鈴木 彩加/著 -- 人文書院 -- 2019.12 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /311.4/5033/2019 7112917417 配架図 Digital BookShelf
2020/06/23 可能 利用可   0

Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

    • 統合検索
      都内図書館の所蔵を
      横断検索します。
      類似資料 AI Shelf
      この資料に類似した資料を
      AIが紹介します。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-409-24128-8
ISBN13桁 978-4-409-24128-8
タイトル 女性たちの保守運動
タイトルカナ ジョセイタチ ノ ホシュ ウンドウ
タイトル関連情報 右傾化する日本社会のジェンダー
タイトル関連情報読み ウケイカ スル ニホン シャカイ ノ ジェンダー
著者名 鈴木 彩加 /著
著者名典拠番号

110007518510000

出版地 京都
出版者 人文書院
出版者カナ ジンブン ショイン
出版年 2019.12
ページ数 342p
大きさ 20cm
価格 ¥4500
内容紹介 「家族」「性差」を強調する保守に、その社会的抑圧を経験した女性が、なぜ合流するのか。女性たちの保守運動が成立している要因を、保守運動内部のジェンダー構造と運動外部の社会構造に着目しながら考察する。
書誌・年譜・年表 文献:p327~342
受賞情報・賞の名称 大佛次郎論壇賞
受賞情報・賞の回次(年次) 第20回
一般件名 ジェンダー-日本-ndlsh-001320267,保守主義-日本-ndlsh-00983849
一般件名 保守主義 , 政治運動 , 女性問題
一般件名カナ ホシュ シュギ,セイジ ウンドウ,ジョセイ モンダイ
一般件名典拠番号

511376700000000 , 511047100000000 , 511341600000000

分類:都立NDC10版 311.4
書評掲載紙 毎日新聞  2020/03/15  2153 
書評掲載紙2 朝日新聞  2020/03/21   
資料情報1 『女性たちの保守運動 右傾化する日本社会のジェンダー』 鈴木 彩加/著  人文書院 2019.12(所蔵館:中央  請求記号:/311.4/5033/2019  資料コード:7112917417)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153485650

目次 閉じる

序章 保守運動の台頭とジェンダー
  一 現代日本社会における新しい保守運動
  二 保守運動に参加する女性たち
  三 女性たちの保守運動を捉える枠組みの不在
  四 本書の目的と方法および構成
  五 用語の定義
第一部 女性たちの保守運動を捉える視点
第一章 戦後日本社会における保守運動の系譜
  一 保守運動の胎動-日本遺族会を中心に
  二 保守運動の組織化-「英霊にこたえる会」から「日本会議」へ
  三 保守運動の草の根化-「つくる会」から「行動する保守」へ
  四 保守運動に連なる女性グループの登場
第二章 右派女性に関する米国フェミニズム研究の展開
  一 米国の右派女性研究を参照することの意義
  二 <被害者>としての右派女性
  三 <運動主体>としての右派女性
  四 <フェミニスト>としての右派女性
  五 米国右派女性研究から得られる示唆
第二部 保守運動と家族
第三章 日本遺族会における家族言説の変遷
  一 「家族の価値」言説とは
  二 日本遺族会と戦没者妻たち
  三 分析方法
  四 日本遺族会にみる二つの家族言説
  五 “苦労する母親”像と「家族の価値」言説の齟齬
第四章 「家族の価値」をめぐるポリティクス
  一 男女共同参画に反対する人びと
  二 データの概要
  三 「家族の価値」に関する比較分析
  四 「家族の価値」言説の構造
  五 「主婦バックラッシュ」と「ケアの倫理」
第五章 女性たちの男女共同参画反対運動
  一 草の根レベルの男女共同参画反対運動
  二 愛媛県における男女共同参画をめぐる攻防
  三 会員の運動参加経緯
  四 会員たちがA会に賛同する理由
  五 「家族」言説が果たしている役割
第三部 保守運動と女性の生/性
第六章 焦点化される「慰安婦」問題
  一 「行動する保守」の女性たち
  二 分析方法
  三 「行動する保守」女性団体活動動画にみられる傾向
  四 「慰安婦」問題への焦点化
  五 性差別と民族差別が交錯する地点から
第七章 「慰安婦」問題を嗤えない女性たち
  一 活動の場における相互行為への着目
  二 調査対象団体および調査概要
  三 B会をめぐる二つの集合的アイデンティティ
  四 料理教室における参加者たちの相互行為
  五 「慰安婦」問題に関するジョークをめぐって
終章 日本社会で生きる女性たちの保守運動
  一 これまでの議論のまとめ
  二 女性たちの保守運動を成立させる要因
  三 女性たちの保守運動が抱える両義性
  四 「女性運動」として読み替える
  五 「右傾化」現象とジェンダー