青木 省三/著 -- 筑摩書房 -- 2020.1 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
多摩 青少年エリア 青少年図書 /146.1/5454/2020 7112519859 配架図 Digital BookShelf
2020/02/22 可能 利用可   0

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ISBN 4-480-68368-7
ISBN13桁 978-4-480-68368-7
タイトル ぼくらの中の「トラウマ」
タイトルカナ ボクラ ノ ナカ ノ トラウマ
タイトル関連情報 いたみを癒すということ
タイトル関連情報読み イタミ オ イヤス ト イウ コト
著者名 青木 省三 /著
著者名典拠番号

110001742280000

出版地 東京
出版者 筑摩書房
出版者カナ チクマ ショボウ
出版年 2020.1
ページ数 218p
大きさ 18cm
シリーズ名 ちくまプリマー新書
シリーズ名のルビ等 チクマ プリマー シンショ
シリーズ番号 342
シリーズ番号読み 342
価格 ¥840
内容紹介 いじめ、災害、犯罪、死別…。人生の大変な出来事と、それに対する心のいたみ、トラウマについて、そのメカニズムや心の働きを解説。また、トラウマとの向き合い方や対処の方法を、豊富な事例とともに紹介する。
書誌・年譜・年表 文献:p216~218
学習件名 トラウマ
学習件名カナ トラウマ
一般件名 トラウマ
一般件名カナ トラウマ
一般件名典拠番号

511662000000000

分類:都立NDC10版 146.1
書評掲載紙 朝日新聞  2020/03/07   
資料情報1 『ぼくらの中の「トラウマ」 いたみを癒すということ』(ちくまプリマー新書 342) 青木 省三/著  筑摩書房 2020.1(所蔵館:多摩  請求記号:/146.1/5454/2020  資料コード:7112519859)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153483224

目次 閉じる

はじめに
第1章 トラウマ反応で起きること
  過去の記憶がよみがえる-フラッシュバックという体験 記憶とは/トラウマ最大の特徴-いつまでも生々しい記憶/トラウマ記憶の現れかた/フラッシュバックが起きた!
  身体が警戒態勢になる
  人や世界が信じられない 人が恐い
  感情や行動が不安定になる 自分を傷つける
第2章 トラウマとは何か-そのメカニズム
  トラウマ反応の重症度
  トラウマ反応を引き起こす出来事とは
  具体的にどのような出来事か いじめ/いじめかどうか/児童虐待/災害/配偶者からの暴力(ドメスティック・バイオレンス/DV)/性犯罪・性暴力/犯罪・戦争・事故・テロ/死別の一部
  トラウマ反応が起きるメカニズムとは 恐い出来事は脳に刻まれる/トラウマの治り方/トラウマ反応を起こりやすくする要素/脆弱性と回復力/再トラウマ化という危機/社会構造とトラウマ
  出来事やトラウマの受けとめかた トラウマ体験は成長の機会となることもある
第3章 トラウマ反応という心の働き
  心身が緊張した戦闘モード-警戒態勢と感覚麻痺 脳が興奮し、活発になるとどうなるか
  回避という心の働き
  解離という心の動き にこやかに、静かに涙を流した女性/忘れているフリではない!
第4章 トラウマと向き合う-トラウマに苦しんでいるあなたに
  「自分は悪くない」と繰り返し唱えよう
  不安定な自分と付き合う 生活リズムを整える/トラウマ・スイッチを探す
  トラウマを、しまっておく とりあえず見えないところにしまう/心を隠す力/心を開く力/グチを漏らす力
  恐い時は逃げろ!
  トラウマを話す 話すか、話さないか/トラウマを話すことがプラスになる場合もある/トラウマは話し過ぎないほうがいい/「ながら」コミュニケーション
  トラウマを見つめる 自分のトラウマを見つめてみる/忘れているトラウマを思い出すことは大切か/プルースト現象 よい記憶を思い出す
  心の体力をつける ほっとする時間を作ろう/気象通報で心身を鎮めた女性/小さな楽しみを増やそう
第5章 からだを通して、トラウマを癒す
  バッティング・センターから草野球チームに 一人から仲間へ
  体験しながら考える 壊すから、造るへ/おじさん、おばさんの力/何かをしながら考える/働くということ
  外に出て友達と遊ぶ
  名作童話に描かれたトラウマからの回復
  祈りながら歩く-釘抜地蔵さん
第6章 僕の「旅」治療
  僕の社交不安症
  僕の三つの旅 一つ目の旅/二つ目の旅/三つ目の旅/自分は自分である/三つの旅で得たもの
  鉄道と競馬 釧網線/ばんえい競馬
  「旅」治療-巡礼 「転地療法」「航海療法」/僕のインド「逆浦島太郎」体験
第7章 安全感・安心感を提供する-周囲の人にできること
  トラウマは目に見えないものである トラウマとトラウマ反応のつらさは、わかりにくいものである
  「忘れなさい」「気にしないように」と言わない 「強くなりなさい」と言わない
  声の大きさや話し方に気をつける。怒鳴らない
  トラウマを話してもらうか、話してもらわないか
  「簡単にはわからない」から出発する 共感するって難しい
  「密室」が、人間関係を苦しいものにする
  止まった時間に気づく 生活を支援する
  希望を紡ぎだす 希望はないか/困っていることをたずねてみる
  トラウマを癒す環境こそが支援 ネットワークで支援する/「ところで、この若者の良い所は?」/支援者がダウンしない支援を考える
最終章 ヒロシマ-僕のトラウマから、僕らのトラウマへ
  原爆と広島カープ
  僕らのトラウマを癒す
おわりに-過酷な体験を共有すること
《引用文献・参考文献》