松本 知己/著 -- 法藏館 -- 2019.9 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /188.4/5177/2019 7112606829 配架図 Digital BookShelf
2020/03/03 可能 利用可   0

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ISBN 4-8318-7382-8
ISBN13桁 978-4-8318-7382-8
タイトル 院政期天台教学の研究
タイトルカナ インセイキ テンダイ キョウガク ノ ケンキュウ
タイトル関連情報 宝地房証真の思想
タイトル関連情報読み ホウチボウ ショウシン ノ シソウ
著者名 松本 知己 /著
著者名典拠番号

110006597830000

出版地 京都
出版者 法藏館
出版者カナ ホウゾウカン
出版年 2019.9
ページ数 11, 437, 7p
大きさ 22cm
価格 ¥9000
内容紹介 平安時代末期から鎌倉時代初期の延暦寺僧宝地房証真の教説を、日本天台教学史上の結節点と捉え、法華教学における主要な議論の思想史的意義を解明する。巻末に「法華文句第五巻抄」翻刻も掲載。
個人件名 証真
個人件名カナ ショウシン
個人件名典拠番号 110002006980000
一般件名 天台宗-教義-歴史-ndlsh-00605570,仏教-日本-歴史-平安時代-ndlsh-00560955
一般件名カナ テンダイシュウ-キョウギ-レキシ-00605570,ブッキョウ-ニホン-レキシ-ヘイアンジダイ-00560955
分類:都立NDC10版 188.42
資料情報1 『院政期天台教学の研究 宝地房証真の思想』 松本 知己/著  法藏館 2019.9(所蔵館:中央  請求記号:/188.4/5177/2019  資料コード:7112606829)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153451536

目次 閉じる

序論
  一 研究の目的
  二 先行研究と課題
  三 本書の構成
第一部 教判論と他宗観
第一章 証真の教判論
  一 問題の所在
  二 基本説
  三 頓と漸、及び湛然説への視覚
  四 八教摂不
  五 超八の円教
  六 小結
付論 毒発不定について
  一 問題の所在
  二 基本説
  三 証真の教相論
  四 小結
第二章 証真の教学と『法華玄論』
  一 問題の所在
  二 『法華疏私記』における証真の立脚点
  三 『法華経』寿量品における顕本の理解
  四 証真による『法華玄論』援用箇所の取扱い
  五 小結
第三章 『註仁王護国般若波羅蜜経』の受容
  一 問題の所在
  二 「三賢十聖住果報」と行位
  三 証真説の検討
  四 小結
第二部 二乗作仏論
第四章 『法華経』における授記をめぐる諸問題
  一 問題の所在
  二 声聞授記と行位
  三 三種平等の理解
  四 決定在座
  五 千観の見解
  六 小結
第五章 廻心向大と方便有余土
  一 問題の所在
  二 方便有余土における廻心
  三 廻心向大と歴劫
  四 小結
第六章 不定教における二乗作仏
  一 問題の所在
  二 『法華経』以外の経における二乗作仏
  三 不定教の意義
  四 同聴異聞の意義
  五 知・不知の基準
  六 小結
第三部 実践と断証、行位
第七章 証真の心識説
  一 問題の所在
  二 中国天台の九識説
  三 証真説の検討
  四 安然の教学との関連
  五 小結
第八章 『維摩経文疏』所説の三観について
  一 問題の所在
  二 三種三観と通相三観の梗概
  三 通相三観の教理的基盤に関する先行研究と問題点
  四 『維摩経文疏』における信行人・法行人
  五 通相三観説示の展開過程
  六 小結
第九章 証真の教学における三種三観
  一 問題の所在
  二 基本説とその理解
  三 『法華経』以外の経典における円融三諦と通相三観
  四 一心三観と通相三観
  五 小結
第十章 証真の断惑論
  一 問題の所在
  二 天台教学における三惑とその断尽
  三 別惑の意義
  四 証真の「同体見思」理解
  五 三惑異時断の主張
  六 三惑同時断の主張
  七 小結
第十一章 元品能治について
  一 問題の所在
  二 基本説
  三 日本天台における議論の推移
  四 証真説の検討
  五 小結
第十二章 乾慧断惑と二入通
  一 問題の所在
  二 名別義通の理解
  三 乾慧地における断惑
  四 証真説の検討
  五 乾慧断惑の位置づけ
  六 小結
第十三章 教証二道の報身について
  一 問題の所在
  二 教道報身の概要
  三 教道報身の論拠
  四 勝応身との関係
  五 小結
第四部 東大寺宗性と天台教学
第十四章 宗性が学んだ天台教学
  一 問題の所在
  二 宗性による天台教学習学の傾向と範囲
  三 建長五年の仙洞最勝講における論義と宗性の習学
  四 小結
第十五章 宗性筆『法華教主抄』に見える教主論
  一 問題の所在
  二 建長四年の弘誓院御八講と『法華教主抄』
  三 『顕法華義抄』の教主義
  四 華厳教学への視角
  五 小結
付論 『法華教主抄』所収『顕法華義抄』佚文一覧
第十六章 宗性筆『法華文句第五巻抄』について
  一 問題の所在
  二 寛元五年の安楽心院御八講と『法華文句第五巻抄』
  三 『法華文句第五巻抄』の概要
  四 論義における宗性の実践
  五 小結
付録 『法華文句第五巻抄』翻刻