中川 武隆/著 -- 信山社 -- 2019.8 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 1F法律 一般図書 /327.9/5287/2019 7112080019 配架図 Digital BookShelf
2019/10/02 可能 利用可   0

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ISBN 4-7972-6788-4
ISBN13桁 978-4-7972-6788-4
タイトル 悪性格と有罪推認
タイトルカナ アクセイカク ト ユウザイ スイニン
タイトル関連情報 イギリス控訴院判例の分析
タイトル関連情報読み イギリス コウソイン ハンレイ ノ ブンセキ
著者名 中川 武隆 /著
著者名典拠番号

110002113870000

出版地 東京
出版者 信山社
出版者カナ シンザンシャ
出版年 2019.8
ページ数 11, 228p
大きさ 22cm
シリーズ名 学術選書
シリーズ名のルビ等 ガクジュツ センショ
シリーズ番号 188
シリーズ番号読み 188
シリーズ名2 刑事訴訟法
シリーズ名読み2 ケイジ ソショウホウ
価格 ¥6800
内容紹介 被告人の前科を証拠に有罪としてよいか。イギリスの控訴院判決を素材に、類似事実証拠から有罪を推認する過程、理由付けの論理を具体的に分析・整理。その結果を踏まえ日本での類似事実証拠の利用の在り方の方向性を提言する。
書誌・年譜・年表 文献:p213~219
一般件名 刑事訴訟法-判例-イギリス-ndlsh-001332582,証拠-ndlsh-00572108,刑余者-ndlsh-00565413
一般件名カナ ケイジ ソショウホウ-ハンレイ-イギリス-001332582,ショウコ-00572108,ケイヨシャ-00565413
一般件名 刑事訴訟法 , 証拠 , 法律-イギリス
一般件名カナ ケイジ ソショウホウ,ショウコ,ホウリツ-イギリス
一般件名典拠番号

510688900000000 , 510969100000000 , 511390020130000

分類:都立NDC10版 327.933
資料情報1 『悪性格と有罪推認 イギリス控訴院判例の分析』(学術選書 188) 中川 武隆/著  信山社 2019.8(所蔵館:中央  請求記号:/327.9/5287/2019  資料コード:7112080019)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153419172

目次 閉じる

第1章 はじめに
  第1節 研究の動機・目的及び研究の対象
  第2節 先行研究と本研究の独自性
  第3節 本書の構成と結論
第2章 イギリスのコモン・ローにおける類似事実証拠の許容性
  第1節 Makin判決まで
  第2節 Makin判決(1893年12月12日枢密院司法委員会判決)
  第3節 Boardman判決(1974年11月13日貴族院判決)
  第4節 P判決(1991年6月27日貴族院判決)
  補論 1898年刑事証拠法(Criminal Evidence Act 1898)1条
第3章 アメリカにおける類似事実証拠の利用
  第1節 連邦証拠規則の規定
  第2節 Huddleston判決が示した運用指針
  第3節 性向推認と性向推認ではない推認との峻別
第4章 2003年刑事司法法(Criminal Justice Act 2003)が定めた悪性格証拠の許容性に関するルール
  第1節 同法(第11編第1章「悪性格証拠」)成立の動因
  第2節 同法における悪性格証拠規定の全体像
  第3節 同法における類似事実証拠の許容性に関するルール
  第4節 悪性格証拠ないし類似事実証拠の許容性に対する基本的考え方
  第5節 Hanson判決が示したガイドライン
  第6節 副次的訴訟(satellite litigation)の弊害
第5章 許容された悪性格証拠の使用
  第1節 裁判官による陪審に対する説示
  第2節 許容された悪性格証拠の使用目的に限定はあるか
第6章 類似事実証拠はなぜ有罪認定に役立つか
  第1節 性向推認とこれが禁止された理由
  第2節 犯罪性向が証明力を持つ実証的基礎
  第3節 性向推認に存する倫理的問題
  第4節 類似事実証拠使用における「他の証拠(other evidence)」の重要性
  第5節 性向推認を経由しない類似事実証拠の使用方法
  第6節 控訴院判例の分析の座標軸の設定
第7章 控訴院判決の分析その一(複数訴因間の利用を除く)
  第1節 推認過程の分析
  第2節 窃盗・強盗,子どもに対する性的暴行罪における利用
  第3節 直接証拠の真実性を支持するための利用
  第4節 正当防衛の防御の反証のための利用
  第5節 認識,故意の認定のための利用
  第6節 犯人の同一性認定のための利用(同定証言の正確性の支持ほか)
第8章 控訴院判決の分析その二(複数訴因間の利用)
  第1節 複数訴因間の証拠の許容性
  第2節 複数告訴人の証言の訴因間使用
  第3節 被害者複数事件におけるその他の問題
  第4節 すべての訴因の証拠の全体的観察
第9章 控訴院判決の分析の総括
  第1節 許容性から説示(推認過程)への重点の移動
  第2節 他の証拠との関係
  第3節 狭義の性向推認を経ない理由付けのまとめ
  第4節 狭義の性向推認に頼る場合が限定されてきていること
  第5節 2003年刑事司法法がもたらした変革とイギリス法の根底にあるもの
第10章 我が国における類似事実証拠の有効かつ適切な利用
  第1節 イギリス控訴院判例から示唆を受けての問題提起
  第2節 我が国の事案における類似事実証拠の適切な利用
  第3節 結論