奥田 孝晴/著 -- 創成社 -- 2019.10 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /319.0/5661/2019 7112218309 配架図 Digital BookShelf
2019/11/08 可能 利用可   0

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ISBN 4-7944-7078-2
ISBN13桁 978-4-7944-7078-2
タイトル 国際学の道標
タイトルカナ コクサイガク ノ ドウヒョウ
タイトル関連情報 地球市民学への道を拓く
タイトル関連情報読み チキュウ シミンガク エノ ミチ オ ヒラク
著者名 奥田 孝晴 /著
著者名典拠番号

110000228640000

出版地 東京
出版者 創成社
出版者カナ ソウセイシャ
出版年 2019.10
ページ数 14, 411p
大きさ 22cm
価格 ¥3800
内容紹介 ヒロシマ・オキナワの記憶、フェアトレード運動、コメ・核とトウホク、大日本帝国のグランドデザインと戦争責任・戦後処理責任問題など、21世紀の国際学=地球市民学の諸課題を論じる。
一般件名 国際理解-00566426-ndlsh,グローバリゼーション-00938997-ndlsh
一般件名カナ コクサイリカイ-00566426,グローバリゼーション-00938997
一般件名 国際政治 , 国際経済
一般件名カナ コクサイ セイジ,コクサイ ケイザイ
一般件名典拠番号

510808400000000 , 510807300000000

分類:都立NDC10版 319
資料情報1 『国際学の道標 地球市民学への道を拓く』 奥田 孝晴/著  創成社 2019.10(所蔵館:中央  請求記号:/319.0/5661/2019  資料コード:7112218309)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153440734

