定用法・ずむ用法
  第17章 動詞未然形の仮定用法・ずむ用法
第四編 兼音素¥とサ変・カ変と動詞已然形
第一部 兼音素¥
  第18章 兼音素¥
第二部 否定助動詞「ず・にす」
  第19章 否定助動詞「ず・にす」N¥+SU
第三部 「思ふ」「面」「持つ」の「モ乙」が駿河で「メ乙」になる理由
  第20章 近畿語の「思ふ」「面」「持つ」の「モ乙」が駿河の言語で「メ乙」になる理由
第四部 サ行変格活用動詞・カ行変格活用動詞
  第21章 サ変動詞「為」の活用
  第22章 カ変動詞「来」の活用
第五部 上代語の動詞已然形
  第23章 動詞已然形の接続用法とコソや用法
第五編 兼音素Ωと下二段動詞
第一部 兼音素Ω
  第24章 兼音素Ω
第二部 助動詞「む」
  第25章 意志助動詞「む」の助動詞語素はMΩ
  第26章 平安語「あはん」と現代語「ません」「ましょう」
第三部 単音節下二段活用とエ乙型複音節下二段活用
  第27章 単音節下二段とエ乙型複音節下二段の遷移過程
第四部 東方語下二段「忘ら」「明け甲ぬ」
  第28章 東方語下二段の語尾が「あ」段・「え甲」段にもなる理由YAY
第五部 可得動詞「焼ケ」「見ゆ」と可得助動詞「ゆ・らゆ・る」
  第29章 可得動詞-焼ケむ柴垣・見ゆ・引ケ鳥
第六編 動詞連用形とラ変動詞
第一部 動詞連用形の体言用法・つてに用法
  第30章 動詞連用形体言用法・つてに用法
第二部 四段動詞の連用形い音便
  第31章 四段動詞連用形の促音便・い音便
第三部 ラ行変格活用動詞
  第32章 ラ変動詞「有り」の活用
第七編 助動詞「す」「ふ」「ゆ・らゆ・る」「なふ」および助詞「う」
第一部 尊敬助動詞「す」・継続助動詞「ふ」・可得助動詞「ゆ・らゆ・る」「る・らる」
  第33章 尊敬助動詞「す」・継続助動詞「ふ」OAYS・OAYP
  第34章 可得助動詞「ゆ・らゆ・る」「る・らる」OAYRY
第二部 助詞「う」と“時”を表す「う」
  第35章 助詞「う」と動詞の語素形う用法WΩW
  第36章 “時”を表す「う」と「何時(ル いつ)」「いづれ」の語素構成
  第37章 「射ゆ猪」の語素構成
第三部 東方語否定助動詞「なふ」と東方語「来なに」「付かなな」
  第38章 東方語否定助動詞「なふ」N¥+AOP
  第39章 東方語「来なに」「付かなな」
第八編 動詞・助動詞の語素形Y用法と助動詞「き」「り」「ませ・まし」
  第40章 なソ用法での動詞は語素形Y用法
  第41章 助動詞「り」がカ変・サ変・上甲段・下二段・上二段の動詞に続く遷移過程
  第42章 過去助動詞「き」SYK
  第43章 反実仮想助動詞「ませ・まし」MAS
第九編 上代九州語および続日本紀・延喜式以後の日本語
第一部 上代九州語で上代特殊仮名「迷」甲乙両用問題と「いさちる・いさつる」問題を解く
  第44章 日本書紀の「迷」は「メ乙」「め甲」両用なのか
第二部 広瀬本万葉集東歌で“心”が「吉々里」と読まれる理由
  第45章 “心”が広瀬本万葉集東歌で「吉々里」、古事記で「紀理」、古今集甲斐歌で「けけれ」と読まれる理由
第三部 続日本紀の「賜[ヘ]乙る」「荒ビ乙る」と『延喜式』の「荒び甲る」
  第46章 上代近畿語の「賜へ甲る」が続日本紀で「賜[ヘ]乙る」になるのはどうしてか
第四部 下二段「消」「蹴ゑ」の活用の遷移過程
  第47章 自動詞「消」の活用が上代語ではカ行下二段、平安語ではヤ行下二段に変化する理由
  第48章 「蹴ゑ」の活用が下二段から下一段・五段へと変化する理由
第五部 平安語・現代語の動詞活用
  第49章 平安語「見る」「居る」の終止形・連体形・已然形の遷移過程
  第50章 「い甲」「イ乙」の識別が平安語で消滅する理由
  第51章 現代語の動詞活用の遷移過程
  第52章 大野晋の動詞古形説と私の動詞本質音説の相違点・共通点
第十編 助詞「ノ・な」「ロ・ら」「あ」
第一部 助詞「ノ・な」「ロ・ら」「あ」
  第53章 助詞「ノ・な」N∀Ω
  第54章 助詞「ロ・ら」R∀Ω
  第55章 助詞「あ」
第二部 「吾が大王」が「わゴおほきみ」に、「吾が思ふ」が「わがモふ」になる理由
  第56章 「吾が大王」が「わゴおほきみ」になる理由
