三原 裕子/著 -- ひつじ書房 -- 2019.12 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /818.3/5047/2019 7112570790 配架図 Digital BookShelf
2020/02/14 可能 利用可   0

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ISBN 4-89476-959-5
ISBN13桁 978-4-89476-959-5
タイトル 江戸語資料としての後期咄本の研究
タイトルカナ エドゴ シリョウ ト シテ ノ コウキ ハナシボン ノ ケンキュウ
著者名 三原 裕子 /著
著者名典拠番号

110005151380000

出版地 東京
出版者 ひつじ書房
出版者カナ ヒツジ ショボウ
出版年 2019.12
ページ数 13, 497p
大きさ 22cm
シリーズ名 ひつじ研究叢書
シリーズ名のルビ等 ヒツジ ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号 言語編第159巻
シリーズ番号読み ゲンゴヘン-159
価格 ¥8800
内容紹介 従来、江戸語資料としての価値を認められることが少なかったものの、市井の会話が得られる資料と言える後期咄本。表記・語彙・語法他の視点から、江戸語が上方語的要素を脱し、独自の発展を遂げた変化の要因を論じる。
書誌・年譜・年表 文献:p481~486
一般件名 日本語-方言-東京都-歴史-近世-ndlsh-001356724,咄本-ndlsh-00562899,江戸-ndlna-00634075
一般件名 日本語-方言-東京都 , 咄本
一般件名カナ ニホンゴ-ホウゲン-トウキョウト,ハナシボン
一般件名典拠番号

510395111040000 , 511537600000000

分類:都立NDC10版 818.36
資料情報1 『江戸語資料としての後期咄本の研究』(ひつじ研究叢書 言語編第159巻) 三原 裕子/著  ひつじ書房 2019.12(所蔵館:中央  請求記号:/818.3/5047/2019  資料コード:7112570790)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153490322

目次 閉じる

序章
  1.はじめに
  2.用語と時期区分
  3.本江戸と江戸語
  4.咄本の資料価値の検証と本書で対象資料としたことの意義
Ⅰ 表記変化を促したもの
第1章 仮名の用法
  1.はじめに
  2.調査の概要
  3.字体
  4.考察
  5.まとめ
第2章 漢字の用法
  1.はじめに 調査の目的
  2.調査方法と対象
  3.概況
  4.漢字使用からの分析
  5.漢字表記語からの分析
  6.おわりに
第3章 振り仮名の用法
  1.はじめに
  2.調査の方法と対象
  3.振り仮名使用の量的な傾向
  4.振り仮名の用法
  5.おわりに
Ⅱ 表記からわかること
第4章 『鹿の巻筆』写本の資料性
  1.はじめに
  2.対象とした資料について
  3.観察と分析
  4.両写本の頭注について
  5.おわりに
第5章 語義意識の薄れと付加による表記の変化
  1.はじめに
  2.各語の表記と考察
  3.おわりに
  4.表B<侍>.表D<灯>.表E<禿>.表G<煙>
  5.<テキスト資料 咄本略解題>
第6章 /i/を表す仮名遣いと作家の位相の違い
  1.はじめに
  2.概要 早大本笑話本集の/i/を表すことのある仮名の調査結果
  3.おわりに
Ⅲ 語彙からわかること
第7章 <相の類>の役割を担った<体の類>
  1.はじめに
  2.調査の概要
  3.分析
  4.考察
  5.まとめ
  6.おわりに
第8章 時間の表現を越える「日にち」の語彙
  1.はじめに
  2.調査概要
  3.全体の概況と考察
  4.おわりに
Ⅳ 上方語的要素を脱却していく語法
第9章 ハ行四段動詞と形容詞のウ音便形
  1.はじめに
  2.先行文献と調査方法
  3.『浮世風呂』に現れたウ音便形の概況と考察
  4.後期咄本に現れたウ音便形の概況と考察 形容詞とハ行四段活用動詞
  5.まとめ
  6.おわりに
第10章 格助詞「へ」と「に」の使用
  1.はじめに
  2.調査の方法と概況
  3.接続する動詞と格助詞「へ」と「に」の使用傾向について
  4.おわりに
第11章 原因・理由を表す条件節
  1.はじめに
  2.概況と考察
  3.まとめ
Ⅴ 類型化と使用層の変化
第12章 助動詞「やす」の衰退
  1.はじめに
  2.調査の方法と概況
  3.各時期における「やす」使用
  4.おわりに
第13章 「ませ」と「まし」の交替現象
  1.はじめに
  2.調査の概要
  3.考察
  4.作者からの分析
  5.まとめ
  6.おわりに
第14章 三笑亭可楽作品の「ござる」
  1.はじめに
  2.対象とした作品と方法
  3.調査結果
  4.作品ごとの検討
  5.考察
第15章 前期噺本の「ござる」
  1.はじめに
  2.先行研究
  3.調査資料の概要
  4.全体的な傾向と考察
  5.作品ごとの検討と考察
  6.まとめ
  7.おわりに
終章
  1.はじめに
  2.衰退・消失のパタン
  3.変化に読み手側の要素が介在したもの
  4.板元や書き手側の意向が反映したもの
付章 三笑亭可楽作「新作おとしはなし」における江戸語
  1.はじめに
  2.後期咄本の体裁の変化
  3.概況
  4.おわりに
付録 早稲田大学中央図書館蔵「新作おとしはなし」翻刻ならびに注釈