目次 閉じる

道標Ⅰ 私たちの国際学
  1.「つながり・交わり・関わり」へのこだわり
  2.グローバリゼーションという「問題」
  3.国際学の系譜と変遷
  4.私たちの国際学:その「立ち位置」と課題
  5.私たちの国際学の展望:「グローバル人材論」を乗り越える
  6.私たちが望むものは…
道標Ⅱ 回帰の「現場」
  1.国際学の「現場」へ
  2.ヒロシマという「現場」
  3.ヒロシマ,「いま一つの記憶」から
  4.オキナワという「現場」
  5.オキナワ,「今」へと連なる道
  6.オキナワが切り拓く「これから」
  7.回帰すべき視座
道標Ⅲ グローバリゼーションと「豊かさ」について
  1.「1776年ロンドン&フィラデルフィア」から「2011年フクシマ」へ
  2.世界の「周辺部」から「豊かさ」について考える
  3.グローバリゼーション下の「豊かさ」と格差の因果律
  4.「有限性」への気付き,オルターナティブな技術体系と社会への志向
  5.新しい世界認識と人間観の可能性
  6.「本当の豊かさ」への行動指針
道標Ⅳ 「連帯の経済学」への視座
  1.フェアトレード(FT)運動の背景
  2.FT運動のアジェンダ(行動指針)
  3.一次産品商品の特性とその問題点:第三世界はなぜ「貧しい」のか?
  4.「公正な貿易」をめぐる理論レビュー
  5.FT運動へのミクロ経済学的アプローチ
  6.市民社会の「力」と成長会計(生産関数)への適用
  7.FT運動再考-その意義と危うさ
  8.「連帯の経済学」を考える
道標Ⅴ 「原子力帝国」への気付き
  1.「冥王の火」の誕生
  2.トリニティーのキノコ雲
  3.アラモゴードとポツダムの間
  4.ボックスカーが飛んだ空-テニアンから長崎へ
  5.「もんじゅ」:「夢の原子炉」の狂騒劇始末
  6.六ケ所村から見る「核」社会の風景
  7.原発ビジネスとそのグローバル化
  8.プルトニウム・ロードの彼方
  9.「暗闇の思想」
道標Ⅵ 「コメ」とトウホク
  1.「原風景」としてのトウホク,あるいはトウホク観について
  2.安藤昌益とトウホク-封建社会批判としての「直耕論」
  3.大日本帝国にとってのトウホク-日本資本主義の特殊性から
  4.石原莞爾のトウホク-トウキョウ論:「周辺ナショナリズム」とアジア主義について
  5.植民地産米との競合環境から見る「昭和農業恐慌」と東北地方
  6.米価統制と日本型ファシズムがもたらしたもの
  7.「周辺部」としてのトウホク再評価
道標Ⅶ 「核」とトウホク
  1.田中角栄のトウホク-トウキョウ論
  2.「総合開発」の時代-或る中央官僚が「トウキョウの向こう」に見た景色
  3.「核半島」の地政学:下北半島国道338号線を行く
  4.「新・核街道」のタイムトンネル:福島浜通り国道6号線を行く
  5.「核」とトウホク-国家体制と共同体の相克劇
  6.「大盗のシステム」を断ち切るために
道標Ⅷ 衰微するアメリカ,「帝国の原理」を俯瞰する
  1.リーマン・ショックからトランプ政権の成立へ-その意味するもの
  2.西洋覇権の終焉-世界システム論と「帝国の原理」から
  3.「帝国の原理」の原風景
  4.ソフトパワー:マック,ディズニー,「商品」としての英語…
  5.「安保法制」と「マクロ経済均衡式」から見る日米同盟の本質
  6.テロの時代・民営化される戦争
  7.新しい世界地図を描く
道標Ⅸ 「われわれの歴史」の紡ぎ方
  1.軋む東アジア世界にあって-「感情の記憶」と歴史の紡ぎ方
  2.「知の公共空間」の創造まで
  3.トランスナショナルな「共通歴史テキスト」比較研究
  4.「知の公共空間」と「学び」の発展過程
  5.迷走した「知の公共空間」-研究会の歩みから
  6.「知の公共空間」再考
  7.「われわれの歴史」を紡ぐこと・その意義
道標Ⅹ 大日本帝国のグランドデザインと戦争責任・戦後処理責任問題
  1.「国家が溶解した時」から考える東アジア世界
  2.大日本帝国のグランドデザイン・レビュー
  3.戦争犯罪・責任意識と「清算作業」に見る日独比較考察
  4.グローカルな地平からの市民意識の再構築
  5.戦争責任・戦後処理責任問題の総括と「清算」の展望
道標ⅩⅠ 「死者の光景」を繫ぐ
  1.体制の「重さ」と命の「軽さ」との狭間から
  2.「資材」とされた死者たちの光景:ポーランド,ブジェジンカ村~ビルケナウ絶滅収容所跡
  3.「資料」とされた死者たちの光景:ハルビン,七三一部隊遺址
  4.「資本」とされた死者たちの光景:東京九段,靖国神社
  5.「資源」とされた死者たちの光景:北マリアナ諸島~広島・長崎の回廊
  6.「目前の豊かさ」が生み出した「死者の光景」
  7.「死者の思い」と関わり,つながり,交わることの意味
道標ⅩⅡ(終章) 地球市民の実践理性
  1.イマニュエル・カントの日常から
  2.近代西洋知と「主体」観
  3.「アトム的主体」観の下で起こっていること-“Me‐First”の構造
  4.現代国際社会と「報復の論理」
  5.「報復の論理」の諸様相-「9・11」の衝撃からトランプ現象へ
  6.繰り返される『ユートピア』現象?
  7.「和解の論理」への道
  8.地球市民の実践理性-国際学という学知を携えて
<コラム>歴史の舞台を散策する
  国際学の道草1 この海峡から「明治」が生まれた-長州奇兵隊:「市民軍」と近代国家の弁証法-<門司/下関/小倉>
  国際学の道草2 Green Energy Movement顚末記-「フクシマ」と向き合った小さな,しかし大いなる企て-<茅ケ崎・文教大学湘南キャンパス>
  国際学の道草3 第2インターナショナル残照と「欧州合衆国への道」-戦争と平和,愛国主義と国際主義-<ストラスブール/バーゼル>
  国際学の道草4 薩摩切子とダッカモスリンの間で<鹿児島・尚古集成館/ダッカ・国立博物館>
  国際学の道草5 「アジアからの声」はまだ聴こえていますか?<京城/哈爾浜/旅順/仙台/台北>
  国際学の道草6 「核」に壊された町,「核」に脅かされる町-2018年「2つの現場」から見えたもの,考えたことなど-<福島県大熊町/青森県十和田市>