山本 幸正/著 -- 早稲田大学出版部 -- 2020.1 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /910.26/マ1/676 7112648838 配架図 Digital BookShelf
2020/03/03 可能 利用可   0

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ISBN 4-657-20802-6
ISBN13桁 978-4-657-20802-6
タイトル 松本清張が「砂の器」を書くまで
タイトルカナ マツモト セイチョウ ガ スナ ノ ウツワ オ カク マデ
タイトル関連情報 ベストセラーと新聞小説の一九五〇年代
タイトル関連情報読み ベスト セラー ト シンブン ショウセツ ノ センキュウヒャクゴジュウネンダイ
著者名 山本 幸正 /著
著者名典拠番号

110004964090000

出版地 東京
出版者 早稲田大学出版部
出版者カナ ワセダ ダイガク シュッパンブ
出版年 2020.1
ページ数 5, 292p
大きさ 22cm
シリーズ名 早稲田大学エウプラクシス叢書
シリーズ名のルビ等 ワセダ ダイガク エウプラクシス ソウショ
シリーズ番号 021
シリーズ番号読み 21
価格 ¥4000
内容紹介 松本清張と新聞小説のかかわりについて考察。清張の新聞小説第一作「野盗伝奇」、ブロック紙掲載「黒い風土」を取り上げると共に、「砂の器」初出誌を調査し、その新聞小説としての姿に迫る。石川達三と川崎長太郎にも触れる。
個人件名 松本, 清張, 1909-1992-entity-00041806
個人件名カナ マツモト, セイチョウ
個人件名 松本 清張
個人件名カナ マツモト セイチョウ
個人件名典拠番号 110000926830000
一般件名 新聞小説
一般件名カナ シンブン ショウセツ
一般件名典拠番号

511870200000000

分類:都立NDC10版 910.268
書評掲載紙 日本経済新聞  2020/02/29   
資料情報1 『松本清張が「砂の器」を書くまで ベストセラーと新聞小説の一九五〇年代』(早稲田大学エウプラクシス叢書 021) 山本 幸正/著  早稲田大学出版部 2020.1(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/マ1/676  資料コード:7112648838)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153501081

目次 閉じる

序章 松本清張と新聞小説の一九五〇年代
  一 時代が変わっても
  二 松本清張と読者をつなぐメディア
  三 新聞小説の黄金時代
  四 新聞小説という問題
  五 松本清張の新聞小説観
  六 清張、新聞小説へ向かう
第一部 新聞小説家と私小説家
第一章 マスメディアの中の小説家-新聞小説家としての石川達三
  一 石川達三の「妖気」
  二 「望みなきに非ず」と新聞小説の戦後
  三 「悪の愉しさ」から「四十八歳の抵抗」へ
  四 文化人としての新聞小説家
第二章 新聞小説家の意見-石川達三の「自由」談義
  一 石川達三の「自由」論
  二 「自由の敵」論争
  三 石川達三という問題
  四 「自由の敵」ではない「四十八歳の抵抗」
第三章 ブームとなった私小説家-川崎長太郎の読者戦略
  一 なぜ川崎長太郎だったのか
  二 私小説家・川崎長太郎
  三 私小説家の読者戦略
  四 「硬太りの女」と『鍵』
  五 石川達三の読者/川崎長太郎の読者
  六 松本清張へ
第二部 清張、新聞小説を書く
第一章 新聞小説第一作-「野盗伝奇」論
  一 「乱波」の物語
  二 「野盗伝奇」を追いかけて
  三 新聞小説としての「野盗伝奇」
  四 新聞小説の読者と松本清張
  五 メディアミックスの中の「野盗伝奇」
  六 「野盗伝奇」以降の新聞小説における清張
  七 「黒い風土」へ
第二章 清張は新聞小説をどう書いたのか-「黒い風土」の執筆風景
  一 清張の忍耐力
  二 「黒い風土」の原稿
  三 速記者の存在
  四 訂正記事
  五 新聞小説における挿絵画家の存在
  六 絵組み
  七 挿絵画家との争闘
第三章 ブロック紙の読者への戦略-新聞小説としての「黒い風土」
  一 求められた地方性
  二 「黒い風土」における「地方の実景」
  三 小説における職業という記号
  四 欲望された記者
  五 「黒い風土」の時代の記者
  六 新聞社の週刊誌編集部
  七 社会部記者と週刊誌記者
  八 新聞を読む新聞小説
  九 地方紙の一九五九年
第三部 「砂の器」を読む
第一章 全国紙の新聞小説への挑戦-「砂の器」のたくらみ
  一 ベストセラーとなった「砂の器」
  二 サスペンスの語り、そして生活のリアリズム
  三 新聞を読む新聞小説
  四 引用の小説、「砂の器」
  五 新聞小説に引用される新聞の言説
  六 読者の世界/今西の世界/表象の世界
  七 「砂の器」のその後
第二章 <眼>から<耳>へ-「砂の器」を聴く
  一 松本清張における<音>
  二 「砂の器」とミュージック・コンクレート
  三 <眼>から<耳>へ
第三章 「砂の器」以降の清張、あるいは新聞小説についての覚書
  一 全国紙の朝刊へ
  二 二人の“社会派”小説家
  三 「落差」の反響
  四 ベストセラー作家を超えて