資料詳細

目次

序章 大震災・原発事故と人権

  1 大震災という非日常があらわにしたこと

  2 被災地での人権問題

  3 表出される差別意識

  4 原発に見られる差別の構造

  5 「考える」ということ

第1章 憲法と人権保障

  1 立憲主義と個人の尊重

  2 人権の私人間適用

  3 新しい人権

  4 人権の限界

  5 個人の自己決定か生命の尊重か?

第2章 法の下の平等

  1 平等の意味

  2 明治民法下の家制度と日本国憲法

  3 法の下の平等をめぐる裁判

第3章 刑事権力と人権

  1 立憲主義と刑事手続の基本原則

  2 刑事手続の流れ

  3 犯罪と刑罰

  4 司法への市民参加

第4章 教育と人権

  1 日本国憲法の教育観と教育基本法

  2 「日の丸」「君が代」をめぐって

第5章 公務員の人権

  1 表現の自由の意義

  2 政治的表現の自由の現在

  3 公務員の政治活動規制をめぐる憲法問題

第6章 外国人の人権

  1 国籍法制

  2 在日外国人をめぐる歴史的背景

  3 外国人の人権をめぐる憲法問題

  4 外国人の人権をめぐる新たな問題

第7章 アイヌ民族の文化享有権

  1 先住民族の権利に関する国連宣言(以下、国連宣言)

  2 二風谷ダム判決における文化享有権

  3 個人の自律を支え、個人の人権を擁護する集団の権利

第8章 人間らしい生活を営む権利

  1 生存権と福祉政策

  2 生存権裁判と生存権の法的性格

  3 縮減される福祉政策のなかでの憲法25条

第9章 労働と人権

  1 労働者の権利

  2 非正規労働者の人権問題

第10章 平和と人権

  1 日本国憲法の平和主義と安全保障政策の変遷

  2 平和のうちに生存する権利

第11章 人権と民主主義

  1 人権と民主的政治過程

  2 裁判を通じての人権保障

  3 緊急事態時の人権保障の停止

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