資料詳細

[ 和図書 ] クザーヌスの思索のプリズム中世末期の現実を超克する試み

八巻和彦／著 -- 知泉書館 -- 2019.11 --

所蔵

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ISBN	4-86285-304-2
ISBN13桁	978-4-86285-304-2
タイトル	クザーヌスの思索のプリズム
タイトルカナ	クザーヌスノシサクノプリズム
タイトル関連情報	中世末期の現実を超克する試み
タイトル関連情報読み	チュウセイマッキノゲンジツオチョウコクスルココロミ
著者名	八巻和彦／著
著者名典拠番号	110002224060000
出版地	東京
出版者	知泉書館
出版者カナ	チセンショカン
出版年	2019.11
ページ数	19, 721p
大きさ	23cm
価格	¥9000
内容紹介	生涯カトリック教会の枢機卿や司教、さらには教皇代理として活動しつつ、旅の最中に多くの著作を残したクザーヌス。15世紀のヨーロッパに生きた、この不思議な存在感を放ち続ける人物の思想について論じる。
書誌・年譜・年表	文献:p673～687
個人件名	Nicholas, of Cusa, 1401-1464-entity-00451307
個人件名カナ	ニコラウス・クサヌス
個人件名原綴	Nicolaus Cusanus
個人件名典拠番号	120000216740000
分類：都立NDC10版	132.4
資料情報1	『クザーヌスの思索のプリズム中世末期の現実を超克する試み』　八巻和彦／著　知泉書館　2019.11（所蔵館：中央　請求記号：/132.4/5015/2019　資料コード：7112382225）
URL	https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153462967

Ⅰ クザーヌスという人物: 第1章クザーヌスにとっての<場所>; 第2章「知の制度化」批判; 第3章クザーヌスと「近代」; 第4章デッサウアーのクザーヌス像
Ⅱ クザーヌスにおける主体性: 第1章クザーヌスにおける人間の主体性について; 第2章クザーヌスの思考における主体性の二重構造; 第3章 <精神的な引き上げ>という神秘主義
Ⅲ クザーヌスの認識論: 第1章 <認識の問題>; 第2章神の命名の試み; 第3章表象力の機能とその射程; 第4章クザーヌス哲学における幾何学的象徴の意義; 第5章『可能現実存在』の構造
Ⅳ Theopaniaとしての世界: 第1章 <神の顕現>(Theophania)と<神化>(Deificatio); 第2章 <全能なる神>の復権; 第3章『球遊び』における<丸さ>の思惟; 第4章 <神の現われ>としての<世界という書物>
Ⅴ 宗教寛容論: 第1章 <信仰の平和>という思想; 第2章宗教寛容の哲学; 第3章 <言語の類比>による宗教寛容論; 第4章現代における宗教的多元論の要請
Ⅵ イディオータの思想: 第1章『イディオータ篇』における<イディオータ>像について; 第2章楽しむ<イディオータ>; 第3章 <周縁からの眼差し>; 第4章後期クザーヌスにおける<語りかけの存在論>