  第57章 「が+思ふ」が「がモふ」になる理由
第十一編 形容源詞と形容源化語素
  第58章 足跡・下下
  第59章 「荒し男」の「荒し」は形容源詞、「し」は形容源化語素S¥
第十二編 形容詞の語素構成と活用
第一部 形容詞の終止形・連用形・連体形・未然形
  第60章 形容詞終止形語尾にカ行音節がない理由
  第61章 連用形「悲しく」に「し」があり、連用形「深く」に「し」がない理由-シク形容∀群とク形容A群
  第62章 連体形「苦しき」に「し」があり、連体形「寒き」に「し」がない理由YΩY
  第63章 形容詞未然形の仮定用法・ずむ用法-シク形容W¥Ω群
第二部 ク活用「しコメき」「武き」とシク活用「うれしく」「らしき」
  第64章 ク活用「しコメしコメき」「武き」-ク形容Y∀Y群
  第65章 ク活用「うれたし」とシク活用「うれし」-シク形容YAYYO群
  第66章 助動詞「らし」がシク活用になる理由-ク形容YA群
第三部 形容詞の已然形
  第67章 形容詞已然形語尾が「けれ」「け」「か」「き」になる理由-ク形容¥O¥群
第四部 形容詞きう縮約・否定助動詞ずう縮約
  第68章 形容詞くは語法・形容詞くトモ語法
  第69章 否定助動詞ずは語法
第十三編 形容詞はどうしてク活用とシク活用に分岐するのか
第一部 穏ひし・寂し・斎斎し・緩し
  第70章 形容源詞「おだひし」とシク活用形容詞「さぶし」「斎斎し」-Y群・YUY群・UY群
  第71章 上代語形容源詞「ゆらみ」と平安語ク活用「ゆるし」-ク形容∀W群
第二部 語幹末尾が「エ乙」段・「え甲」段の形容詞
  第72章 「さやケし」の「ケ」と「さやかに」の「か」-ク形容¥A¥群
  第73章 ク活用する助動詞「[ベ]し」-ク形容YO¥群
  第74章 葦原ノしけしき小屋・葦原ノしコ男-シク形容¥OY群
  第75章 シク活用「異し」「うらめし」-シク形容¥∀Y群
  第76章 ク活用「繁し」「まねし」-ク形容¥∀¥群
第三部 語幹末尾が「お甲」段・「お丙」段の形容詞
  第77章 楽し・か黒し・かしこし-シク形容ΩWΩ群・ク形容ΩOΩ群・ク形容∀U∀群
  第78章 白し・著し・トほしロし-ク形容WAW群・ク形容WOW群
  第79章 形容源詞「いそしみ」・形容詞「いそし」と「いと県主」「いト手」-シク形容OWO群
第四部 語幹末尾に助詞がある形容詞
  第80章 語幹末尾に助詞「あ」が付いているシク活用形容詞「懐かし」「悔やし」-シク形容A¥群・シク形容WA¥群
  第81章 語幹末尾に助詞「う」が付いているシク活用形容詞「斎つくし」「思ほしき」-シク形容WΩW群
  第82章 語幹末尾に助詞「か」が付いているシク活用「恥づかし」「いぶかし」およびク活用「いぶせし」-ク形容YOY群
  第83章 「うむがし」の「が」は助詞「が」
  第84章 語幹末尾に助詞「ロ・ら」があるシク活用形容詞-シク形容∀Ω群
第五部 「またけむ・まソけむ」と「おほし」
  第85章 「またけむ・まソけむ」と「おほし」-ク形容Ω∀群・ΩΩ群
第六部 補助動詞「なす」「ノす」と形容詞語幹末尾の「如」
  第86章 補助動詞「なす・ノす」
  第87章 「如=NOA」が語幹末尾にある形容詞-ク形容OA群
  第88章 「たづ」の原義とシク活用「たづたづし」-WΩW
  第89章 「おほほし・おぼほし」「おほロか」「おほならば」
  第90章 語幹末尾に「助詞か+如」があるク活用形容詞
第七部 「欲」「時じ」「同じ」
  第91章 動詞「欲る」と形容詞「欲し」-シク形容¥群
  第92章 シク活用形容詞「時じ」と形容源詞「鳥じ」
  第93章 語幹末尾に「無」がある形容詞
  第94章 形容源詞「おなじ・おやじ」とシク活用形容詞連体形「おなじき」
第八部 否定推量助動詞助動詞「ましじ」「じ」
  第95章 上代語「ましじ」・平安語「まじ」
  第96章 否定推量助動詞「じ」
第九部 形容素詞の連体用法・已然用法
  第97章 東方語「あやはとモ」は形容素詞の已然用法-ク形容AU群
第十部 ク・シクが分岐するのはどうしてか
  第98章 ク・シク分岐語幹末母音部説
第十四編 ク語法は「連体形+AYく」
  第99章 ク語法「AYく」説