小谷 量子/著 -- 勉誠出版 -- 2020.2 --

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中央 3階B 一般図書 /721.4/5097/2020 7112728213 配架図 Digital BookShelf
2020/03/20 可能 利用可   0
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ISBN 4-585-22257-6
ISBN13桁 978-4-585-22257-6
タイトル 歴博甲本洛中洛外図屛風の研究
タイトルカナ レキハク コウホン ラクチュウ ラクガイズ ビョウブ ノ ケンキュウ
著者名 小谷 量子 /著
著者名典拠番号

110006904260000

出版地 東京
出版者 勉誠出版
出版者カナ ベンセイ シュッパン
出版年 2020.2
ページ数 9, 496, 9p
大きさ 22cm
価格 ¥10000
内容紹介 現存最古の洛中洛外図屛風である「歴博甲本洛中洛外図屛風」には、実は歌や物語など文学が描かれている。芸術志向の近現代絵画とは異なる中世絵画の特徴をふまえ、歴博甲本の主題、注文者、そして作者を明らかにする。
一般件名 洛中洛外図-00569269-ndlsh,屏風絵-00561150-ndlsh
一般件名カナ ラクチュウラクガイズ-00569269,ビョウブエ-00561150
一般件名 洛中洛外図
一般件名カナ ラクチュウ ラクガイズ
一般件名典拠番号

530295700000000

分類:都立NDC10版 721.4
資料情報1 『歴博甲本洛中洛外図屛風の研究』 小谷 量子/著  勉誠出版 2020.2(所蔵館:中央  請求記号:/721.4/5097/2020  資料コード:7112728213)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1153508575

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序論 歴博甲本洛中洛外図屛風研究史と本書の構成
  はじめに
  第一節 洛中洛外図屛風研究史
  第二節 本書の課題と構成
第一部 歴博甲本洛中洛外図屛風に描かれた戦国期京都について
第一章 歴博甲本洛中洛外図屛風将軍邸近辺の空間構造
  はじめに
  第一節 小川御所と宝鏡寺・南御所の位置
  第二節 細川勝元・政元邸の位置
  第三節 大永度御所と細川高国・晴元邸の位置
  第四節 戦国期京都の状況
  おわりに
第二章 歴博甲本洛中洛外図屛風に描かれた比丘尼御所の住持
  はじめに
  第一節 戦国期三時知恩寺の住持
  第二節 戦国期大慈院(南御所)の住持
  第三節 戦国期宝鏡寺の住持
  第四節 戦国期曇華院(通玄寺)の住持
  第五節 戦国期光照院の住持
  おわりに
第二部 歴博甲本洛中洛外図屛風に描かれた歌・物語絵
第一章 歴博甲本洛中洛外図屛風に描かれた歌絵
  はじめに
  第一節 細川高国辞世の句
  第二節 足利義澄文亀三年三十六番歌合
  おわりに
第二章 三条西邸鶯合と近衛邸の風呂
  はじめに
  第一節 三条西邸鶯合
  第二節 近衛邸の風呂
  第三節 足利義晴と細川高国
  おわりに
第三章 祇園会再興と足利義澄
  はじめに
  第一節 祇園会再興関係幕府文書発給人
  第二節 祇園会と将軍
  第三節 祇園会見物
  第四節 祇園会再興理由
  おわりに
第四章 足利義澄の観能と参内
  はじめに
  第一節 足利義澄と観世能
  第二節 足利義澄と参内
  おわりに
第五章 宝鏡寺・南御所の所領と歴博甲本に描かれた白布
  はじめに
  第一節 宝鏡寺・南御所の根本所領
  第二節 足利義澄と白布棚公事
  第三節 宝鏡寺白布伸子張りと義澄
  おわりに
第六章 歴博甲本制作契機と『融通念仏縁起絵巻』
  はじめに
  第一節 甲本制作契機
  第二節 『融通念仏縁起絵巻』と洛中洛外図
  おわりに
第三部 室町後期歌絵
第一章 室町後期における歌絵享受
  はじめに
  第一節 やまと絵と景物画、近世初期風俗画の研究史
  第二節 室町後期における歌絵の事例
  第三節 工芸品に見る歌絵
  第四節 初期洛中洛外図屛風にみる歌絵
  おわりに
第二章 歌絵・物語絵の表現手法
  はじめに
  第一節 歌絵の表現手法
  第二節 歌・物語絵と異時空間同図
  第三節 絵画表現と絵画制作
  おわりに
補論 「伊勢物語」二十三段筒井筒について
  はじめに
  第一節 男の歌について
  第二節 男の身分と高安の女の身分について
  第三節 「けこ」の器物について
  第四節 「手づからいひがひとりて」について
  第五節 「心憂がり」になった理由
  第六節 高安の女の歌
  第七節 大和の女と高安の女の「粧う」
  まとめと結論
補論 藤原重雄氏「上杉本「洛中洛外図屛風」をめぐる新説について-行列従者・輿の理解-」について反論
  はじめに
  一、輿
  二、小者の人数
  三、絵の読み解きについて
  おわりに
結論
  歌・物語絵としての歴博甲本洛中洛外図屛風
  はじめに
  <本書のまとめ>
  <総括>