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    田原啓祐
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今田 絵里香/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2019.10 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
多摩 児童研究 児童研究図書 K/051.8/5034/2019 7112374260 配架図 Digital BookShelf
2020/02/11 可能 利用可   0
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ISBN 4-623-08440-1
ISBN13桁 978-4-623-08440-1
タイトル 「少年」「少女」の誕生
タイトルカナ ショウネン ショウジョ ノ タンジョウ
著者名 今田 絵里香 /著
著者名典拠番号

110004249650000

出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2019.10
ページ数 8, 495, 15p
大きさ 22cm
価格 ¥4000
内容紹介 少年少女雑誌の誕生と変遷、および、少年少女雑誌における「少年」「少女」に関する知の誕生と変遷について、社会学・文学的考察に加え、メディア論的な視点からも読み解く。
一般件名 少年-日本-歴史-明治以後-001333323-ndlsh,少女-日本-歴史-明治以後-001213720-ndlsh,児童雑誌-日本-歴史-明治以後-ndlsh-01107236
一般件名カナ ショウネン-ニホン-レキシ-メイジ イゴ-001333323,ショウジョ-ニホン-レキシ-メイジ イゴ-001213720,ジドウザッシ-ニホン-レキシ-メイジイゴ-01107236
一般件名 児童雑誌-歴史 , 少年-歴史 , 少女-歴史
一般件名カナ ジドウ ザッシ-レキシ,ショウネン-レキシ,ショウジョ-レキシ
一般件名典拠番号

510878010010000 , 510955810010000 , 510956910020000

分類:都立NDC10版 051.8
書評掲載紙 朝日新聞  2019/12/28   
資料情報1 『「少年」「少女」の誕生』 今田 絵里香/著  ミネルヴァ書房 2019.10(所蔵館:多摩  請求記号:K/051.8/5034/2019  資料コード:7112374260)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153440996

目次 閉じる

序章 少年少女雑誌と「少年」「少女」はどのように生まれてどのように変遷したのか
  1 少年少女向けのメディアにおける「少年」「少女」に関する知
  2 少年少女向けのメディアの比較分析をどのようにするのか
第Ⅰ部 「少年」「少女」の起源
第一章 子どものメディアから「少年」のメディアへ
  1 「少年」のメディアの誕生
  2 作文投稿雑誌から少年雑誌へ
  3 近世の子どもから近代の子どもへ
  4 漢文体・漢文訓読体から言文一致体へ
  5 大人の文から子どもの文へ
  6 近代の子どもとは何か
第二章 「少年」のメディアから「少年」「少女」のメディアへ
  1 「少年」「少女」のメディアの誕生
  2 少年雑誌から少年少女雑誌へ
  3 「少年」から「少年」「少女」へ
  4 少年雑誌の少女欄から少女雑誌へ
  5 男女別学による「少年」「少女」の分離
  6 近代の子どものジェンダーとは何か
第三章 大人と異なる存在としての「少年」「少女」へ
  1 大人と異なる存在としての「少年」「少女」のメディアの誕生
  2 『少年世界』『少女世界』から『日本少年』『少女の友』へ
  3 「少年文学」叢書から「愛子叢書」へ
  4 子どもの文から「少年」「少女」のありのままの文へ
  5 都市新中間層の男子・女子
  6 都市新中間層の子どもとは何か
第Ⅱ部 「少年」「少女」の展開
第四章 新体詩の名手と口語詩の名手
  1 『日本少年』『少女の友』の「少年」「少女」はどのようなものだったのか
  2 新体詩の名手
  3 口語詩の名手
  4 文語体を操る男子・口語体を操る女子
  5 二つの抒情
第五章 少女雑誌のアイドルと少年雑誌のアイドルの不在
  1 『日本少年』『少女の友』の「少年」「少女」はどのようなものだったのか
  2 『日本少年』のアイドルの不在
  3 『少女の友』のアイドル
  4 夭折の天才少女
  5 学校のネットワークと雑誌のネットワーク
第六章 あこがれの才色兼備のお嬢さま
  1 『少女の友』の「少女」はどのように変化したのか
  2 知的能力のある少女から知的能力・運動能力のある少女へ
  3 才色兼備のお嬢さまとその変化
  4 女子教育の変化
  5 「少女らしさ」の変化
第七章 完全無欠の英雄
  1 『日本少年』の「少年」はどのように変化したのか
  2 学歴の価値の低下・抒情の排除
  3 完全無欠の英雄とその変化
  4 「少年らしさ」の変化
第Ⅲ部 「少年」「少女」の変容と解体
第八章 都市新中間層の「少年」「少女」からあらゆる階層の「少年」「少女」へ
  1 少年少女雑誌の勢力争いはどのような変化をもたらしたのか
  2 『日本少年』『少女の友』から『少年倶楽部』『少女倶楽部』へ
  3 『日本少年』から『少年倶楽部』へ
  4 『少女の友』から『少女倶楽部』へ
  5 講談社文化
  6 反都市新中間層文化の勝利
第九章 「少年」「少女」から少国民へ
  1 総力戦は「少年」「少女」のメディアをどのように変容させたのか
  2 知的能力・運動能力・戦闘能力のある少女と運動能力・戦闘能力・労働能力のある少女へ
  3 芸術家・エリート・運動家・軍人・武士へ
  4 運動能力・戦闘能力のある少年とエリート・軍人・武士
  5 「児童読物改善ニ関スル指示要綱」と日本少国民文化協会
  6 あらゆる階層の男子・女子の包含
第一〇章 「少年」「少女」の価値の喪失
  1 戦後において少年少女雑誌はどのように変化したのか
  2 戦前の少年少女雑誌から戦後の少年少女雑誌へ
  3 エスから男女交際へ
  4 「美しい」から「かわいい」へ
  5 「少女」から「ジュニア」へ
  6 男女共学による「少年」「少女」の同化と都市新中間層の力の喪失
  7 少女同士の関係から少年少女の関係へ
終章 「少年」「少女」の誕生と変遷
  1 少年少女向けのメディアにおける「少年」「少女」に関する知の変遷
  2 都市新中間層の男子・女子からあらゆる階層の男子・女子へ