滝浪 佑紀/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2019.8 --

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中央 3階B 一般図書 /778.2/7149/2019 7112041997 配架図 Digital BookShelf
2019/09/13 可能 利用可   0
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ISBN 4-7664-2619-9
ISBN13桁 978-4-7664-2619-9
タイトル 小津安二郎サイレント映画の美学
タイトルカナ オズ ヤスジロウ サイレント エイガ ノ ビガク
著者名 滝浪 佑紀 /著
著者名典拠番号

110004406730000

出版地 東京
出版者 慶應義塾大学出版会
出版者カナ ケイオウ ギジュク ダイガク シュッパンカイ
出版年 2019.8
ページ数 318, 19p
大きさ 22cm
価格 ¥4200
内容紹介 ハリウッド映画に魅せられた若き日の小津は、どのように自身の映画表現を発展させたのか。ハリウッド作品との比較、ヨーロッパ前衛映画論への参照をとおして、初期小津作品の映画的達成を検証する。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p8~19
個人件名 小津, 安二郎,(1903-1963)(00064358)(ndlsh)
個人件名カナ オズ, ヤスジロウ,(1903-1963)(00064358)
個人件名 小津 安二郎
個人件名カナ オズ ヤスジロウ
個人件名典拠番号 110000238100000
分類:都立NDC10版 778.21
資料情報1 『小津安二郎サイレント映画の美学』 滝浪 佑紀/著  慶應義塾大学出版会 2019.8(所蔵館:中央  請求記号:/778.2/7149/2019  資料コード:7112041997)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153414792

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序論 小津とサイレント映画の地平
  1 小津のサイレント作品を辿ること
  2 グローバルな規模で共有されたサイレント映画の地平
  3 本書の構成
第一部 ローカルな文脈
第一章 小津映画の起源
  1 「ソフィスティケーション」の意味
  2 小津によるハリウッド映画の模倣
  3 ノエル・バーチとデヴィッド・ボードウェルによる小津論
第二章 近代による征服
  1 「蒲田調」の発生過程
  2 スペクタクルとしての<動き>-牛原虚彦
  3 ふたつの映画内映画シーン-『隣の八重ちゃん』と『東京の女』
第二部 グローバルな文脈
第三章 フォトジェニー的宙吊り
  1 『東京の女』の冒頭シーン-小津による『結婚哲学』冒頭シーンの再構成
  2 「空間および時間内に同時にある動き」-エプスタインのフォトジェニー論再考
  3 <視線の一致しない切り返し>の発生過程
第四章 はかない事物
  1 雄弁な事物
  2 アジェの写真にたいするクラカウアーの評言
  3 小津によるジョセフ・フォン・スタンバーグへの言及
第三部 <動き>と<明るさ>の美学を超えて
第五章 小市民映画の限界
  1 「小市民映画」のもうひとつの意味
  2 「来る可き映画の時代の望み」-岩崎昶の映画論
  3 『生れてはみたけれど』の映画内映画シーン
第六章 一九三四年以降の小津
  1 トーキー化の問題-巨匠への欲望と「日本的なもの」への回帰
  2 <断片的編集>と<演出>のあいだで-戦後作品における「認めること」のための空間